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医大6回生、研修先候補決まらず医師像も見えず
医大6回生です。自分がどんな医者になりたいのかわからないので、もうすぐマッチングなのに、研修先病院の候補さえ決まらず、途方に暮れています。 素質とやる気両方から医者としてやっていける気がせず、病院見学もろくに行ってません。将来の夢がわからなくなりました。以下僕の経歴と今の状態に至った経緯です。 // 僕が大学に入った時は丁度ips細胞が発見された時で最先端の医療または研究をしたいと思っていた。親に「ただの臨床に興味が無い」と公言したことがあるし、理学部生物科も考えたくらいだ。第一志望はもちろん京大だったが不合格で、後期の地方の医大に合格してそこに通っている。 基礎医学を全て勉強したものだが、しっくりくる研究テーマが見つからなかった。さらには地方医大に入ってしまった自分が研究するには環境が悪いと思ってしまう。(事実旧帝以外ということだけで研究費補助から弾かれてしまうことも珍しくない) 研究への入口が近い病理医を目指してみるも、実習で死亡した患者の組織像からの考察をする時に複雑すぎて手に負えなくなり、意見を述べることもなくほとんど研修医頼みになって、プレゼンもしどろもどろになって教授から嫌味を言われて気が滅入った。理論的に思考できてしっかり追求できる研修医と自分が雲泥の差で、自分が目指せないと思った。 自分に目指すべきものが完全に無くなった。内科や外科といったものは入った当初と同じく興味を引き付けられなかった。京大病院の病理診断科に病院見学したことがあったが、「お前は研究したいことが無いのに研究を考えているのか」と言われ、もう俺の歩む道が分からなくなった。 性格面でも内向的で気分屋で折れやすくて継続性が無く、対人が苦手で自分が医者をやっていける気がしない。周りの医大生と比べて自分が素質面で劣っていて、初期研修でドロップアウトする危険性さえ感じる。 以上から自分ができる・やりたいというものが全くなく、当然目の前の研修先もわからない。国試の勉強も苦痛である。 //
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- jing0708
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正直に書くと、研究にも臨床にも明らかに向いていないと思う。 一応貴方の言う旧帝大の医療に関する研究がどういう状態かも含めてお伝えします。私の専門は消化器で、特に免疫をメインにやってます。 1. 臨床に関するモチベーションが低いことは、研究領域で活躍しにくくなる 貴方は >僕が大学に入った時は丁度ips細胞が発見された時で最先端の医療または研究をしたいと思っていた< と述べていますが、先端医療を用いるためには基礎的な医学を身につけていなければ出来ません。従って先端医療を志す人間であれば、臨床に対するモチベーションが高くないことは大きな欠陥になります。 2. 医療者、科学者の基本がなっていない >基礎医学を全て勉強したものだが< と書いてありますが、真実とは思えません。疑いたくはありませんが、私自身学位も免許もありますが、基礎医学を全部網羅したと思ったことは一度もありません。基礎医学というものをどのように定義しているかが分かりませんが、余りにも閾値を低く設定しているのではありませんか? 字面をなぞっただけで勉強したと言っているなら、現在の指導教授が余程貴方のことをきちんと指導していないのだと思いますし、臨床実習で指導を担当した人間もちょっと問題だと思います。 3. 感性が研究向きでない >研究への入口が近い病理医を目指してみるも、実習で死亡した患者の組織像からの考察をする時に複雑すぎて手に負えなくなり、意見を述べることもなくほとんど研修医頼みになって、プレゼンもしどろもどろになって教授から嫌味を言われて気が滅入った。理論的に思考できてしっかり追求できる研修医と自分が雲泥の差で、自分が目指せないと思った。< 自己考察の通りだと思います。また、間違えているのは病理医が研究に近いという勘違いです。病理医は極端に言えば職人芸のような部分が強い。なぜなら、染色等による変化に対する評価の定義が曖昧であるケースが多く、主観的に判断する傾向があるからです。 次に考察が複雑過ぎてとありますが、臨床において患者というのは交絡要因が多く如何に適切な回答を見出すために無駄な因子を排除するかが重要になります。