「肺腫瘍陰影」について

質問

父（78歳）のことで質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

過日（１月末）、毎年の定期健康診断の胸部のレントゲン検査で「肺腫瘍陰影」ありとされました。
所見には３項目中「経過観察必要」とあり、「再検査必要」や「受信必要」ではありませんでした。

そこで２点についてお願い致します。

１つは、担当医は選択肢のひとつとして、このまま１年後の定期健康診断のレントゲン検査で判断するのでもよいのではと話されました。本人の現在の健康状態は特に異状はなくごく普通に健康ですが、その間に気になるのなら、CT検査をしたら、はっきりしますよと言われました。

それは当然なんですが、本人は、この歳まで大病が無く無事できたのだから、そろそろ何かあっても当然だから、例えガンでも検査しないで寿命にまかせると言っていますが、担当医の1年後の定期健康診断まで経過観察でもいいと言う判断は医師として確信のある所見でしょうか。

２つは、確定診断でガンとなった場合ですが、1年前はガンではなくて（レントゲン検査だけですが）、この1年の間にガンになったとしたら、どの程度の進行状態（初期・中期・末期）と推測できるでしょうか。尚、現在は煙草も酒もやりません。（ただ煙草は12年前にやめましたが、ヘビースモーカーではなかったようです）

以上ご回答いただければ幸いです。

回答No.1

jing0708 · ベストアンサー

あくまで上記から推察できることのみをお答えします

１．肺腫瘍陰影はがんとは限らない
　肺腫瘍陰影は基本的にあまり情報としては信用性が高くありません。CTをしてみたら、何もなかったということもありえます。また、腫瘍陰影の半数は過誤腫であると言われます。従って多くの場合、癌であることは少ないと言えます。
　そのため、1年程度待って腫瘍が成長するか否かを見るという経過観察の手法がとられることも多いのです。

２．個人的にはCT検査をお勧めします
　というものの、肺がんは末期の症状が辛くなりやすく、治療の有無も含めてはっきりさせておきたいタイプのがんです。従って、ガンである可能性が低くともCT検査を行うことを私は患者さんに勧めることが多いです。

３．仮にガンだった場合
　1年で腫瘍がどの程度成長するかは、その人の体質によります。年齢的に考えて、1年で末期まで行くことは一般的にありえません。症状の表出もありませんので、初期～中期の可能性が最も高いと思います

お礼

ご回答の内容から医師の方と拝察致します。本当にありがとうございます。
父は今まで幸せな人生だったから、この先寿命が延びても、今まで以上の幸せは望まないと、変に達観していますが、親に元気でいてほしいのは誰でも望むことです。だから、CT検査を受けさせます。再度ありがとうございました。