医師の誤診と責任を明らかにする方法
鬱の症状があり、精神科に通院していました。
こちらはどのような症状があるかを説明し、うつ病の治療のつもりで通院治療を続けていたのですが、数ヶ月間治療を続けた後に、医師が統合失調症と診断していたことがわかりました。
そこで、この精神科にかかる前に通院していたクリニックにも問い合わせたところ、そのクリニックでも統合失調症という診断をされていたことがわかりました。
どちらの精神科でも、私はうつ病のつもりで治療を受けており、私が説明した症状も、うつ病の典型的な症状です。
統合失調症について調べたところ、陽性症状(幻聴、幻覚、妄想など)と陰性症状(気分の落ち込みや思考力の低下など)というものがあり、そのうちの陰性症状が、うつ病の症状と似ていることから、誤診も多いということがわかりました。
私には陽性症状はありません。
両方の精神科医に、統合失調症と診断した根拠を尋ねたところ、
・統合失調症の薬を処方したら、症状が改善したから
・紹介状に書かれていた診断名(統合失調症)を基準に考えて、それを否定するものが診察の中で見当たらなかったから
という回答がありました。
しかし、処方された薬の効能を調べたところ、統合失調症以外の疾患にも使われるもので、この薬への反応を根拠に、統合失調症と断定することはできないものと思われます。
また、統合失調症の陰性症状とうつ病の症状は似ていることから、こちらがうつ病のつもりで症状の説明をしているという状況では、「統合失調症を否定するもの」が見当たらないのは当然です。
(統合失調症と診断されているとは知りませんでしたし、その時はうつ病と統合失調症で似た症状があるということも知りませんでしたので)
こちらはうつ病のつもりで治療を受けていたのですが、知らされないまま、統合失調症の治療をされていたのです。
現在、自分の意思で通院をやめ、薬の服用も止めてから数ヶ月経っています。
通院していたときより、陰性症状が重くなったということはなく、以前と同様、陽性症状は全くありません。
気分の落ち込みや疲労感を改善する効果のあるサプリメントを飲んだり、気分転換を図ったりして、むしろ改善傾向にあります。
本当に統合失調症だったら、薬をやめて数ヶ月で症状が改善することはないように思われます(医師には、統合失調症で薬の服用をやめることは非常に危険だといわれました)。
他の状況も考慮すると、統合失調症という診断はあきらかに誤診なのですが、
もし、医師の診断を信用していたら、一生、統合失調症の症状の悪化におびえながら薬を服用していたかと思うと、とても怖いと思います。
また、統合失調症と言われた時のショックや、その病気のことを調べたり、将来のことを考えたりしていたときの心痛は大変なものです。
患者にそういう負担(恐怖心)を与え、一生を左右する可能性のある病気だと診断するのに、こちらが納得できる根拠もなく、本当に必要な治療なのかどうかもわからないような治療を、患者に知らせずに続けていた医師には、怒りすら覚えます。
可能なら訴訟も、と考えているのですが、私がかかっていた医師に限らず、精神科自体が誤診の多い診療科であることから、裁判という形で、誤診とその責任を医師に問うことができるのかどうか、わかりません。
このような場合、どのような形で医師の責任を問うことが出来るのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 統合失調症でしたか。 妄想の詳細は知らなかったので助かりました。 罹患数から考えても、多分そうなのでしょうね。 対応の仕方を勉強したいと思います。