共産主義について

質問

日本共産党は思想、信条の自由を認め、宗教者であっても入党を認めていますが、
逆に、宗教団体の方は実際のところ、どうなんでしょうか？
共産党の支持者、党員が入信というか、信仰したいと言ってきた場合、
どう対応するんでしょうか？
断りますか、許可しますか？
実は、私は、共産党、共産主義に興味があるし、仏教にも興味があり、
両方、信仰というか、自分の思想として信奉したいと思っています。
こういう形態はありですか？
主に、宗教家や宗教の信者の方の意見が聞きたいです。
もちろん、その他の立場の方の意見も大歓迎です。

回答No.4

Mokuzo100nenn

先進国の共産党は「個人の信仰までは統制・制御できない」と観念し、個人の宗教・信心を許容していますが、集団としての宗教活動・教団設立・教祖擁立・協会税徴収などはみとめません。これらの集団的活動は潜在的に共産党との権力闘争に発展する可能性が高いからです。

仏教は在家で信心する善男善女が共産主義者であってもかまないと思います。
しかし、臨済宗であれ、曹洞宗であれ、その道を志して出家しようとするならば、共産主義思想（＝宗教の否定）が発覚したら「お断り」されると思います。
実際、真の共産主義者で、かつ仏教に帰依するなんてのは、自己矛盾の極みで二重人格でないとできない様に思うので、そこまで心配する必要はないとおもいますが、、、。

仏教は宗教であると同時に哲学・思想でありますから、仏教の哲学・思想的側面を研究することだけなら（組織化して権力構造を構築するのでは無ければ）、心の問題として仏教をみとめ、社会的な活動としては共産主義活動をするというのはあり得る選択と思います。

お礼

そうなんですね、ありがとうございます。

回答No.3

ithi

kirakiraaruku さん、こんばんは。

いくら共産主義でも、宗教は麻薬であるというレーニンの考えは古いです。今はフランス共産党のようなソ連の共産党みたいな政党もありますが、イタリア共産党のように宗教に対して寛容さのある政党もあります。二本もイタリア共産党と同じにしたんでしょう。

お礼

そうなんですね、ありがとうございます。

回答No.2

yaasan

共産主義に関しても宗教に関しても理想論は素晴らしいし、問題はありません。

しかし、現実には理想からかけ離れた事実があり、そのために思想が世界に広がり切らなかったのです。

理想論ではぶつからなくても、現実には共産主義と宗教の思想はぶつかります。いずれはどちらかを捨てなければ、矛盾を抱えたまま生きなければならないと思います。

宗教といっても千差万別なので、具体例は出せませんが、両立は不可能です。諦めるのがベターだと。

お礼

ありがとうございます。

回答No.1

overthelight

共産主義と宗教は両立不可能ではなく、以前に流出しました旧東ドイツのゲシュタポの機密文書でも、キリスト教の神父がゲシュタポの協力者で信者の懺悔の言葉を報告していたなどの事例が、逆に共産圏でも宗教が根付いていた事実を裏付けています。
ただ、ソ連では国家指導者への忠誠を確固としたものにするために宗教を禁止していたと言われています。行き当たりばったりの政策の結果でしょうか。

お礼

そうなんですね、ありがとうございます。