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草書の成り立ち
隷書→草書→行書→楷書 隷書→楷書 草書は楷書を崩したのではありませんと本に書いてありました。 ぺんの辞書はみな楷書→行書→草書の順になっています。 草書は楷書を崩したものと思っていましたが、その考えは間違っていますか? それとも二通りの考えがあるのですか? 本には 隷書→楷書 隷書→草書→行書→楷書 となっています。 本当のことを教えてください。 隷書→楷書
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- ao_juku
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隷書→楷書(より形式化し、整斉さを出すため) 隷書→行書(より実用化し、多少は速書きをするため) 隷書→草書(より簡略化し、速書きをするため) 隷書を単一なものとして述べがちですが、実際の隷書には、 すでにさまざまな方向性への書き方があります。現状の歴史史料などでは、 三つの書体は、ほぼ同時に生まれてます。 という訳で、楷書から草書が生まれた訳ではありません。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
昨夜アップしたのですが、アップボタンを押した瞬間OKウェブが消えてアクセスできなくなってしまいました。 一応、女子高生の活躍する書道マンガ(とめはねっ!:次期実写映画化ネタとして推奨)を見る際に辞典などで見てまとめたものを紹介します。しかし、マンガと各種辞典・事典類に書いてあることしか書けません。 すでにご存じ(その本に書いてあること)かもしれませんが 「金文」 石や金属に刻みつけられた文字 「石鼓文」 中国現存の最古の石刻文。書体は下記の「大篆」に近い。秦代の作との説。 「篆書」 金文を起源に、春秋時代(前5世紀)に完成された「大篆」と、秦代に作られた「小篆」がある。ふつうは小篆を指す。 「隷書」 卑しい身分の者でも分かるように、秦代に、小篆を簡略化・直線化した文字。漢代後半に装飾的(漢隷、八分)になり、ふつう隷書とは「漢隷」のこと。 「草書」 篆書と隷書を簡略化したもの。俗には、行書をさらに崩し、点・画を略したものを言う。 「行書」 楷書と草書の中間。隷書を簡略化したもの。 「楷書」 隷書から転化したもので、点画を崩さない。東晋の王羲之などによって確立。 ということで、私としては、「行書も草書も楷書も、同じもの(篆隷)から出発した別物」だと思っています。 つまり、歴史的には、「行書も草書も、楷書を崩したものではない」んだろうと思っています。でも、そんなのどうでもいい、とも思っています。 > ぺんの辞書はみな楷書→行書→草書の順になっています。 毛筆文字は、多少趣味的要素があります。だから「楷書なら王羲之だよね」とかいう話にもなりますが、ペン字は実用です(と私は思っています)。読みやすく綺麗ならばそれで十分。 なので、実用的見地から、単に覚えるべき順番(世間で使われている、実用性の高い順)に並べているダケなのではないでしょうか。 まず草書を勉強して、まだ草書しか書けない人(まだ楷書を習っていない人)が草書で書いた手紙を送ってきても、ほとんどの人が読めません。読めない手紙は意味がありませんから、「まずは、誰でも読める楷書から綺麗に書けるようになれ」と。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。草書は楷書を崩したものと思っていましたが、その考えは間違っていますか? 何か限定された言葉が抜けたものと思います。例えば、「花の草体は楷書を崩したものではない」などです。 2。それとも二通りの考えがあるのですか? ほとんどは、楷、行、草、の順です。例外的に、楷、行、とは一見無関係な草体がありますが一つの「通り」となるまでの多数ではないと思います。 http://www.kabipan.com/language/japanese/shodo/ 3。 草体から逆に、例えば「喜」に「七十七」を見るのは、国産のお祝いに例があります。 https://www.google.co.jp/search?q=%E8%8D%89%E6%9B%B8%E4%BD%93+%E5%96%9C&sa=X&biw=1907&bih=892&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ved=0ahUKEwiIpJW7ptvRAhUCxbwKHQVtDDgQsAQIGQ