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理科の小数点について
「9.0Vの電圧を加えると、250mAの電流が流れる電熱線の抵抗は何Ωか。」 という問題で、私は9.0のように小数点がついているので、答えは36.0Ωだと思ったのですが、解答には36Ωとありました。 他の問題では小数点がつくときもあります。(電流、密度etc……) このような小数点がつく時とつかない時の違いは何なのですか? 入試も近いのですが、中学生はまだそこまで気にしないでも良いのですか?
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有効桁数の少ない方に合わせて,答えの有効桁数を合わせる。 9.0Vの電圧 ... 有効桁数2桁 250mAの電流 ... 有効桁数3桁 答えの有効桁数は少ない方の R=9.0/0.250=36.0 Ω 3桁目を四捨五入して答えは有効桁数2桁で答えます (答) 36 Ω
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- matelin
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こんにちは。お答えしましょう。 理科で現れる数値は、物を測定して得られる測定値です。測定には必ず誤差が入ってきますから、そのことを考えて、数値を書くのが、本来の正しいやり方です。どの桁までが測定によって確認できているのか、を考えて数字を書きます。。「9.0V」と書くと、小数第1位が0であることまで測定により確かめたという意味ですが、「9V」と書くと、1の位までしか測定できていない、小数第1位がどんな値かまでは確認できていない、という意味になります。数学では 9.0V=9V ですが、理科では厳密に言うと、9.0V=9Vではないのです。 その測定値を用いて計算して出てきた答えを書く時にも、その答えの数値のうち、どこまでが誤差に影響されない、信用してよい数字なのかを考えて、答えの数値を書く必要があります。回答No1さんは、その計算して出た答えの数値の扱い方を説明されておられるのですが、たぶんあなたには何のことかわからないのではないでしょうか。 あなたは中学生で高校受験を控えているのですね。よほど競争の激しい高校受験でない限り、中学生なら、9.0Vと9Vの違いを知っているかを、問われることはないでしょう。36.0Ωでも36Ωでも、どちらでも良いと思いますよ。 >「このような小数点がつく時とつかない時の違いは何なのですか?」 それは一言では言えません。だいぶ時間をかけて説明しないと、分かってもらえないことです。上の文にほんの少しだけ説明しておきましたが、本格的な説明は、高校でしてもらってください。 >「入試も近いのですが、中学生はまだそこまで気にしないでも良いのですか? 」 私立の灘高などのような、競争の激しい高校の入試だと、どうか分かりませんが、普通の公立高校なら、入学してから理科の時間に教えてもらうような内容です。気にしなくて良いと思います。