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テナントの火災保険会社を大家が指定してくる
- テナントを賃貸契約で借りているが、火災保険を大家指定の会社へ変更するよう要求されている。
- 大家とテナントの火災保険会社が異なることでトラブルが起きた経緯があるため、同じ会社への変更を勧められている。
- 保険会社や弁護士の意見によると、大家が指定する火災保険会社への変更は一般的ではなく、変更する必要もないとされている。
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契約書には保険会社指定が守られなかった場合どうなるかについては書いていませんよね。 また、保険会社のどのプランにしなさいとも書いていないと思います。 日本の契約書には、ほとんどこのような罰則・罰金や細かい点は書いてありません。 そのため、最悪追い出されても問題なければ無視し続けることが可能です。 これは下策ですが、先方とよっぽど揉めた場合はこれも有りです。 次に、中策と思われるのが 大家指定の保険会社へ乗り換えなかった場合に彼らが必要とする金額を聞いてみるというのが一つの案です。 例えば数千円掴ませれば話が終わる事であればそちらの方が早いかもしれません。 上策と思われるのが こちらから保険を乗り換えるコストを提示して、先方から欲しい金額を提示して貰って金額のすり合わせを行うことです。 すり合わせには双方の保険会社も巻き込みます。 数パーセントの差であれば保険会社や担当者が負担してくれるかもしれませんし、交渉の結果次の保険切り替え時期からとなるかもしれません。 お互いに100かゼロかでは話し合いになりません。 後々のために数字を持ち寄って、話し合いをしておきましょう。 その結果として例えば相手の無茶な要求などで物別れに終わっても、こちらは誠意を持って交渉したという実績にもなります。 これは信義誠実の原則と言って、後々裁判沙汰になった場合に役立ちます。 具体的な流れとしては、 1、先方の保険屋に新しい保険での金額を書面で提出させる。 2、それをこちらの保険屋に見せて、二社の差がどれくらいかを確認する(書類で貰う)。 3、それ持って先方の代理人である弁護士と、こちらの保険担当者を巻き込んで交渉する。差額を旧来の保険屋がプラン変更で対応できるかもしれないし、新しい保険屋の方が安いかもしれない。 4、保険の切り替えは多くの場合こちらからの持ち出しになるはずです。どれくらいの持ち出しになるのかを計算し請求しましょう。当然の権利です。 5、これらの数字を机上に並べて話し合いを行い、差が埋まらないのであれば、「受けかねる。代案を欲しい」と言って長引かせます。 保険会社は指定があってもどのプランであるかの指定は契約書には書いていないはずです。安いプランを何度か出させて文句をつけていれば交渉は長引くでしょう。 6、訴えられた際は無料法律相談等へ経緯をA4一枚にまとめて契約書と持って行き、信頼できそうでかつ勝てると言った弁護士に依頼します。 7、弁護士料金も含め、最もコストが安い方法を勘案して行動します。 ・引越しした方がコストが安くなるのであれば、機を見て引越しも有りです。 ・完全に無視して裁判で支払を命じられても、無視できる(職業・資産なし等)であればそれも有りだと思います。 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 また、具体的な進め方の案までご提案いただき大変参考になります。 こちらのアドバイスを参考に交渉を進めてみようと思います。 誠にありがとうございました。