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留学斡旋ビジネス
海外に在住して、その国への日本人の留学斡旋ビジネスに興味があります。個人で起業する場合の資金や、必須資格、参考になる書物や、親身に相談出来る方いるか?など、教えて下さい。よろしくお願いします。
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- taoyuany
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海外駐在員です。 私自身はこのような会社を利用したことはありませんが、言語学校に通っていた時の友人が利用していました。本業でしているわけではないので、細かい点などは間違っている可能性があります。ご了承くださいませ。 1)資格について この手の多くの会社のスタートアップ時は日本で日本円で受け取るため特別な資格等は不要です。日本で会社を立ち上げて日本で収益を報告して下さい。 この理由としては海外送金は送金手数料数千円掛かるため、日本の顧客に受け入れられにくい&海外の会社は信用されにくいからです(最初は特に)。 スタートアップの時期は仕方ないですが、日本の税金は高いので早い目にカード会社と契約できるようになって海外で収益を受け取れるようになりたいですね。 あれば良い資格については最後のほうに記します。 2)地理的問題 既に先人がいる国では難しいのではないでしょうか? 例えば私の住む台湾では ・一般的な言語学校への斡旋業者 に加えて ・駐在員狙いで大企業への営業力の強い言語学校斡旋業者 ・台湾起業者向けの斡旋業者 ・台湾離島でのリゾートロッジ授業を売りにした言語学校斡旋業者 ・引きこもりの子を海外インターナショナルスクールへ連れ出す目的の業者 など細分化された業態が出てきています。先人のいる国では強みを打ち出さないと(生き残れるとは思いますが)あまり儲かりません。 例えば、中国上海では日本人は8万人を超えています。さらに日本語を話せる上海人も多いです。これだけ多いと、あまり儲からないのはわかりますよね。 逆に日本人があまり来ない場所も顧客が少ないのであまり儲かりません。国を選ぶ難しさがご理解いただけますでしょうか? 3)開業資金問題 注文がどれだけあるかですよね。簡単に式に表すと 注文数 x 単価 > 現地駐在費用 + SEO他広告費 + 人件費 だと思います。例えば香港などの現地駐在費用や人件費の高い場所であればかなり注文を取らないと難しいでしょうし、逆に経費が少なく済むフィリピンなどでは赤字を数年続けても生き残れますのでそんなに儲かってないように思いますけど多数の業者が存在します。 まず生活費がどれくらい掛かるのかを計算してみるのが大事だと思います。 4)ビジネスモデルについて この留学斡旋業という仕事は、例えば3,4月などの学業シーズンの境目に一気に注文が来て他の時期はあまり注文が無い仕事のように思います。その他の時期に何か別の本業があって、これを副業として行うのであればさほど負担なく利益増加が見込めます。 例えばクラウドワークスなんかで翻訳業を請け負いつつとか、現地観光地の紹介記事書いてアクセス稼いで動画や広告張って収入で足しにするとか、現地の方への日本語教育業を行うとか、現地日本企業でバイトするとか、観光地が近ければ旅行会社と契約して不定期ガイドする等の食っていけない時期でも食っていく方法があると大失敗はしないように思います。 そのため、全く必須ではありませんが日本語教師として箔を付けるために日本語検定試験(BJTでもいい)を受けてみるとか、クラウドワークスでいくつか仕事を請けてみて実績作ってみたり、旅行会社などに需要があるか聞いてみたり、ヤフオクなどで海外限定品を販売してみたり等稼げないときに小銭を稼ぐ方法があれば良いように思います。 5)親身に相談出来る方 質問者様は事前にあまり調べておらず、とりあえず思いついたので聞いてみた?ようなイメージを受けます。まったく悪くは無いのですが、もっとご自分自身の歴史を掘り下げて「自分はメーカーに勤めていたからマレーシアやベトナム工場で働いている元同僚が居る」とか「彼女がフィリピン人でXX島についてはかなり詳しい」のような掘り下げがあるとその方向で自分の強みを生かしつつ +α でいろんな事業が創造できるように思います。最近は海外で働く人は増えてきています。フェイスブックなどで同級生を探したら実は海外で働いていて私なんかよりももっと良いアドバイスをもらえるかも知れませんよ。 6)資格とか また、国ごとに労働移民への制限が全然違います。労働ビザが取れると副業ができますのでその国の労働ビザにあわせた見栄えの良い資格があるといいかもしれません。日本人が考えるいい資格と海外のお役所の方が考えるいい資格は違います。法定資格関係はあまり受けが良くなくて、例えばビルマンとか登録販売者(薬剤師)や宅建・危険物のような日本の法律がその店舗に一人置きなさいのように定めている資格は海外では意味をなさないためあまり受けが良くありません。調理師の方が労働ビザは下りやすかったりします。資格を狙ってとられる場合は行かれる国の事情等もご考慮下さいませ。 以上長々と書き連ねさせていただきましたが質問者様に何か一つでも参考になれば幸いです。
お礼
詳しく説明していただき、ありがとうございます。色々な観点から検討させて頂きます。