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会社

有限会社と株式会社の違いを教えてください。 有限会社より株式会社の方が良いと聞きましたが、どのような違いがありますか?

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  • t_ohta
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回答No.1

設立時の最低資本金が有限会社の方が少ないとか、有限会社は取締役は1名でもOKで任期は無期限でもOK、監査役不要とかが大きな違いですかね。 あとは株式会社は市場からの資金調達ができますが、有限会社は社債の発行など市場からの資金調達ができないというのも違いですね。 株式会社は決算公告義務があるけど有限会社は決算公告義務が無いのも違いですね。 現在は有限会社法が廃止されているため、有限会社の新規設立は出来ません。 また、法改正以前に設立され現在も有限会社を名乗っている会社も現行法上は株式会社という扱いで、旧有限会社法の規定に準じた運用が継続して認められていて、商号にも有限会社の使用が認められた特例有限会社というモノになります。

その他の回答 (1)

  • hue2011
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回答No.2

いまは有限会社は作ることができません。 有限会社法がなくなったからです。 この質問は30年前ぐらいだったら有効な質問でしたので一応そこからご説明しておきます。 会社は創業者にとって有限責任のものか無限責任のものかという視点があります。仮に大きな営業損を負ったとき、無限責任の会社の場合は創業者自体がその負債を負って生涯かけて対応せねばならず、その責任は相続者にそのまま引き渡されます。 無限責任会社というのは合名会社とか合資会社という名前のものです。社長がそのまま会社と同じものであるというとらえ方をします。酒造とか職人の会社がこの形態をとっています。つまり社長自体の能力だけで運営しているものなので、だれも引き継げない局面を持っている業務です。 有限責任会社というのは、社長を辞めることが可能な会社です。 辞めたら、その会社の借金は社長個人とは切り離されます。 その代わり、社長はだれかが引き継ぐことが可能で、業務を回せないといけない。 こういう会社は、商店とか卸売とかそういう分野に向いています。 次に、今はなき有限会社と株式会社の話をします。(ちなみに昔有限会社として設立した会社はいまも存在はできています。新たに登記することが不可能なだけです) 両方とも株という形で資本金を持ちますが、株式会社の場合は株を公開することができます。みうちだけでないよそのひとたちにお金を出してもらいそれを資本金にできるのです。 資本金というのは負債ではありませんから一切返済する必要はありません。もらいっぱなしです。 ただ、乞食じゃないですから、どういう事業をやっているか説明し、いただいた資本金がどう運用されているかを報告する義務があります。これが株主総会です。このとき会社を代表し責任者として対応するのが代表取締役です。だいたい社長と言われているひとが代表取締役です。 時期によりますが、おおむねのことをいいますと、有限会社というのは創立者一人で登記できます。それに対し株式会社は発起人というのが7人ぐらい必要で、ある事業をする計画に合意している複数人が印鑑証明入りの書類を作らないと登記はできません。株式会社のほうが社会性が高いということです。 ある時期まで、創業時資本金が、有限会社は30万ぐらいで、株式会社は100万円が必要でした。 ところが、バブルがはじけたりデフレとかいろいろな状況の対応のため、起業をあまりきびしく取り締まらないほうがいいという考えで「0円起業」というのを許したのです。もちろん株式会社ですから資本金なしでは回りませんので、数年の猶予を与え、数年後は資本金1000万にするのであればとりあえず0円でも登記可能としたのです。 おわかりでしょうが、こんなことをされたら有限会社という存在に意味がなくなります。準株式会社みたいな扱いである、そして資本金が少なくてすむ、という意義が何もなくなりませんか。 そして有限会社法が廃止され、新しい会社法というものができたのです。 従来の有限会社みたいに一人でも設立でき、有限責任式の小さい会社組織がやっぱり必要だろうという考えで「合同会社」というのがあらたに設定されました。 これは社長というものがおらず、社員代表というのがいるだけのものなので、株主総会で代表取締役がつるし上げを食らうなんていうことはありません。 現在はそういう状態になっています。

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