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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:多肉植物「ミリナエ」は姫秋麗でしょうか?)

多肉植物「ミリナエ」は姫秋麗でしょうか?

このQ&Aのポイント
  • 購入した多肉植物「ミリナエ」についての疑問です。
  • ミリナエという名前の多肉植物を育てていますが、姫秋麗と同じなのか気になります。
  • 葉の形や肉厚などから判断すると、個体差や別の種類かもしれません。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

いえいえ近縁種ではありません。近縁種と呼ばれるのは同属で別の学名を持ち、自生地が近かったり特徴の一部が似ている物で直接の血縁認められないもの。なので今回の物は交配されたか交雑して出来た物なので一応血縁があり「園芸種(又は園芸品種)」と呼ぶべきものです。 学名で表せば学名のメンドーサと言う種小名の後ろにspが付くか、グラプトペタルムと言う属名だけ書いた後にspが付く程度のもので、簡単に言えば「雑種」。植物の場合は自然界に存在しない交配ものは種とは呼べませんから(紛らわしいのですが自然界での交雑種で性質がすでに固定化されている物だと別の種類とされるものも・・・。今回は両者に片親分は遺伝子が同じですから別種とは扱えず)、両者は近縁種とは呼べず近縁と呼ぶよりも血縁。ただ植物の場合そういう呼び方は無く人が作って増やしているものなので「園芸種」と呼ぶのです。 ‘姫秋麗’は原種が元親で、おそらく小さな変異の中からの選抜個体で他の種類とは交配されていません。片や‘ミリナエ’は片親は原種メンドーサ由来でもう一方の片親が別種。たとえ同属同士の交配であっても「自然界ではあり得ない異種交配物」は「種類」とは認められず種類ではないので他種とも比べられず近縁とは言えないので交配種に多い呼ばれ方の「園芸種」になるのです・・・。 遺伝子での関係性を動物で簡単に例えるなら‘メンドーサ’や‘姫秋麗’は母親で(実際は花粉親の可能性もあり)父親は他種(こちらが種子親である可能性も)。その間に生まれた仔の中の一人が‘ミリナエ’です。普通は親子関係を親戚(これが近縁種と言う意味にあたる)とは呼ばないですよね? 例えば虎とライオン。どちらもヒョウ属に含まれる種類(原種)ですがかなり縁遠くて骨格の作りが違い生活サイクルや性質や好む環境も違います。虎から生まれたホワイトタイガーは見た目の色が違うだけで遺伝的には正真正銘の虎です。普通野生下では自然淘汰されてしまう事が多いのですが人が珍しがって庇護し飼育し繁殖したので今では数が多くなり「虎の新たな種類(ただし品種的な意味合い)」となっています(これが植物でいえば選抜品種の事)。でも虎かホワイトタイガーと、ライオンを人が掛け合わさせて生まれた仔(掛け合わせ雌雄の違いで名前が変わるそうです)は自然界では絶対存在しないはずの虎でもライオンでも無い別の生き物。そうやって作られた動物はあくまでも「新たな種類」で(異種交配で大抵が植物と同じく不妊だそうです)交配により違う動物の血が入っているために虎の近縁ともライオンの近縁とも呼べません。この種類は自然界では絶対あり得ない交配で虎とライオンの遺伝子両方を持っているので、別の種類と同じ扱いとはいかず、どちらから見ても近縁とは呼べないのです。 植物の場合は人が介在しなければこんなに分類が複雑になる事もありませんでした。人が世界中から植物を集め、人の都合の良い様に(大きくしたり綺麗な見た目にしたり美味しくしたり)交配をしてしまったために本来は自然界にはあり得ない遺伝子を持つ植物が今では巷に溢れています。なので人が介在して遺伝子を操って作った個体を「園芸種」と呼ぶことが多くなりました。 ‘ミリナエ’のもう一方の片親の種類が解ればもっと詳しい事が判明するのでしょうが、‘ミリナエ’はあくまでも「園芸種」。メンドーサの血筋なので別種とは言えない存在なので「近縁では無い」とお考えください。異種交配の中には異種で(時には異属間も)縁はかなり遠いはずなのに自然交配してしまい新たな種類ができてしまう事が時にあります(‘ミリナエ’がこういう由来)例えば果物のリンゴやイチゴがそうで、交配親の原種は各国に自生するものの、「リンゴの木の野生種」や「イチゴの野生種」と言うのは存在しません。それぞれマルス属の複数の原種の交雑個体、各国のワイルドストロベリーの交雑個体が元となって元になる個体が作られ改良され続けられている「人間の作った種類」です。バラやチューリップもそう。複数の原種が掛け合わされているので遺伝子が複雑で花の色や形や性質にいろいろなバリエーションがあります。 交配する両種の自生国がとても遠かったりしても、人が集めてきて出合わせ交雑に成功したものの中にたまたま稔性を持つ物が現れると、それを元に子孫がずっと続く事が。果物や野菜の中にはこういう由来でできた種類も多いですよ。そういうのが観賞用の植物の場合だと「園芸種」と呼ばれるのです。

