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火事場の馬鹿力を継続するとどこから壊れる?
スポーツ選手とかは結構火事場の馬鹿力に近いものを 制御して出している人も居るとも聞きますが、 継続してそれを使い続けたらどこに負担が沢山掛かって どこが一番壊れやすいのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
稀に試合中にスポーツ選手が倒れてそのまま帰らぬ人となることがありますが、だいたいみんな心臓発作なので、心臓が耐えられないって可能性もあるんじゃないかなと思います。 状況によってそれぞれですよね。質問者さんもスポーツが好きである程度の年齢なら、横綱貴乃花が優勝がかかったところで膝を痛めながら武蔵丸を寄り切って勝った一番をご存知のはずです。小泉首相が「痛みに耐えてよく頑張った!」っていったアレです。 あれは一時的に火事場の馬鹿力のさらに上をいって、勝ったときのあの憤怒の表情に私も「うわー、運慶、快慶ってこの表情を描写したのか」と感動したわけですが、その代わりに彼は前後の十字靭帯を損傷してそのまま1年以上休場し、結局引退となりました。 ああいうふうに、局所的な力が一部にかかるなら、そのかかった部位の腱が切れたり脱臼するというふうになると思います。マンガの刃牙で腕の骨が折れるという描写があったけど、実際は肘が抜けるか肩が外れるかになるでしょう。 また人間は直腸温が41度になるとこれ以上の体温上昇は危険と判断してリミッターがかかり、全く体が動かなくなります。熱中症などがそういう症状です。しかし、ドーピングってやつはこのリミッターを解除するんですね。 そうなるとどうなるのかというと、体温が異常に上昇してもそのまま体は動けます。しかしタンパク質っていうのは42度くらいで変化しちゃうんです。卵の白身を温めると白く固まるじゃないですか。あれがだいたい42度くらいなのです。だからそこまでオーバーヒートすると細胞はタンパク質でできていますから、タンパク質が硬化して、つまり白身が固くなって、その先は・・・死ぬってことになりますね。 「ドーピングが怖い」っていうのは、こういう部分もあるんですよ。人間の体に備わるセーフティ装置を全部解除するっていうドーピングも存在するのです。持久系のスポーツでよく使われるのがそれです。
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- overthelight
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筋力が足りない状態で重量物等を無理に持ち上げると腱がやられます。
お礼
そうなんですね。運送関係の人などは腱を痛めやすいのでしょうか。 ご回答ありがとうございます。
- KoalaGold
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自律神経。 TPSDに近い状況になると思います。 全身の筋肉に力が入らず、手が震え、目がうつろ、ろれつが回らず、精神の安定を欠く。
お礼
偏桃体が過活動し続けてストレスホルモンが延々分泌されるって 確かにうつとか精神疾患の典型ですね、 身体的なものは数ヶ月で修復できても 精神的なものは時に一生修復できませんしそっちの方が怖いかも。 違った視点のご回答ありがとうございます。
筋肉か関節って所でしょうね 予定以上の力が掛かれば、筋肉は断裂するでしょうし 関節もその負荷に耐えられなければ、腱が損傷するでしょうしね (場合によっては脱臼も)
お礼
普通は筋肉か関節が先におかしくなるのでしょうか。 何かを持ち上げるのか、手で何かをするのかとか 身体に掛かる負担次第なのかな。 ご回答ありがとうございます
- maiko0333
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オリンピックで重量挙げの選手が バーベルを持ち上げた瞬間、手足の骨が砕け散った瞬間の映像が YouTubeでみたことがあります。
お礼
筋肉や関節より先に骨が負荷に耐えられなくなったんですね; 恐ろしい話です、 ありがとうございます、
- tpg0
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こんにちは。 火事場の馬鹿力を持続してると背骨や腰に負担が掛かって痛めるでしょうね。 実際、私の父親は江戸っ子で野次馬根性が旺盛だったせいか、近所の煎餅屋が火事になった時に素早く駆け付けて家財道具類を火事場の馬鹿力で手伝って運んで椎間板ヘルニアになりました。
お礼
う、うわ・・そういう事になった方がいらっしゃるとは・・ 火事場の馬鹿力の外側にも被害がかなり出るんですね; ご回答ありがとうございます、
お礼
筋肉を動かす為に大量のエネルギーを消費するんですよね。 そういえば、人間の心臓は軽く叩かれた程度で止まる事があり 普段はATPとかいう緊急用のエネルギーで心臓を再稼働させるけれど あまりに身体を酷使するとATPを使い果たして 些細な心臓への衝撃で心臓が止まり再稼働できず死ぬなんて話を どこかで聞いた覚えがあります。 尋常ではないエネルギー浪費をすれば内部にも 甲状腺やホルモンを介して様々に影響が出るのかもですね。 >十字靭帯を損傷してそのまま1年以上休場し、結局引退となりました。 本当に限界を超えた状況で使うと 身体はそういう壊れ方もするんですね。多分。 >人間は直腸温が41度になるとこれ以上の体温上昇は危険と判断して >リミッターがかかり、全く体が動かなくなります。 そこにリミッターがあったんですね。 タンパク質の変性の話は聞き及んでおりましたが、 そういうドーピングとかも起こったりしていたんですね。 身体的ピークと限られた機会。 ドーピングを平然とやらかす人が出ても不思議ではないのかも。 ともあれ寒いと筋肉を震わせ発熱させるほど 筋肉は熱源でもある訳でしょうから、 馬鹿力を継続すれば熱暴走のリスクも大いにあるんですね。 色々な事情でセーフティがあるんでしょうね。 違った視点を下さりありがとうございます。 ご回答ありがとうございました。