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昨日の鬼界カルデラのニュースについて
http://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201611/0009678548.shtml カルデラ直下のマグマが活動的であること、というのは当たり前なのではないですか? 活動してないときがあるということなのでしょうか 普段は活動してないものが活動しているから噴火の兆候が出てきているということなのですか このニュースの意味がよくわかりません
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活動的ということが初めて実際に確認されたということです。 これまでそのような観測が行われていなかったので、比較するものは何もありません。
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- teppou
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>カルデラ直下のマグマが活動的であること、というのは当たり前なのではないですか? 火山の地下には、マグマだまりがあるのですが、その状態は変化します。マグマが上昇したり下降したりしています。 活動していないと言うわけではありませんが、より活発になったり、収まったりしています。 こういうようなことは、地表からの観測で、推定されています。 喜界カルデラについては、今回の観測では、噴火の兆候とまでは、とても言えないと思います。 気象庁では、47の火山について、いろいろな観測機器を設置して、常時観測しており、噴火の兆候があれば、情報を出す体制になっていますが、それ以外の火山については、そこまでの体制になっていません。 まして、海底の火山については、噴火の兆候があるかどうか判断できるような状況ではありません。 参考サイト http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/gyomu/index92.html また、マグマの状態の変化の原因については、いくつかの学説があり、よく分かっていません。報道などで説明されるのは、こういう学説のうちの、比較的多数意見であって、一般の人に理解しやすいもののようです。 地下のことはよく分からないのです。 喜界カルデラは、活動的な火山と認定されていますが、近くの火山島こそ常時監視されていますが、カルデラそのものの監視は行われていません、(監視しようがない) 噴火の危険が迫っているのかどうかは、全く分かりませんし、噴火したとしてもいきなり破局的噴火が起こる可能性は低いと思われます。
補足
過去にこのカルデラは噴火しているわけですからマグマが活動しているということは確認しなくても明らかだけど それを科学的に実際に確認した、ということに過ぎないということでしょうかね。