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用具の名前をお教えください。
戦前から戦後しばらくの間、銀行や郵便局の窓口でお金の受け渡しに使われていたお皿(トレイ)の 名前と名前の由来が知りたいのですが。 開口部直径20cmくらい、底部直径16cmくらい、深さ3cm、厚み5mm程度。断面は逆台形。紙製 だったように思います。 一般の商店でも使われていたようで、「バンジョウ」と呼ばれていたとも聞きます。 漁業や農業で使われる籠に、「万丈籠」というものがあるようですが、関連があるのかどうか。 よろしくお願いいたします。
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「ばんじょう」について,しばらく頭をひねってました。 http://www.biolatshop.xyz/products-13180.html 万丈籠は,たとえば上記のようなもので,いまなら「スーパーかご」によく似ています。 商店でこのような籠(上記よりも底が浅くて直径30センチくらい)を使っていた記憶は,天井から顎の高さくらいに吊り下げて,お金を入れていたことです。たとえば,70円の買い物をした客から100円札を受け取ってこの籠に入れ,中からおつりの30円を取り出して客に渡す。一種のレジスタですね。これとの混同ではないでしょうか。 なお,前に書いたカルトンについて,昔もそう呼んでいたかどうか,ぼくは知りません。とくに戦争中は「敵性語」として使用禁止でしょう。たんに「金銭盆」で通じたんじゃないでしょうか。
大手メーカのコクヨ製では「カルトンつり銭受け」と呼ばれており,角形と丸形があります。 http://www.kaunet.com/kaunet/goods/51025199/?FRM=1&SearchParam=variation%3D00009217 カルトン carton はフランス語で,金銭を授受するためのお盆をいうようです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
お礼
事細かくお教えいただき有難うございました。 万丈籠との混同があるのかもしれませんね。 それにしても、今も材質はプラスチックのようですがカルトンという名称で売られていることを 知り、少々驚いたり嬉しくなったりしています。 有難うございました。