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自作オーディオの入り口を教えてください。
- 自作オーディオの入り口を知りたい方へ。どこで情報を得れば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、自作オーディオの初心者が入門するための情報源や手引書、ホームページなどについてご紹介します。
- オーディオ機器を自作する楽しさを知りたい方へ。自作オーディオの入り口が分からない人もいるかもしれません。ここでは、自作オーディオの始め方や必要な知識、参考になる情報源などを紹介します。初心者でも取り組みやすい自作キットもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
- 自作オーディオの入門方法をお探しの方へ。自作オーディオは、オーディオ機器の製作を楽しむための趣味です。初めての方には、自作キットを利用するのがおすすめです。また、専門の書籍やインターネットの情報も参考になります。自分の希望に合った入門方法を見つけて、楽しく自作オーディオに取り組んでみましょう。
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理論と実践は、車の両輪のようなものです。理論ばかりで「頭でっかち」になるのは机上の空論に陥りますが、かといって「経験談」だけでは客観的な基準がなく再現性がありません。経験に裏打ちされた理論、いいかえれば、理論を様々に応用する能力があって、初めてその理論が意味を持つことになります。 経験を積むという意味では、キットは良い材料です。特にプリント基板の場合、配線間違いという可能性は基本的にあり得ないので、何か動作がおかしければ、それは自分が組み立てる際にミスをした、ということを意味します(パーツの不良というのはめったにありません)。かつ、キットの場合、それなりに実用性のあるものが作れるので、無駄がありません。 たとえば、電子工作の基本を勉強したいのであれば、それこそオームの法則やトランジスタの基本動作からマスターしなければなりません。しかし、それは、まさに二次関数を勉強するのと同じで、極めて重要なことではあっても、それが直ちに何かの役に立つ訳ではないので、つまらないと感じる人も少なくないでしょう。 これに対して、キットであれば、たとえばアンプができたり、DACができたりするので、実用的で、達成感も得られます。理論に興味があれば、勉強しろといわれるまでもなく、自然と調べるようになるでしょう(私の場合、子どもの頃から電子工作はやっていましたが、理論はチンプンカンプンでした。大人になって、キットではなく自分自身で設計したいと思うようになって、キットを分析しながら勉強した(している)という感じです)。 ところで、アンプやDACのキットに関しては、個人レベルで基板を設計して頒布されている人も少なくありません。非常に便利で、なかなか高いレベルのものが作れますが、あちらもあくまで趣味の範疇でされているので、手取り足取り1から教えてもらうような類いのものではありません。ある程度実力が付いてから利用されるのが良いと思います。 簡単なキットとしては、やはりエレキットが優れています。小中学生でも独りで完成できるほど丁寧な説明書が付いており、応用例の紹介もあるので、電子工作の入門者にはうってつけでしょう。最近ではリンクマンという会社も積極的にキットを出しています。ここのオーディオ関係のキットも、なかなか凝ったものがあります。 他方、『無線と実験』等に掲載されている自作記事は、レベル的には非常に高く、回路図から実体配線図を思い浮かべられるくらいにならないと手も足もでないでしょう。 ネット上で入手できる文献で、オーディオ向けといえば、『情熱の真空管』がお薦めできます。電子部品の知識、回路の基本、応用など幅広く扱われており、きちんと科学的見地に立って説明されています(オーディオ関係の自作記事ではときどきオカルト的な記述も見られますが、そういうのとは無縁です)。 スピーカー工作は、いちばん簡単なレベルだと、箱を作ってフルレンジドライバを取り付けて終わりなので、木工さえできれば誰でも取り組めます。 ただ、純粋に理論的に正しいことをやれば一応の結果が出る、とも限らず、やや職人的なところがあります。