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ブリなどの出世魚 なぜ地域で呼び名が違う?
- ブリなどの出世魚は地域によって呼び名が異なります。関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと呼ばれ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼ばれます。能登ではツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリと呼ばれます。地域ごとに呼び名を決めた理由は明確ではありませんが、大きさで呼び名を変えることが便利だと考えられた可能性があります。
- ブリなどの出世魚は体の大きさによって呼び名が変わりますが、地域によっても呼び名が異なることがあります。関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、能登ではツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリと呼ばれます。なぜ地域ごとに異なる呼び名があるのかは明確ではありませんが、大きさで呼び名を変えることが便利だと考えられた可能性があります。
- ブリなどの出世魚は地域によって呼び名が異なることがあります。関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、能登ではツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリと呼ばれます。地域ごとに異なる呼び名を決めた理由ははっきりしていませんが、大きさで呼び名を変えることが便利だと考えられた可能性があります。
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簡単な説明にいたします。 出世魚というのは、成長が段階的なんです。 たとえば最終的に80センチぐらいまでに成長する魚があったとして、必ずひと月に1センチずつ大きくなるというようなものであれば、どの段階でも同じ名前のはずです。 女優でいうと、浅丘ルリ子なんていう人がこれにあたり、もちろん歳はとっているのはわかりますが、20代でやった娘役の演技を70代でやったとしてもあまり齟齬は感じません。肉体がどうであるというのじゃなく、演技としてみますから。 そうではなく、10センチぐらいになったらそこで3か月ほど、20センチで4か月ほどいる、というような成長をする魚なのであれば、その大きさで別名を与えるのは不自然じゃありません。 それと、段階的成長をする魚の場合、段階ごとに味が変わるということがあります。基本的に同じ種だというのはわかりますけど、ワラサと言うものとブリというものは明確に味わいが違います。 女優でいうと竹下景子なんていう人は、20代では娘の役をこなしていましたが、今はバーさんの役を喜んでやっていまして、おかしくありません。顔を見ると別にしわしわよぼよぼになっていないけど、別のもんだと誰でも感じます。 段階的に違いが出たな、というのはおそらく漁師が手で感じるはずです。だからいまとっているのが何と呼ばれる魚かはすぐにわかります。 当然日報なんかにはその魚名で記録するでしょう。 今の時代は、何百キロはなれていても情報を共有したり簡単ですが、昔は地方地方でテリトリーがありますので、関西の猟師が北海道まで漁に出かけるなんてありません。だったら地域地域で呼び名が変わるのも当然と言えば当然です。 環境上海流とか水温によって、段階数が違ってくる可能性があります。それが地方によって微妙に呼び名を変える原因のひとつにもなります。
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- ichikawa2017
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>その地域で呼び名を決めたのでしょうから 決めたというよりも決まったということです。 地域の人達が会話する際にお互いに違っていたのでは通じなくなってしまいます。 現在のように全国的に情報交換がおこなわれていませんでしたのでその地域で暮らす人達の間で通じれば充分でした。 結果的に同じ魚でも地域や地方によって呼称が違うものが沢山あります。 黒鯛などはイツツ、オオグロ、オオスケ、カイス、キシ、クロ、クロゴ、クロジヌ、クロチヌ、クロヂヌ、ケエズ、ケンダイ、サンサイ、シオ、シオチヌ、シラタイ、シラダイ、シロダイ、シロダイマキ、、ズイ、チイン、チヌダイ、チンカク、チンタ、チンチンカイズ、チンノイオ、ツエ、トオサイ、ナベワリダイ、ニサイ、ハゴ、ハダカチヌ、ババタレ、ヒダイ、マキ、マナジ、メエチ、ヨツツ などと無数と言って良いほどあります。 全国的に有名なのがズワイガニの呼称です。 山陰地方では松葉がに越前地方では越前がにとよばれています。 >これは例えばブリは何処の地域でも「大きさで呼び名を変えよう」という発想があったからでしょうか? 変えようという発想ではなく変えていたということです。 地域に限らず、ブリ以外に成長に従って呼称が違う魚は沢山あります。 出世魚とよばれます。 「とどのつまり」という言葉は最終的な状態を表しますが「とど」というのはボラが成長した最終的な呼称です。 >「大きさで呼び名を変えた方が便利だよね」という発想がどこかの地域で発生して、 便利というよりも味覚が違うことから識別していました。 現在も鰯の幼魚をシラスと呼んでいます。 このシラスという呼称も生物学的には違う魚の幼魚も含まれています。 幼魚の段階では類似した味覚であることからあえて識別する必要がないため一括して呼んでいます。 >それが広まっていくうちに「(うちの地域では)こっちの方が呼びやすい」ということで呼び名が変化したのでしょうか? 広まってから変化したのではありません。 その地方々々で独自に自然発生的に生まれた呼称です。 方言の発生と同じことです。 全国的な共通語が広まったから方言が発生した訳ではありません。 蛇足 見かけや味覚のちがいで呼称が違うので有名なのがイクラと筋子です。 どちらも鮭鱒類の魚卵です。 逆に見かけや味覚が類似していることから鱒の魚卵も鮭の魚卵も筋子と一括して使われいます。 新鮮なものが手に入る地域では塩漬けにしたものを筋子、生のものを腹子と区別しています。 イクラという呼称が普及するまではばら子と呼ばれていました。 イクラという呼称もロシア語では魚卵という意味の言葉です。 逆に言いますと数の子も筋子もロシア語ではイクラという呼称になります。 数の子は鰊のイクラで筋子は鮭鱒のイクラという言い方になります。
お礼
味も違うんですね。鰯とシラスなら分かりやすいですが・・・。 それにしても、黒鯛がそんなに色々と呼ばれているとは知りませんでした。 出世魚に関しても、全国何処でも人の発想は同じということなんですね。 回答ありがとうございました。
- chie65536(@chie65535)
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E4%B8%96%E9%AD%9A の「由来」の項を参照して下さい。 要は「流通する時に、それぞれの価値や値段が違っていくるから、名前を変えた方が便利」って事です。 同じ時期に、ワカシとイナダとワラサとブリが流通した時に、全部が「ブリ」って呼ばれると「15~20cmのブリは1匹〇〇円、30~40cmのブリは1匹〇〇円、60cmのブリは1匹〇〇円、60cm以上のブリは1匹〇〇円です」って感じで、メンド臭いです。 こう言うよりも「ワカシは〇〇円、イナダは〇〇円、ワラサは〇〇円、ブリは〇〇円」の方が簡単になります。
お礼
必要に応じて、名前は出てくるということですね。流通、大事ですね。 回答ありがとうございました。
お礼
段階的に大きくなる魚なんですね。魚ってえささえ充分にあれば、同じ割合で大きくなるもんだと思っていました。 人間の発想は、何処に住んでいても同じってことなんですね。出世魚は呼び分けた方が便利、と。 回答ありがとうございました。