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クラウドファンディングでサクセスストーリーを知って
クラウドファンディングでサクセスストーリーを知ってるいる方! GOプロ、ankerの携帯モバイル充電器など、様々な商品が今まで商品化されてきました。 質問ですが (例えばGOプロの場合) わかる範囲で教えていただけると幸いです<(_ _)> (1)アイデアを出し献金を募った人は、GOプロを作る知識や、出来た商品を更に売るマーケティング的な知識はあったのでしようか? (2)目標必要金額を上回った場合、余ったお金はどうなるのでしょうか? (ボランティア目的のためにお金を募った女性歌手がいて、それを全部自分の買い物にあててしまったという事も聞きました) (3)商品化する前にある程度ニーズがあるか、献金具合でわかるのでしょうか? (4)基本的にいいアイデアがあり、献金が目標金額を上回っていると言った場合、ある程度懐はいたまず、物を売れるのでしょうか?
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- hue2011
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あなたの感覚は、親から小遣いをもらってそれを正しくつかったか、無駄にしていないか、母親に監視されているように見えます。 事業というのはそういうものじゃないでしょう。 何か事業をしたいので投資してくれますか、というのがクラウドファンディングですね。 仮に80万ほしかったけど100万きたとしたらどうなるか。 80万の計画をエンハンスして100万というサイズで計画を修正するんじゃないでしょうか。 ただそれだけでしょう。資本金が多いほど裁量の自由度は増しますから。 この感覚が一番重要です。ここをじっくりお話します。 投資のお金を事業にあまり使わないで余計なことに使ってしまう人間もときどきある。 これは「前祝い」タイプと言います。 まだ商売もしていないうちに、儲かったあとではこういうこともしたい、それを前倒しで使ってしまおう、という。 落語に「ねずみ穴」というのがあります。 これは無一文になった弟が兄貴に金を借りに行くところから始まる。実際には奉公させてくれといったら、元手を貸してやるから自分でやれといわれた。 そして包みをもらった。弟がすぐ思ったのは、5両は入っているだろう、だったら前祝いに1両使って遊びにいこう。 で、開けてみたら入っていたのは3文。酒を飲むどころか、もりそば一杯も手に入らない。 こんちきしょう鬼のような兄貴だ見返してやろう、とその3文でワラを買い、銭を通す紐を作って売ったら6文になった。 なるほどと思って仕事を拡大してみるみるうちに大きな店の主になれた。 兄を見返してやろう、と3文を懐紙にくるみ、その他に別の包みとして3両包んで訪ねていった。借りたものを返しにきた、と。 ほう、3文ある。よく使いこまなかった。え、そのほかにお礼として?見せてもらおう、おお3両。たいしたもんだな3文の銭が3両を生んだ。 お前はおれを怨んだろうな、いや当然だ、だけどあのとき何両か渡したらどうなるかおれには見えた。こんなにあるからまず一杯飲もう、これが間違いだ。 それをやると種籾を全部食っちまうことになり、何ものこらないで前以上のビンボがのしかかる。だから3文だけ貸した。 これ以後の話はともかくとして、ファンドというのはこういうところがあって、足りないところであたまを使うことで成功の道が見えてくることがあります。 クラウドファンディングで、当初の計画と同じ金額だとかそれを越す金額にありついたら、失敗の危険があるんです。 どうしても、その金額じゃ足りない、という計画にしなければいけません。 そうしないと、さぼる理由になり、考えない根拠になるだけです。だから計画のエンハンスが必要なんです。 ビジネスアイディアのコンクールなんかに優勝して賞金100万円なんて得たときにだめになるパタンは、100万でおつりがくる程度にしか動こうとしない場合です。 よく考えたら、100万なんてろくなお金じゃありません。場所を借りて看板をつくり広告を刷ったらもうなくなる程度の額です。 20万なら20万の何かをはじめその事業が21万でも稼げるように作りあげれば、資金は足りなくはなくなります。 100万をうまく回して102万にでもするシステムをつくったら、そのうちにひとも雇えるようになり、自分も楽になる道筋が見えるのです。 そこに頭を使い悩まなければならないんです。 経験ではなく最初からあった知識なんていうのは、所詮本の知識でしかないから、そんなものは役に立ちません。 投資者が投資してくれたからニーズがあるのか、という見方は、その傾向がないとはいえないけど、投資者と商圏は同じ空間にはいませんから、あまりあてになりません。 甘いものが売れるだろうから投資する、という話で、砂糖にまぶした刺身が売れるかということを考えたらわかります。 お金をだすほうは、甘いものだから大丈夫と思って出しているんですが、自分が食べる立場をあまり想像しない。 資金が多いと、懐はいたまず事業ができるなどと思わないのが無難。 懐が痛むほどの規模のビジネスにしないと、知恵が出てこないからです。 食うに困らないと何も生まれてこない、というのがビジネスの通常です。