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醗酵牛糞で花壇の土を改良した結果
- 醗酵牛糞を花壇の土に混ぜることで改良を試みた結果、下の方が粘土質で土が硬くなる可能性があります。
- 醗酵牛糞を撒きすぎると問題が起こる可能性がありますので、適量に注意しましょう。
- 花を植えるタイミングについては特に制約はなく、即座に植えても問題ありません。
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- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
醗酵牛糞は正しくは牛糞堆肥と言います。家畜牛の糞を発酵させた堆肥を 言いますが、肥料の肥が含まれていますが養分的には多くありません。 あくまで土壌を改良(保水、保肥、通気、排水を高めるため)するために 土に混ぜて使う物になります。肥料は植物の種類に応じて、必要量を新に 施す必要があります。 堆肥の効果を高めるには、土の上に置いたり土の表面に軽く混ぜただけで は効果は望めません。ただ土の乾燥を防ぐ意味でマルチングとして使用す る場合もありますが、この場合は土壌改良は出来ません。 花壇でしたら地表から30cmも耕せば十分なので、鍬やスコップ等で十分 に土を耕し、次に堆肥を入れてから再び耕せば土壌改良の効果が出ます。 つまり混ぜ合わせないと意味が無いと言う事です。 下が粘土質であれば、粘土質の部分まで耕して堆肥を入れないと土壌改良 にはならないと言う事です。 最も簡単で確実な方法は、花壇の土をスコップで30cm掘りあげます。こ の時に粘土質が出た場合はもう少し掘り上げても良いでしょう。掘り上げ た土の全体量に対して、2割程度の堆肥を混ぜ合わせて埋め戻しします。 先程も書きましたが、堆肥は肥料ではなく土壌改良材です。混ぜる量が多 くても別に問題はありません。ただ多過ぎると土が軽くなるため、茎の細 い種類の草花では水遣りで倒れやすくなります。だから土の量に対して入 れる量は2割程度が好ましいと言う事です。 また何度も書きますが肥料ではありませんから、改良して直ぐに植えられ ても枯れるような事はありません。 余談となりますが勘違いされている点があるので書いて置きます。それは 堆肥には色んな種類があり、用途も異なると言う事です。 現在使用された堆肥は牛糞堆肥、他には豚糞堆肥、馬糞堆肥、バーク堆肥、 それと腐葉土です。牛糞と豚糞と馬糞は用途は同じで、主に田畑で使用し ます。バーク堆肥は樹皮を発酵腐熟させた堆肥で、主に樹木の移植や花壇 で使用します。腐葉土も堆肥の一種で広葉樹の葉を腐熟発酵させた物で、 主に花壇やプランターや鉢で使用します。 造園屋に勤務し、年間を通して堆肥を使用しています。
- katzenauge
- ベストアンサー率54% (506/929)
回答No.2です。 >>今のところ特に問題はないのですが >>粘土質だとなんとなく根がうまく張らないのかなぁと思ったので。 >>サラサラな方がいいのかなぁと。 植えた草花が普通に育っている土なら、そのままで問題ないと思います。 いくら改良を続けても粘土質の土がサラサラの土になることはありません。何年か経って、少し変わったかなぁ、くらいなものです(何十年もつづけたらはっきり変わる可能性はありますが・・・)。 とはいえ、少しずつでも改良したということなら、牛糞堆肥よりもバーク堆肥の方が合っているかもしれません。バーク堆肥は地力増進法で指定される「土壌改良資材」で、実は肥料的な効果はほとんどなく、主たる効果は「土壌の膨軟化」です。 バーク堆肥は炭素(C)が多く、土中で微生物によって分解される際に土に含まれる窒素分(N)を大量に消費し、植物が吸収する分を奪ってしまいます(「窒素飢餓」といいます)。 そのため、多量に施用すると植物の生長に影響が出かねないので適量を守りましょう。牛糞堆肥と同じくらいの量で良いですから、何年か続けると効果が見えるかもしれません。 なお、上に書いた通り、バーク堆肥には肥料分はほとんどない(少し正確に言うと、植物が吸収できない)ので、草花には別に肥料を与えてくださいね。
お礼
親切に 回答していただきありがとうございます。 サラサラになることはないんですね。 そうゆうものだと分からず 簡単に考えちゃってました。 あとバーク堆肥というものもあるんですね。 勉強になります。 肥料の知識もつけないとですね。 katzenaugeさんはすごく詳しいですね。 ホント助かります。 楽しんでゆっくりがんばってみます。
- katzenauge
- ベストアンサー率54% (506/929)
>>撒きすぎると何か問題あるのでしょうか? ホームセンターなどで購入した牛糞堆肥なら袋に施用量が書かれているかもしれませんが、1平方mに対して2~3kgが標準だと思います。 仮に40Lの大袋なら中身は20kgくらいだと思いますから、7~9平方m(2.5~3m四方)くらいの花壇や畑に丁度良い量です。 発酵済みの牛糞なら害は出にくいので倍くらい施用しても大きな問題はないと思いますが、特別な意図がない限り多量施用は避けた方が良いでしょう。畜糞堆肥は塩類集積の、木質(おがくずや剪定枝)が多い堆肥は窒素飢餓の害もありうるのでやり過ぎは要注意です。 >>あと花はすぐ植えても大丈夫なのでしょうか? 大丈夫ですが、可能なら1~2週間くらい間をあけて土と馴染ませた方がベターです。 >>下の方が粘土質で土が硬くなってしまいます。 例えば、雨の後などに何時間も水が溜まってしまうというのなら改良しなくてはなりませんが、雨が止めばすぐに水がはけるのなら問題ないと思います。 粘土質の土でも水はけさえ良ければ大抵は問題なく育つはずですが、何か問題が起きたのでしょうか?
お礼
とても細かく回答していただいて ありがとうございます。 水がはけるなら粘土質の土でも問題ないんですね。水は問題なくはけてます。 今のところ特に問題はないのですが 粘土質だとなんとなく根がうまく張らないのかなぁと思ったので。 サラサラな方がいいのかなぁと。 無知ですみません。 わかりやすくて助かりました。
- Gletscher
- ベストアンサー率23% (1525/6504)
粘土質の改良には、まず天地返しをして山砂、腐葉土などをたっぷりと混ぜると良いです。 堆肥は撒くのではなく土に鋤き込んでください。 堆肥を混ぜただけならすぐに植え付けしても構いません。 石灰や肥料を混ぜたのなら1週間、できれば雨が降るまで待ちます。
お礼
わかりやすく説明していただいて ありがとうございます。 調べてもわからず、助かりました。 またがんばってみます。
お礼
お礼が遅くなってすみません。 とても詳しく回答してくださり ありがとうございます。 堆肥にも用途によって使うものが違く たくさんの情報で混乱しそうですが ひとつひとつ説明していただき 分かりやすかったです。 色々やってみますね。 ありがとうございました。