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癌について
肝がんと肝細胞がんの違いって何かあるんでしょうか? 御教示ください!
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- rokutaro36
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肝がんの稀ながんには、肝細胞・肝内胆管がんの混合型、 神経内分泌腫瘍などがあります。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
肝がんには、いくつかの分類方法があります。 一つは、原発性と転移性です。 原発性とは、肝臓から発生したがんのことです。 転移性とは、大腸、胃、乳房など他の臓器で発生したがんが 肝臓に転移したがんのことです。 原発性の肝がんには、 肝細胞がんと肝内胆管がん、さらに稀な特殊ながんが ありますが、肝細胞がんが全体の95%ぐらいで、 肝内胆管がんは全体の5%ぐらいで、 残りが稀ながん(全体の1%もない)です。 肝細胞がんは、肝臓の細胞ががん化したもので、 肝臓がんと言えば、肝細胞がんと言っても良いぐらいです。 肝内胆管がんは、肝臓の内部にある胆管から発生したがん のことですが、結局は、胆管にできたがんであり、 肝臓の外部の胆管にできた胆管がんと治療方針は同じ なので、むしろ、胆管がんと言っても良いぐらいです。 転移性のがんは、もとのがん(原発のがん)の細胞が 肝臓に移動してきて、肝臓で増殖したものです。 例えば、大腸がんのがん細胞が肝臓に移動して(転移して) がんとなった場合、それが、大腸がんの細胞が 肝臓で増えているのであって、肝臓の細胞ががん化したものでは ありません。 従って、抗がん剤を使うとしたら、大腸がんに効く抗がん剤を 使うことになります。 つまり、原発性の肝がんと、転移性の肝がんでは、 治療方針が異なるということです。 ややこしいですが、ご参考になれば、幸いです。
- takochann2
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名前が類似してややこしいですが 「肝癌」とは「肝臓にある癌」という意味で、癌の存在場所を示すだけです。大腸癌が肝臓に転移しても肝癌といいます。とはいえ、やはりややこしいので転移性肝癌ということが多いです。 「肝細胞癌」とは癌の種類(出自)を示す言葉で、肝臓を構成する主要な細胞の肝細胞が癌化したものを肝細胞癌といいます。肝細胞癌が肺に転移したら、やはり(転移性) 肺癌といいます。 肝臓にある癌で、いく種類かある肝臓の細胞から発生したものならば、原発性肝癌と呼びます。
- bakamr
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肝がんには、 肝臓の細胞ががんになる肝細胞がんと、 胆管の細胞ががんになる胆管細胞がんがあります。 肝がんというとほとんどが、肝細胞がんなので、 肝がん=肝細胞がんと言えます。
補足
ご丁寧にご返答有難うございます。 興味本位なのですが、「稀な肝がん」って何があるんでしょうか?