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日銀が国債を買取ると国は実質的に利払をしていない
日銀が国債を買取ると国は実質的に利払をしていないことになる ということを言われている方をよくみます。 そのように考えている方がいましたらお願いします。 以前も質問させてもらったのですが、その時の回答では 完全に理解することが出来ませんでした。 http://s.webry.info/sp/gonta0057.at.webry.info/201512/article_4.html このサイトに書かれているのですが もし 日銀が国債買い取りをすると国は利払いをしなくていい のならば なぜこのようなことになるのでしょうか -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ちなみに、平成26年度と平成27年度の支出では、国債償還費が1650億円増えて、利払いが153億円増えている。 上の理屈が正しいと、日銀が平成26年度に買い入れた国債の分だけ27年度の支払利子は減るはずだが、財務省の予算説明書にはそのようなことは書いていない。 財務省資料 平成26年度予算 http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2014/seifuan26/01.pdf 平成27年度予算 http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2015/seifuan27/01.pdf 日銀によると4月~9月は月7兆円程度、10月~3月は月8~12兆円程度国債を買い入れと予告しているから、26年度だけで概算100兆円の国債を買い入れているはずだ。 日本銀行資料 金融政策手段 > 国債買入れ https://www.boj.or.jp/mopo/measures/mkt_ope/ope_f/index.htm/ 財務省の出している数字を疑うべきなのだろうか? 平成26年度と27年度で100兆円分の利払いが減ればはっきりわかる数字で出るはずで、平成27年度の利払いが153億円増えるという結果になるはずがない。 払う必要もない数字を払うべき数字と見せかけているのか? --------------------------------------------------------------------------------------------
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- asuki07
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「信じ難いかもしれませんが、政府と日銀を含めた連結バランスシートを考えると、いまや日本の国家財政は世界一健全なんです」 アベノミクスの開始以来、日銀は大幅な金融緩和で国債を大量に買い続け、2016年10月には日銀の国債保有残高は400兆円を超えた。 日銀はお札を刷って、国債を買っている。つまり、日銀のバランスシートには、保有する400兆円の国債が「資産」に計上され、「負債」には市中銀行が日銀に預けている当座預金と日銀券(お札)の発行額が計上される。 政府と日銀のバランスシートを合算(連結)して考えると、政府が発行した900兆円近い国債のうち400兆円は「統合政府」自ら保有しているから相殺され、実質的な国債発行額は500兆円に減る。 かわりに日銀券と銀行の当座預金の400兆円が「負債」に計上されるが、いくらでも自由に発行できる日銀券は返済の必要がなく、銀行が当座預金の引き出しを求めた場合も日銀はお札を刷って払うことができる。いずれも事実上、返済する必要がない負債だ。 日銀が国債を買い入れたことで、国(統合政府)のバランスシート上、資産の裏付けがない借金である純債務は491兆円から91兆円に大幅に減ったのである。 当然ながら、そのリスクも指摘されている。本来、中央銀行に国債を大量に買わせるとインフレ、国債暴落、通貨安という副作用が起きて、国民生活に大ダメージを与えるとされてきた。ところが、日本には“特殊な状況”が生まれているというのだ。 「現在の日本経済は日銀が物価を上げたくても上がらない、国債はゼロ金利だから多少金利がついた方がいい、為替ももう一段の円安が望ましい。副作用が起きても全部プラスに働く。こんな国は日本だけで、世界でも日本だけが使える魔法なのです」 国の資産を管理する財務省理財局の資金企画室長などを歴任した嘉悦大学教授の高橋洋一氏もこういう。 「私が初めて国のバランスシートをつくった当時と一番違っているのはそこです。日銀の国債大量買い入れによって統合政府のバランスシートでみると日本の借金は大きく減り、財政再建は終わったと考えていい。 20年前、私が米国プリンストン大学に留学中にバーナンキ教授(前FRB議長)が、『中央銀行が量的緩和してもインフレにならなければ財政再建ができるね』といったことがある。それがまさに20年後の日本で現実になった」 一方で、財務省は“まだ日本は借金大国で増税が必要だ”としきりに繰り返している。
- asuki07
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> 日銀が国債買い取りをすると国は利払いをしなくていい これは経済学における統合政府という考え方。 日銀は「銀行のための銀行」とも呼ばれ、様々な権限を国から法的に与えられている。基本的に経済は生き物とも呼ばれるほど流動的で時事の状況対応が要求される。そのため素早い対応が行えるように政府の関与無く金融に関わる意思決定が可能な機関として組織されている。 経済社会として世の中にお金を流通させる仕組みの出発点は、国が国債を発行し、それを中央銀行がお金を刷って買い取り、政府はお金を受け取る(つまりは国債とお金が交換される)。受け取ったお金を使って様々な公共事業を行い、社会資本を整備すると同時にお金を流通させたり金融インフラを整える。 現代の様にお金が社会で当たり前のように流通した成熟した経済社会の中では、国債を日銀が買い取るとリスクとしてインフレとなる。仕組みとしては「多くの企業や個人がお金を借りようとしている中で、政府もがお金を積極的に借りたりすれば、資金需要が拡大し、結果としてインフレ圧力が高まる」というもの。 ただしこれは経済が正常な状態で、インフレ状態にある中での話。 現在の日本はデフレで困っている。 みんなが借金を減らし事業を縮小しリストラに積極的になり、内部留保を拡大させたり貯蓄を拡大させている。これはデフレの負の悪循環によってもたらされているもの。ここに歯止めがなくなると恐慌になる。歯止めとは政府の借金。 日銀が国債を買取るリスクはインフレ圧力の増大であり、デフレ、またはデフレ圧力が強い経済情勢では日銀が国債を買っても何も困らないどころか、インフレ率2%を目指す状況では追い風になる。 日銀の買った国債は日銀により保有され、日銀の受け取る利子益となる。また政府の出先機関としての日銀の利益は政府に納付される。このためデフレ脱却を目指す情勢下において日銀が国債を買取る行為は、負のリスクは存在しない状態でありデフレ脱却のためには積極的に行なわれて当然の行為となる。
- DCI4
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単年度の予算でしか考えないまぬけの言うことは信じるのは→まぬけのなかまいり 予算 借金は 増えるのが健全な運営 とうぜんGDP 経済成長もする 金の単位円は 長期で価値が落ちていく インフレ経済でOK 金単位は円 も刷れる 円だての借り入れ部分は意味ナシ 払う必要もない数字を払うべき数字と見せかけているのか? ★回答 政府 国は 個人じゃないので 死なない 借り入れの清算もなし相続税もなし よって数字 予算 部分的な借金の金額 は意味なし 政府の借金というものは別に減らす必要などありません。 増えていくのが当たり前ですからね。 http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11621833827.html これ↑ 役人の習性はこれ 欠陥消費増税でデフレ継続 財務省のキャリアーは日本経済の将来をどう見ているか http://okwave.jp/qa/q9056121.html これ↑ 払う必要もない数字を払うべき数字と見せかけているのか? →欠陥消費税をしたいからよ やつらには お得感アリ
- pringlez
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>日銀が国債を買取ると国は実質的に利払をしていないことになる >ということを言われている方をよくみます。 それは明らかに間違っています。気にしなくていいでしょう。知識や理解の浅い人が日銀と政府は一体だと勘違いしているだけです。そもそもそれで済むのなら、日本政府が借金する必要が全くなくなり、1000兆円もの借金をした説明がつきません。
- dragon-man
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自分で自分に金利を払っても仕方ありませんよね。財布は同じですから。