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ワープロ以前に小説はどのくらいの時間で書けたのか
ワープロが普及する以前の時代には、長編小説を書くのに、どのくらいの日数がかかったのでしょうか。
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- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3623)
今もそうかわかりませんが、確か赤川次郎さんは手書きだったように記憶しています。 以前テレビで、売れっ子当時の原稿量を換算したところ、一日平均70~80枚だったと紹介されていた記憶があります。 小説はただ原稿を書けばいいわけではなく、アイディアを練る構想にどの程度の時間を費やしたかも考えねばなりませんので、日数で割り出すことは難しいと思います。 純粋に原稿を書くスピードという意味でしたら、赤川次郎さんの例もあります。 筆の早い方ならば、ワープロを利用せずとも一日数十枚のペースで書くことは可能でしょう。
- tarohkaja
- ベストアンサー率29% (66/221)
小説に限らずものを書くには、取材・調査・構成ノート作成などの前段階の仕事が膨大にあり、さて文字にしよう文章にしようという段階になってから、手書きかワープロかは問題になりません。 ただ、電子データになることは革命的な出来事です。 紙に書かれた文字と電子データでは後の作業が決定的にちがいます。 それから訂正(推敲)が容易になったことも大事件と言えるほど大きなことです。もちろん推敲はその人の文章感覚によるものですから、単純にワープロだから容易だという意味ではありません。 ものを書くのに要する時間とは、手を動かす時間ではなく、取材・調査に要する時間とその人の構想力構成力によるので、ペンか機械かによるのではありません。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
同じ才の作家ならワープロより手書きの方が早いはずです。 ワープロだと文字はデータになりますから、誤字脱字には限界があります。あまりにひどいと本に起こせません。 手書きは、思考の型が図示でもなんでも書き留められれば、編集者やリライターが作品になるまで書き起こせます。 編集をやってますが、かつては私にも読めない原稿や、てにをはや人物名などの固有名詞がいい加減で全く理解できないものをあげてくる「大御所」がいましたが、ワープロだと彼らは作品を仕上げることもできなかったと思います。 あと、ワープロってホントに理解されて質問されていますか? 手書きの時代、パソコンが普及する前からタイプライターは存在していて、和文用のものもありました。 ホントに多作の作家さんは、今も昔も口述筆記で、プロのパンチャーがタイプライターやワープロに入力します。 最も多くの原稿を短時間に読み上げていたのは久米宏らしいですけど、うまいパンチャーはたいがい彼より早いので、作家ならたぶん、自分で打つより口述筆記の方が早いはずです。 例外はどこにでもいるわけで、恐ろしく入力が早い作家さんもおひとり知ってはいます。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
ワープロを使うのと、手書きとの一番大きな違いは訂正のやり方だけでしょう。昔の原稿用紙などを見ると、途中を書き直したり矢印で追加分を書き加えたりして見た目が悪いものが多いです。これがきれいにできるようになったというだけの違いにすぎず、小説を作る大半は文面や筋書きを考える時間に費やされますから、結局のところ大して変わりはありません。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
ワープロでも手書きでも基本的には変わらないと思いますよ。 ワープロのメリットは、修正が容易だということ。 手書き原稿だと・・・誤字や脱字、表現を大幅に変えたい時、どうすると思いますか? 太宰治とか夏目漱石の手書きの生原稿がテレビなどで紹介されることがありますが、それを見るとスゴイですよ(^^; 取り消し線に行間の隙間に新たな書き直しがびっしり。 場合によってはすべて書き直しだったりしますよね。 編集の人は苦労するんだろうなぁ・・・と思ったりします。 ワープロだと消して挿入とものすごく簡単。 編集の人もデータで貰えるし、修正履歴を残しながら執筆者に差し戻しも簡単! だから、ワープロというのは白紙の状態から書く時間というのは手書きと比べても、ものすごく短くなるということは殆どありません。 キーボードや画面を見ないで、頭に思い浮かんだことを形式にタイプで鬼面だったら違うでしょうけど、そこまでキーボード入力に慣れている人はあまりいないと思います。 でも、入力時のタッチの感覚が重要だと言ってキーボードにものすごく拘る人はいます。 私なんかは小説ではないですけど、プログラムを打ち込むときは考えながらプログラムコードをほぼ無意識で打ち込んでいることがあります。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
基本的に変わりません。 文章を書く早さそのものより、登場人物の性格を考えて設定したり、ストーリーを構築したり、背景を設定したり、取材をしたりする方がずっと時間がかかります。そもそも小説のアイデアが浮かばなければ何も書けません。 ワープロによって修正が簡単になっただけの事です。 特に寡作と言われるヘミングウェイは、長編は一生のうちに10冊弱しか書いてませんね。1冊平均数年以上かけてます。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
melodyott さん、こんばんは。 一日10ページ位ですかね?一冊300ページだとすると、丸一か月消費するでしょう。