うつ病は治る病気ですが統合失調症は基本的に完治するケースは稀で、
服薬をし続けなければいけないというリスクがあります。
そして特有の認知機能の問題があるのと、再発を繰り返す病気なので就労できない人がおそらくうつ病よりは多いと思います。
欠格事由というものがあり、昔は統合失調症者は医療職、調理師などにはなれない時期がありました。
今でも採用時にそのような事実が判明すると、まず採用されないでしょう。
統合失調症には根強い差別・偏見があります。
反面「うつ」はうつ病ではなくても「うつ状態」や「うつっぽい」など社会的に容認された用語でもあります。
先にも述べましたがうつ病は基本的に完治する病気です。
しかし統合失調症は再発を繰り返し、徐々に機能が低下し、健常人よりも早い時期(60代後半くらい)に荒廃状態(認知症様の状態)になるケースが多いようです。
以上のことから、私の見解では統合失調症のほうが大変だと思います。