はじめまして♪
FPGAで実現出来ないか。。不可能ではアリマセンが、そこそこ「高性能な」物は期待出来にくいと思います。
DACは、デジタル to アナログ コンバーター
一般的なFPGAでデジタル部はまぁナントカ出来ると想像致します、しかしビット数に応じた重み付け(電圧)を持たせた出力信号をアナログミキシング回路で合成して、最終出力信号とするんですが、この部分は「純粋なアナログ回路時術」になって来ますので、適度な高品位サウンドを実現する為には、違うステップを考えておく必用があります。
過去の試作例では、各ビットに応じた信号を次のデータが来るまで保持し、抵抗器で分圧した電圧出力を得て、それらを合成(ミックス)する事で、ディクリートのDACを造ったオーディオマニアの報告も在ります。
ただ、最小ビット時の電圧差を扱いやすい電圧に設定すると、フルビット時の電圧がかなり高く成るので、電源電圧や抵抗器の耐圧や数量、最終的なバッファアンプ回路等は、かなり苦悩したようです(当時の記事、正確に記憶している訳では無いので、細かい部分は、、ゴメンナサイ。)
最近のDACはビット数に応じた抵抗分圧信号、、という事は避けていて、リニアなビット数動作では無い。という事はすでにご存知だと思います。
高速動作させて積み重ねで出力をえれば、1BitでもDACが完結します。(←知ってますよね。)
こういう「積み重ね型」は、デジタル技術とアナログ技術の合成とも言えます。
なぜ、こんな技術が考え出されたのか?
非常に多くなる「分圧抵抗器」の誤差をどうするか、、、ICチップ内の抵抗値を後から調整出来ないので、バラツキが無い、一つの抵抗器で対処しよう。。。という発想ですね。
アマチュアオーディオファンは、抵抗器の誤差を「たくさん購入して、精密に測定し、選別を行なえば、高度なDAが可能に成る」という発想からだったようです。
近代的なDACは、数ビットの心臓部で、デジタル制御しながらアナログ部のコントロールも行い、量産性と高い信頼性を両立した物が用いられています。
費用や手間という、実用量産的な「コスト」を考えない、研究や探求という目的であれば、どんどん進めて頂きたいと思います。
(プロは、最終的に「他社製より」安価で高性能(高機能?)最終的に大量生産し、大きく利益が得られる事を大前提とします、私達アマチュアは、手間や時間(開発コストや納期)に縛られず、自由な発想の元で、自己資金と自己努力、失敗したときは自己責任で、何でも出来ますからね。)
実現するのは、なかなか難しいとは思いますが、「高品位なオーディオ」というレベルでは無く、「音声として、ちゃんと言葉が伝わる」程度ならば、FPGAだけでも実現可能なはずです。
(高音質化、高品位サウンド化は、その先の目標に成ると思います。)
もう、私にはここまでの挑戦という熱い気持ちが減ってしまいましたので、若くて新しい挑戦者に、心から応援したく成るんですよぉ。
がんばれ~~~♪