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定時間外の会議への出席、働き方について
先に言っておきますが、長文失礼致します。 先日、定時外の時間も含む会議が設定され、不満に思いながらも了承し、出席しました。 私の会社はフレックス制度を導入しているため、飛び出た分はどこかのタイミングで削らなくてはなりません。 この会議の案内が来た際、いつ削るか・持っているタスクをどういう段取りで消化するかといった計画を頭の中で立てていました。 そして、実際に会議が始まってみると、遅々として進まないんですよ。 このペースでは目標地点までたどり着かないのは目に見えていました。 案の定、時間オーバー。 すると、「場所を変えて続きをやりましょう」と。 『え、今から?とっくに定時は越えているのに、事前の了承もなしに会議延長?こっちは案内された会議時間前提で業務予定組み立ててるんですけど』←心の声 ということで、「私は失礼します」と言って出てきました。 次の日。 特に怒られはしませんでしたが、ちくちくと昨日の会議の続きで話した内容を織り混ぜて会話してきたので、遠回しに注意しているんだなと思いました。 とはいえ、私からすれば設定した時間内にやりきれなかったのはそちらの責任であって、その尻拭いに付き合う必要はない、と考えています。 世間一般では、我慢して付き合って自分の予定の方をやりくりして、波立たせずにすませるのが賢い生き方なんだと分かってはいます。 でもそれに迎合してると私自身の業務効率は上がらないですし。早く帰って自分の時間満喫したいですし。というか自己犠牲とか意味不明。 今の職場の、長く働いてる人=がんばってていいね!みたいな空気が嫌いで、それを変えたいんですよね。 なので、まずは実践して周囲の反応を見てみようと、ここ1ヵ月程、無駄なことは無駄だと発言してみたんです。 現在の私の周りの主な無駄なことというのが、長時間会議にも関わらず毎回会議の目標未達ということなので、「事前準備が足りない」「進め方に計画性がない」「会議の目的が行方不明」と、折を見てリーダーに提言したんですが、いつも「うーん、とはいってもね…」とか「相手にも事情があるから…」とか言って煮えきらないんです。 その挙げ句の会議の定時間外突発延長。 そして出席しなかった私への圧力…… どうも、私の「効率的な働き方がしたい!」という思いは伝わっていない様子。 むしろ、空気読めない和を乱す問題児だと思われてるんだろうなぁ。 前置きが長くなってしまいましたが、ここからが相談です。 (1)私のやり方はまずかったでしょうか? (2)私の働き方を理解してもらえるにはどうしたらいいでしょうか?(あわよくば、職場の皆がパッと仕事してパッと帰るのが当たり前、という考え方になってほしいのですが…) 賛否両論覚悟の上ですので、ご意見くださいm(_ _)m
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家楚山 和司(@k_soyama) 社会保険労務士
社会保険労務士の楚山です。 質問者様の会社におかれましては、コアタイムの設定はございますでしょうか? また、フレックスタイム制を導入されているうえでの「定時」とは、どのような考え方でしょうか? フレックスタイム制適用外の社員の方がいらっしゃって、その方の(就業規則等で定める原則の)「定時」ということでしょうか? いずれにせよ、フレックスタイム制がよく誤解されやすいのは、あくまで「変形労働時間制」という「清算期間内での時間外労働を抑制する、もしくは実労働時間を短縮する」ためのしくみであって、決して「みなし労働時間制」という「時間ではなく成果に対して給与を保障する」という働き方ではない、ということです。 したがって、仮にコアタイムであれフレキシブルタイムであれ、フレックスタイム制で働くからといっていたずらに会議の「時間」を意識せず「成果」(ご質問の場合は必ずしも密度の濃いものとはいえないようですが…)を追求しようとするのであれば、それは制度の趣旨をはき違えています。 以上が質問(1)への回答です。すなわち、質問者様の行動が、上記の趣旨にきわめて忠実な、正当な行為と思われます。 続いて質問(2)への回答ですが、逆にこちらは一筋縄ではいかないでしょう。 組織的に、場合によっては上司や経営層が動かなければ難しいといいますか、おそらくご質問の状況から察するに、質問者様以外のみなさまは、生活残業の味をしめてしまっているように感じられるからです。 会議というのは、あえて言葉を選ばずに申し上げるとすれば、いかにも「仕事をした気になれる」最たるものです。参加人数が多ければ多いほど、なおさらに、です。 目的意識が欠如してしまうと、自ら何かを生み出さずとも、ただ時間に身を任せていれば、その分割増賃金が振り込まれる、という錬金術が成り立ってしまいかねないのです。 もし質問者様がおひとりでアクションを起こされるとすれば、まずは会議の方法(事前にアジェンダを共有する、一人一発言などのルールを決める、会議の時間を時給換算するなどして“見える化”する、など)から生産性を向上させるような提案をしてみてはいかがでしょうか。 状況がどうか好転しますことを、そして貴社のご発展を祈念しております。
楚山 和司(@k_soyama) プロフィール
OKWAVE Professionalをご利用のみなさま、はじめまして。 社会保険労務士・保育士・キャリアコンサルタントの楚山 和司(そやま かずし)です。 このたびは当プロフィールページをご覧い...
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