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蕁麻疹適応のアレルギー薬について

薬学部生の者です。 勉強していて分からなくなってしまったのがあり、御教示戴けたら…と思います。 勉強で、「蕁麻疹に効果があるのは、ヒスタミン関連薬であり、TX関連薬やロイコトリエン関連薬にはない」とあったのですが、アンレキサノクスやグロモグリク酸Naのようなケミカルメディエータ―遊離抑制薬には蕁麻疹への適応があるのでしょうか? 教えて下さい。

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  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.1

薬学部生たるものネットで調べず、きちんとしたエビデンスとして活用できるものを使うよう心掛けてください。医療従事者となってから、恐らくネットで見た情報に踊らされているであろう患者を嫌というほど見ることになります。その時に自分が学部生時代にネットで情報を仕入れていたことを後悔すると思いますので 一応お答えします。 まず、蕁麻疹には抗ヒスタミン薬、ステロイド以外には保険適用がないというのが実情です。これは今日の診療指針か今日の治療薬、治療薬マニュアルなどの書籍で確認してください。 アンレキサノクスのような古典的治療薬は現在もう使う人間は少ないと思いますが、他のケミカルメディエーター遊離阻害薬は皮膚への移行率が良くないためあまり使いません。ただし、その作用も有するH1ブロッカーは汎用されます。代表例がフェキソフェナジンなどです。 私自身皮膚科は専門ではありませんので、細かいことは割愛しますが、現場に出るとH2ブロッカーが処方される場合もあります。これはリバーストランスロケーショナルリサーチという手法で現在in vivo などの検討が行われているようですが、現場においてH1,2ブロッカーの併用が治療に効果的であるという経験則によるものです。 きちんとしたエビデンスについては ・蕁麻疹診療ガイドライン(https://www.dermatol.or.jp/modules/guideline/index.php?content_id=2) から確認してください。 あるいは、恐らく講義で使っているであろう参考書を見てください。個人的にはラング・テール薬理学 あたりが使いやすいだろうと思います。病理所見についてはルービン病理学あたりを手に取ってみてください。

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