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important to について

お世話になっております。 以下についてお教え頂けないでしょうか。 important to とimportant forはどのよな理由で使い分けるのでしょうか? 辞書からの例文を以下に書きました。 The matter is very [highly] important to us. Sleeping well is important for your health. これらは理由があって使い分けられているともいますが、その理由がわかりません。 お教え頂ければ幸いでござます。

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  • Nakay702
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回答No.2

>important to とimportant forはどのよな理由で使い分けるのでしょうか? ⇒むずかしいです!(以下は、私の「復習」です。) 確かに、どちらも「前置詞+名詞」で、どちらも「~にとって、~のために」などと訳せる部分で、区別がしにくいですね。しかし、それぞれの前置詞の原義ともいえる空間関係の規定の仕方を見ると分かりやすいかも知れません。toは「~へ向かって」、forは「~あたりに、~にわたって」ですから、to+(代)名詞は、「行為や事柄が向けられる対象」を示し、for+(代)名詞は、「行為や事柄が適合する場面・局面・範囲」などを表す、と言えるかも知れません。 ということから、to+○○の(代)名詞部分は「人」が多く、for+○○のそれは「事・物・事柄」を表す語句が多くなる傾向があると思います。to+○○やfor+○○をそれぞれ重ねたり、両方を一緒に使ったりできます。(一部上の例文を借りて変形します。) The matter is important to us, ( not to them). 「その問題は、(彼らにとってでなく)我々にとって重要である」。 Sleeping is important for your health (and much more for life). 「睡眠は、あなたの健康にとって(まして生命にとって)重要である」。 Talking is good to my grandmother for her mind health. 「話をすることは、祖母にとっては心の健康によい」。 しかし、この組み合わせは、もちろん、絶対ではありません。 Smoking is dangerous to your health.「喫煙はあなたの健康にとって危険です」。 This is not recommendable for you.「これはあなたにお勧めできません」。 のように、to+「事」も、for+「人」の組み合わせもかなりあります。 ところで、一般にto・for+○○は副詞句ですから、これは文の従要素で、他方、間接目的語はSVOO(第4文型)などを構成する文の主要素の1つですね。ところが、(用法にこだわらず形式だけで見れば)to+○○やfor+○○の(代)名詞が「人」を表す場合、それは間接目的語の意味機能に近くなるので、しばしば相互に入れ替えることができます。 I'll buy a watch for you.「私はお前用に時計を買うつもりだ」(for youは副詞句)。  I'll buy you a watch.「私はお前に時計を買うつもりだ」(youは間接目的語)。 "Did you give him a heart chocolate?"「彼にハートチョコをあげたの?」(himは間接目的語)。  "No, I didn't give it to him."「いいえ、彼にはそれをあげなかった」(to himは副詞句)。 と、このように文法上の区分の境目がひどく曖昧になります。もともとこの2種類は1つの範疇内にあったもので、それで、言語によっては「与格」(dative)とか「位格」(locomotive)と、ひとまとめにして扱われる場合もあります。 ということで、to+○○と、for+○○の違いは非常に微妙で、ほとんど違いがないようにも見えますが、あえて違いを「つける」とすれば次のように言うしかなさそうです。 ☆ to+(代)名詞:「行為や事柄が向けられる対象」を表す。 「人」を表す語句と組むことが多い。 ☆ for+(代)名詞:「行為や事柄が適合する場面・局面・範囲」を表す。 「事」を表す語句と組むことが多い。 ただし、どちらの特徴も絶対的ではなく、相対的な傾向に過ぎず、また双方とも、その文法的範疇化に関しては確定できない、曖昧な部分が残ります。 …ますますこんがらがってしまって、ごめんなさい。 以上、ご回答まで。

cia1078
質問者

お礼

詳細にわかり易くお教え頂きありがとうございました。 とても助かりました。

cia1078
質問者

補足

いつもながら、詳細かつわかり易くお教え頂きありがとうございました。 Nakay702 さんにお教え頂いた以下のご説明を念頭置きたいと思います。 to+(代)名詞:「行為や事柄が向けられる対象」を表す。 「人」を表す語句と組むことが多い。 for+(代)名詞:「行為や事柄が適合する場面・局面・範囲」を表す。 「事」を表す語句と組むことが多い。 本件のご回答で随分お時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした。 よい勉強が出来ました。 Nakay702さん、 質問は変わりますが、以下についてお教え頂けないでしょうか。 いくら考えてもわからないものでNakay702さんのお力をお借りできればありがたいです。 worryは自動詞と他動詞があります。辞書で自動詞として扱われている例文の中に以下があります。 どうして自動詞worryがthat節をとれるのでしょうか? すなわちworryが目的語をとれるのでしょうか? とても不思議でなりません。 2つの辞書から以下の例文をコピーしました。 二つとも、自動詞として辞書で扱われています。 He worried (that) the train might be late again. <V+O ((that) 節)> I worry that she won't be at the airport. ご教授頂ければ幸甚でございます。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
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回答No.3

「補足コメント」を拝見しました。以下のとおりお答えします。 >どうして自動詞worryがthat節をとれるのでしょうか? ⇒このthat節は、「~することを」(目的節)ではなく。補語節です。 worry (that) ~で、「~ではないかと気にかかる」というような意味です。 >二つとも、自動詞として辞書で扱われています。 >He worried (that) the train might be late again. <V+O ((that) 節)> >I worry that she won't be at the airport. ⇒確かに二つとも、自動詞「~ではないかと心配する」です。 これらを他動詞「~ではないかと(-を)心配させる」を使った構文にするとこうなります。 He was worried (that) the train might be late again. I am worried that she won't be at the airport. または、 He worried himself (that) the train might be late again. I worry myself that she won't be at the airport.

cia1078
質問者

お礼

別の質問にも関わらず、再度お教え頂きありがとうございました。 とても助かりました。 補語節というものがあるのですね。 初めて知りました。 be worriedとworryを形容詞化すると目的語thatをとれることを学ばせて頂きありがとうございました。 お礼まで

回答No.1

同じような意味で単語が違う場合に、何か使い分けがある場合と どちらでも変わらなく、たまたま一方が使われているということがあります。 important の後は to/for 両方あり、 今回の場合、たまたまの方でしょう。 人の場合は to というのが若干はあります。 convenient であれば to は人のみ、 for は人にもものにも。 しかし、important は to ものもあります。 It is important ... to do と不定詞が形式主語の後に来る場合は for でしょう。 英語に慣れてくると for ~で「~にとって」 という感覚になると思いますが、 「~に(対して)」の to も「~にとって」的な意味で使えます。 to は直接的影響、for は間接的影響というのはあります。

cia1078
質問者

お礼

今回もご説明ありがとうございました。 worriedを形容詞と考えるのですね。 よい勉強が出来ました。