- ベストアンサー
囲碁終局のことば
初心者ですが囲碁は終局がなにかあいまいな感じがします。 後はダメ詰めですかね・・っていう終わり方は初心者同士ではダメ詰め時点でアタリを見逃したりしてトラブルの元のように思います。 私は黙ってダメまで詰めて自分の手番でパス。相手も手番でパスで終局がトラブルなく良いと思いますが、パスって英語は違和感を感じますが、日本語で適当な文言は何でしょうか?ちなみに江戸時代のお城碁の頃はなんていっていたかご存知の方いらっしゃいますか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 幽玄の間では相手の手番でこちらから「終局要請」というボタンがあります そうですね、自分は打ってしまって、相手に打たせないで「終わりにしょう」では不公平だと思います。 その仕組みだと、例えば自分(黒)が打ってから、「あっ!後手があそこに放り込むと自分の黒の大石が死ぬ」と気がついたので、後手が放り込みに気がつかない内に「終局要請」ボタンを押して碁を終わらせよう、というようなこともできるわけです。 だから、終局要請ボタンが押されたからと言って、すぐに賛同はしないほうがいいですね。 「要請は要請で、命令ではないのだから、イヤなら断れば良い」とは言えるものの、そういう汚い作戦が採れるような仕組みにしてあるのは、良くない仕組みだと思います。 ただ、パソコン通信の場合、対局者はいろいろな状況にいます。例えば、対局中に大事な客が来て対局が続けられなくなる場合だってあるでしょう。急に腹痛でトイレに駆け込みたい場合もあるかも。 相手が打つまで待てないかもしれません。 そんなとき、黙ってパソコンのスイッチを切られてしまうよりは、終局要請ボタンを押して、「終わりにしたい」という意思表示をして姿を消してもらったほうがいいわけです。 (幽玄の間にチャット機能などあるのかどうか知りません) そんなことを考えての「終局要請」ボタンなのではないか、と推測して、私は要請ボタンの存在を認めたい(ボタンの存在自体がルール・マナー違反とまでは言えない)と思います。 前回書き忘れましたが、棋院囲碁規約の載っている本は、1997年12月1日発行の本ですので、多少変わっているかもしれません。大手合いなどは廃止されたみたいですし、昇段規定などは、明らかに変わっていますから。
その他の回答 (3)
数え碁ではダメ詰めもなくなり手番の人が「もうありませんね」と相手に確認して同意すれば終局。 途中で投げる場合は「ありません」「負けました」などの言葉とあげはまの石を盤上に一つ置くことが明確な投了の意思表示です。
お礼
回答ありがとうございました
補足
「ありません」はヒカルの碁によく出てきましたが中押し負けの宣言として一般的ですね、パスに当たる言葉として使われると私は混乱してしまいます。先日年配の礼儀正しい方がダメつめにはいったころ「ありません」おっしゃったので投了かと思いましたらパスの意味で使われたようです。教えていただいたように石を置く動作と合わせて使えば間違いななさそうですね。 ただし今までにそのようにされた方は見たことがありません。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
いわゆる「パス」を、日本語では「着手の放棄」と言います。 したがって、「パスします」と言いたくなければ、「(着手を)放棄します」とでも言えばいいかと思います。 日本囲碁規約 第9条1 (終局) 一方が着手を放棄し、ついで相手方も放棄した時点で、「対局の停止」となる。 ちなみに、 同条2 対局の停止後、双方が石の死活及び地を確認し、合意することにより対局は終了する。これを「終局」という。 同条3 対局の停止後、一方が対局の再開を要請した場合は、相手方は先着する権利を有し、これに応じなければならない。 ※再開しても、相手方は着手を放棄することも可能。
お礼
囲碁規約をご紹介いただきまして大変参考になりました。意外とベテランの方でも知らないのではないかと思いました。
補足
対局の停止後に合意というのが正式なのですね。日本棋院の幽玄の間の終局の仕様がこのようになっているのはそのためだと思いました。ただし幽玄の間では相手の手番でこちらから「終局要請」というボタンがあります。これは規約からするとおかしいと思いました。実際の対局でもやはり相手の手番でこちらから「もう終わりですね」というのは規約違反マナー違反といえると思いましたが、どうでしょう。
- E-1077
- ベストアンサー率25% (3258/12620)
「ありません」がいわゆる中押しか負けを認めた言葉になりますね。もしくは「負けました」これらはスッキリしていて、良いと思います。
お礼
早速回答ありがとうございます。質問が分かりにくくて数みません。中押しでの終局でなくて、地の計算まで行った時の場合です。
お礼
質問の意図をよくわかっていただいて丁寧な回答ありがとうございました。