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天皇陛下 「退位」について
8月のお言葉があり、以降各所で様々な意見が挙がっていますね。 意見が割れていますね。 それだけ難しい事だということでしょう。 意見が割れるのは理解できますが、 それ以前、その前提となる「お言葉」の文章解釈について、 私の文章読解は、世間の解釈とはぜんぜん違うのです。 思想や法的解釈とか、踏み込む以前に、文章読解の段階で、私は世間とまったく違うのです。 ちなみに全文は以下 https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiA2ufg8ZbRAhUHwbwKHXSVBJgQFggjMAE&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXLASDG08HAI_Y6A800C1000000%2F&usg=AFQjCNEEQkHU8dsPtAfd4iO-K58FoK_XAQ&sig2=yMlIc9VT_lzcY9XSSQcVSQ 1【天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。】 ここでは、様々に行われている「行為」を減らすことで、現状の立場を維持するのは得策ではない、といった趣旨であろうと思います。 言い換えると、現状の地位を維持したいがために、(物理的、体力的に無理が出る部分の)「行為」を減らしますよ、とするのは好まない。 という意味でしょう。 これは最初に話の前提としておくための定義でしょう。 問題は以下 2【機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。 しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。】 ここが世間の報道等での解釈と、私の解釈がまったく違う部分です。 私の解釈を説明します。 1行目で、「摂政を置くことも考えられます」とあり、これを素直に読めば、 果たし得なくなったら、代行の為、摂政をおくと言う手があるよ。 と言っているに過ぎないと思います。 もっと平たく言えば、ダメなら摂政をおけばいいじゃない。ということです。 続いて、 「しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。」 つまり、摂政をおいたとしても、私は、生涯の終わりまで天皇ですから、安心してください。と言うことでは? このあたりが、世間の多くの解釈と違うのですね。 ・摂政をおけば良い。 と解釈するか、 ・摂政は避けたい。 とするか。 私は前者で解釈しました。 多くは、後者で解釈しているからこそ、憲法にないことを実行しなくてはならない話になり、意見が割れているのですよね? 前者なら何も難しくない。 陛下もそれを言っているだけかと。 しいて言えば、その「時期」をどうするかについて、多少急かしたいニュアンスがあって、そのために「お言葉」があったのだと感じました。 一方、世間多くの後者の解釈だとすると、 「務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けること」が嫌なのですよ。 と言いたいということになりますね? 「だから摂政ではなく、退位(譲位)が良いのです。」ということ? そんなダダみたいなこと言いますか? どうでしょうか? 文章読解の出発段階で、世間と違う私。 この解釈をしている意見をひとつも聞きませんよね。 意見が割れる以前の段階で、スタートラインが違う私は、アホですか?
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補足
ありがとうございます 「避けたい」のは、 【重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2カ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。】 の部分かと存じます。 「譲位を済ませた天皇(元天皇)」と「摂政をおいた天皇」とでは、上記の負担に大きな違いがあるのでしょうか? 譲位を済ませた天皇だと、もっと簡素で済むんだよと、これ自明だったりしますか?