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預金保険制度「対象外」とは?
今の低金利って、単にお金を預けてあるヒトたちにとっては喜ばしい事態ではないですよね。 ソコに付け込んでか(?)、最近では外貨預金だと外託投資だのの宣伝が増えています。 ところが各社のパンフレットには「外貨預金は預金保険制度の対象外です。」と書かれてあるだけで、 素人としては「対象外だとどうなるの?」状態です。 預金保険制度のサイトも幾つか覗いてみたのですが、「対象外」に関しては言及なしです。 (当然かもしれないけど…) そこでお訊ねしたいのですが、預金保険対象外の預金は金融機関が破綻した場合、どうなるのでしょう? 要は「いくら預けていようが全額パァ」ってコトなんでしょうか? 破綻直前に上手いタイミングで引き出せれば苦労はないのだろうけど、 大体いつの時点から「破綻」の扱いになるかも分からない素人なので…。
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- QuiQuiQuiRin
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預金保険の対象外である場合は、一般的な債権者になるということです。 預金保険は、定期預金、普通預金などを預け入れた銀行が、平均残高に基づき、0.08%~0.094%(普通預金の金利が0.001%であることを考えると、法外な保険料です)を預金保険機構にファンドとしてストックしてあります。 今の残高がいくらか失念しましたが、このファンドを利用して、破綻銀行の預金者には、銀行の返済能力とは関係なく預金を保護するというものです。 預金保険対象外の預金は、このファンドを使うことができません。 従いまして、破綻した金融機関が有する換金可能な資産を、各債権者が分け合うことになります。 このため、対象外だと即「全額戻ってこない」という訳ではなく、可能性としては「一部戻ってくるかもしれない」ということになるでしょうか。 もっとも、預金は預金者から見れば、銀行に対する無担保の融資です。 無担保である以上、銀行の他の担保を有する債権者と比べると、回収能力は劣後してしまいます。 ただ、「破綻の認定」は微妙ですよね。 公益性やマクロ経済への影響力を考えると、大きな銀行をそのまま破綻させるシナリオは考えにくいです。 都市銀行などであれば、実質破綻でも、表向きは破綻認定を避ける可能性もあります。 ケースバイケースということになりますでしょうか。
補足
お返事、ありがとうございます。 >即「全額戻ってこない」という訳ではなく、可能性としては「一部戻ってくるかもしれない」ということになるでしょうか。 となると、両替手数料(大体1ドル2円でしたか)も考慮すると、外貨預金ってリスクの割にはオイシくないってことに…。 >もっとも、預金は預金者から見れば、銀行に対する無担保の融資です。 各社の外貨預金の条件をみると、それほど利率が良くない割に、最低取引単位は高いんですよね。 (毎月引き落とされるヤツが1万円、1年以上預けっぱなしのヤツだと10~30万円がフツーでした) 某社の元本保証プランに至っては最低預入れ価格は1,000万円! 世間にはそんなに気前よく「融資」してくれるヒトがいるんだろうか…。 やっぱり銀行って平民には優しくないなぁ、と思ってしまいます。