これは日頃の訓練が大事であり、指導者と討議するために常に考察を深めていなければなりません。 >さらには地方医大に入ってしまった自分が研究するには環境が悪いと思ってしまう。< とありますが、これも実際に旧帝を見たことがあるわけではありませんよね? 私の場合、旧帝以外の研究室に出向したこともあるので分かりますが確かに研究において旧帝は良い環境である傾向があります。しかし、昨今の科研費など外部費用の獲得については内容が極めて重要になります。例えば腎の領域で名古屋が圧倒的な採択率を誇るのは、それを率いる某教授の手腕が大きいのであって(実際申請書も極めて理知的でありわかりやすい)大学のネームバリューではありません。 そもそも研究費を獲得するだけの力がない学部生が文句を言う筋合いの話ではありません。モノを言えるのは、外部研究費を獲得するようになってから。それまでは与えられた環境で最高の結果を出すのが本分です >「お前は研究したいことが無いのに研究を考えているのか」と言われ< 私でも同じことをいいます。このような言われ方をするということは、卒論に関しても力をあまり入れていないのではありませんか?学部生のうちにせめて1報(ショートでも良い)を submit させるくらいを目標にしなければ研究に向いているとは言えません。私の場合、学部時代は金のない研究室にいましたが院進時に他の研究室から新しい実験系を立ち上げたいから来てくれと言われて現在に至ります。とにかく学部、院生時代は金がありませんでしたが意地で研究を続けた点だけは取り柄だろうと思います。 そうした熱意を貴方からは感じません。漠然と研究したい、漠然とかっこいいコトしたい。そう感じます 最後に、そもそも環境に対する感謝がない。 我々が免許、学位を取るまでは多くの人達の税金によって環境を与えられているのだということを理解しなければなりません。また、実習においても動物あるいは患者さんの命が貴方の勉強のために供されたことも鑑みなければなりません。 そうした倫理観が良い研究を生む土壌となり、山中教授のように自分の発見が確実に倫理問題に直面するからという理由で、即座に政府与党に働きかけるなどの動きができる人間となるのです。 やりたい物は作り出し、見つけ出し、深化させるものです。 貴方は努力を怠り、学ばず、理論的思考力を深めようとしているようには感じられない。 そういう方は、何をやっても、理学部に進んでも大成したとは思えません。 まずは、自分を省みることから始めるべきではありませんか?
- 9133313
- ベストアンサー率19% (266/1349)
あなたの過去には興味ありません。(いい訳には興味ありません) 医師・研究員は本気で命と向かいあう仕事です。 やる気が無いないなら医師にならないでください。 庶民は医師に相談するしかないので必死です。 それを受け止める医師に自信がないなら、別の道を探してください。 ・・・それが庶民のためです
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2483/6032)
研究したいのならいつでもいらっしゃい。というところですが,研究においてもコミュニケーションがとれなかったり,心が折れやすいひとは向いてないとは思います。医者は失敗ができませんが,研究者は99回失敗しても最後の1つの仮説が正しければ成功ですからね。いままで99回連続思い通りにいかなかったことなんてないでしょ? さて,これは医学部だからとか文系だからとかではなくて,あなたが国家試験などに逃げている自分がいて,それに加え方向性を決めなくてはいけないという心理的プレッシャーを,これまでの経緯で薄めて見ない様にしているだけに思えてしまいますね。そりゃ試験も,研修も大変でしょうし自分の方向性をきめるなら大変でしょう。でも結局,しがみついてでもそこにいてそこの部分で他の人よりも少しだけでも上手くなる,物知りになる,手が動くようになるところから,自分をあげていくしかないんです。 最初は一番底辺。1ミリでも上がれば良しとする。 一言だけ,とにかく医者にはなった方が良い。どんな状況下でも医師免許はあなたの人生を助けてくれると思いますし,今あなたにはそれをとる権利を維持している 博士もそうですが,取れる可能性があるのであれば絶対に取らないとだめですよ。 それ以外はあなたの好きなように。 大丈夫目の前にあることを着実に耐えながらこなしていくしか人間は結局できない。