ka-rukun
質問者

お礼

詳しく教えて頂き有難うございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

確実にそうだという答えではないのですが私の知りうる情報を・・・。 ‘ミリナエ’(又はミリネ)と言うのはどうやら品種名の様で、どうも原種のメンドーサか‘姫秋麗’のどちらかと他の種(調べましたが不明)との間で交配されたか交雑したかの由来を持つ品種らしいです。なので姫秋麗と同じものとは言えず「園芸品種である」と考えた方が良いと思います。 元々‘姫秋麗’自体も原種のメンドーサ(又はメンドーサエ)と必ずしも同一とは限りません。インターネットショップによっては‘メンドーサ’‘姫秋麗’‘ミリナエ’の3つが一緒に売られていたりします。簡単に言えば原種と、原種から個体選抜された品種が‘姫秋麗’、原種か‘姫秋麗’のどちらかが片親で他種の何かと掛け合わされ出来たのが‘ミリナエ’なのかと思われます。 元々原種から実生で増やしていくうちに栽培環境などが要因で見た目や育ちが違うものが出てきやすくなります。これは栽培されている環境に合わせて馴化する為で、この由来を持つものは選抜個体と呼ばれ、日本なら「選抜品種」とも呼ばれます。おそらく日本の環境に馴化した個体から選抜されたのが‘姫秋麗’と言う銘の物(日本で使う名前。実質品種名と思ってよいかと)です。これは例えばグラプトペタルム・パラグアイエンセが日本で‘朧月’と呼ばれたり、他に日本で品種登録されている‘はりんご’(商品名グラパラリーフ)と言う食用目的で作られた選抜品種があるのと似た様なもの。 簡単に言えばグラプトペタルムは他の属とも交配が可能な為に、純粋なグラプトペタルム属ではない品種と言うのが結構たくさんあります。そういうものの中の一つが‘ミリナエ’と言う品種という事らしいです。 交配種でも共通の原種を祖先に持つために呉べてみても一見そっくりな見た目ではあるようですが、両方を同一の鉢や土を用い同じ場所に置いて一緒に何年か育ててみると育ち方や花の特徴などに違いが見えてくるものと思います。 特に異種交配由来の品種には不稔が出やすいので‘姫秋麗’は自家受粉出来て種子が出来るのに、‘ミリナエ’は自家受粉で種子が出来なかったり(他花受粉だと可能なものはある)、稔性があっても採れた種子から育った芽からもう片親の特徴を持つ個体差の激しい株が育つかもしれません。もし数年かけて確かめてみるご覚悟があればそれぞれを自家で人工授粉させてみると結実の有無で異種交配由来品種で不稔であることが確認出来たり、‘ミリナエ’内に隠れていた片親の遺伝子が表に現れた雑種個体の出現が確認出来るなどの結果が出ると思います。実生で割と簡単に育つのも多肉植物のだいご味で私の場合は他の多肉植物ですが自分で交配した我が家オリジナルの個体があります。これは私の欲目かもしれませんが両親株の特徴の良いとこどりした愛着のある株です。 交配親の種類名や品種名に間違いがなく、他花交雑の可能性のない優良なものだとしかるべき場で発表すれば新品種と認められることもあります。交配種は従来にないよほど特徴が優良な株でないと他所には出せないものの両親が縁遠いものほど一代目で良い特徴が出ます。受粉させて運よく実が付けば種子を採り蒔いて育って成株になるまで見守るのも楽しいものですよ。もし‘ミリナエ’から実生株が生えたら育ててみて従来の物にない特徴が表れた優れた株を「自分のところ限定」で育ててみるのも楽しいかと思いますよ。 ちなみに‘ミリナエ’は‘Mirinae’と書くそうですから、もし英語にご堪能なら学名とこの品種名をキーワードに広く外国語圏まで対象を広げた検索をすることにより、より詳しい情報が得られるかもしれません。もし外国語が読めなくてもツールバーの翻訳ソフトを使用すると訳される言葉を読み解いて(結構大雑把な日本語訳なので・・・)大体の意味は理解できることも。 多肉植物でも昔から日本にある種類は外国から持ち込まれた由来がしっかりしていないと現地由来の物か、純血の原種かは分かりません。原種であるとされていても自生地から別の国経由で入ってきていれば別の国で馴化してしまった個体だったり知らずに交雑してしまっていたり・・・。でも品種名が付けられている物だと大抵はすでに交配済みである物です。日本ではあまり品種改良されないような植物でも、外国では品種改良されて品種名で流通している物は多く、例えばプレクトランサスの多肉質タイプも日本では原種が多いですが日本でもわずかながら園芸品種が入ってきていますし外国ではいろんな品種名の物が作られています。 植物の「品種名表記」では「」は普通使いませんので以降ご注意なさってくださいね。インターネット上では‘’(キーボードで「shiftキー+@とshiftキー+7」を押して入力)で囲んで使います。この記号が使われて書かれているのは、学名などと区別されていて「品種名(日本では銘も含む)である」と言う意味なんです。 ご存じない人もまだまだ多いようですが、すでにご存知の方はサイトやブログなどでもこの記号で囲んで表記していますよ。

ka-rukun
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 姫秋麗だとしたら増えすぎているのにまた買ってしまったのかと 思っておりましたから近縁種(?)と分かって良かったです。

  • dfregff
  • ベストアンサー率11% (10/85)
回答No.1

姫秋麗と同じものだった。