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鴨南蛮とチキン南蛮 別物?

タイトル通りの質問です。 古くからお蕎麦屋さんのメニューにある鴨南蛮とか鶏南蛮の「南蛮」と、最近よく見かけるチキン南蛮の「南蛮」とは別物なのでしょうか? それから、そもそも料理名の「南蛮」とはいったい何を指すのでしょうか?

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回答No.1

鴨南蛮の「南蛮」は長葱のことを指します。 江戸時代に来日した南蛮人がネギを好んで食べたことから、「南蛮」=「ネギ」という言い回しが流行りました。 で、チキン南蛮の「南蛮」は、実は「南蛮漬け(南蛮酢)」が語源となります。 南蛮漬け(南蛮酢)とはいわゆる「マリネ」を指します。ポルトガルやスペインから伝来した唐辛子入りの甘酢に鶏の唐揚げを浸して供したのが始まりになります。 なので、「南蛮」自体の意味は「ネギ(長葱)」ですね。 チキン南蛮は「チキン南蛮漬け」の「漬け」が省略されたものになります。 以上、ご参考まで。

noname#231574
質問者

お礼

なるほど! さっそくに分かり易くご教示いただきまして、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7250)
回答No.2

鴨と鶏の差がないと思う人ならその二つは同じものです。 その差を感じないなら、食用蛙で作っても鶴で作っても同じ味に感じるでしょう。 お酒のあてとしてつくる鴨南蛮というのは、酢と唐辛子をつかった「南蛮漬け」のことを指します。これはイカで作ったりマグロで作ったりもします。 イカ南蛮と鴨南蛮は同じものですか、と質問するのであれば、漬けたれがおなじものですかという意味です。 蕎麦屋のメニューにあるなんとか南蛮というのは、その素材とざく切りにしたネギを入れた蕎麦やうどんのことになります。 普通蕎麦で使うネギは短く輪切りにしたものをかけますけど、数センチの長さで使うわけです。 これが鴨ならかも南蛮だし、鶏ならかしわ南蛮と言うことになります。 先代というか先々代というか2代目三遊亭圓歌のネタに電話をつかったものがあり、あのぐるぐる回す戦前の電話をかけて、「天ぷら蕎麦を頼む」とやったら、いま出ているのは電話交換手で「もしもし、何番につなぐんですか、何番?何番?」と訊かれた。「南蛮じゃねえよ、天ぷらだ」

noname#231574
質問者

お礼

なるほど! 丁寧、詳細にご教示いただきまして、ありがとうございました。