理論的に解明されているとはいえ、高いレベルでの完成を目指すとなると、一朝一夕にはマスターできません。 ともあれ、肩肘張らずに、実用性の高いものをキットなどで組み立てつつ、少しずつ理論の勉強をしていけば良いと思います。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 「入り口」は、ご質問者様のように興味を抱く事でしょう。 さて、私は主にスピーカー工作なので(小学生の夏休み工作からですよ)多少違う部分もあるのですが、前出の方々が書かれていた、トラ技、ラ技、MJや古くは初歩のラジオ、テレビ技術など、オーディオ雑誌以外の物も見てました。(まぁ、理解度は低いのですけれどね。笑) DACですとチップ前はデジタルですので、その部分に手を出そうとするとややこしいでしょうから(オーディオメーカーの高級品でも、チップメーカーの推薦回路パターンをコピーしているのが多いくらいですからね)アナログ信号に変換後に手を加えるのが良いでしょう。 そうなりますと、キットを改造と言うのが近道♪ 以前、デジタルアンプの基盤キットを組み立てましたが、スピーカー工作で使っている中でも一番小さな半田ごて(30W)で デジタルICの半田付けはブリッジしやすく、何度も修正しながら苦労しました。最後は半田ごてに手を加え、電力ケーブルの単線を小手先として、仕上げました。 こう言った部分は、教科書的に15W程度の先の細い半田ごてを使えと言われてますが、経験上、熱容量の部分に注意し、先の工夫で対処出来ると言う事です。しかし、それなりの経験を(失敗を繰り返して?)積んで行くしか内部分でしょうかね(爆笑) まぁ、私はやっぱりノコギリやカンナ、塗装等のスピーカー工作の方が好みなんでしょう。大きい物を造るとアチコチ筋肉痛になる事も、まぁ 楽しみの一つかな。汗を流した後のビールも旨いしね(笑) 一気に頂上を目指すのではなくて、ステップ バイ ステップで 自作を長く楽しんでください。 (^o^)P
お礼
回答をいただきありがとうございます。 写真に写っているたくさんのスピーカーはすべてiBook-2001様の自作SPでしょうか。 私もぜひスピーカー作りをしてみたいです。主に聴くのはクラシックなので弦楽器やピアノなどの音色がきれいに出るものが欲しいです。いつか挑戦してみたいと思います。 >DACですとチップ前はデジタルですので、その部分に手を出そうとするとややこしいでしょうから・・・アナログ信号に変換後に手を加えるのが良いでしょう。 デジタル部分の回路はややこしいんですね。もっとも今の私にはアナログ部分もチンプンカンプンですが・・・。少しずつ勉強してiBook-2001様の仰るとおりまずはキットから始めてみようと思います。 >電力ケーブルの単線を小手先として こういうやり方もあるんですね。半田ごては先の細い物を買った方がいいのかなと思っていたのですがこの方法を使えば太い物でもいいのかなと思いました。半田ごてを選ぶ際の参考にさせていただきます。 いろいろと参考になりました。ありがとうございました。
- gootera
- ベストアンサー率35% (50/140)
ご希望を叶える為には 電子工学の学習と製作技術の学習という二つのことを同時進行する必要があります。 工具の使い方も体で覚えなければいけません。 回路が理解できても製作できるかどうかは器用、不器用という問題もあり教科書では学べません。 まずはキットから入って次にグレードアップの改造に進むという方法もあります。 キットだから誰でも組めるという考えは短絡的です、説明書を読まずに回路図と部品の動作や特性を理解するようにすればいいでしょう。 ケース無しでしたらケース作りで機械工作が必要なので充分勉強になります。 あなたが理解したいというのは自作で楽しみたいのではなく、電子工学上の理屈を知りたいようにに感じましたが私の間違いでしたらごめんなさい。 部品単の働き、スペックやデータシートはほとんどダウンロード出来ます。 パワーIC、オペアンプ、FET、トランジスター単体の動作は検索する際オーディオに限定せず無線系などもとても参考になります。 自作50年ですが現在はネットで充分勉強できますよ。 小学生の工作程度でも造る人によっては月とスッポンの差があります。 いきなりハイグレードな物なんて誰でも最初からは作れません、肩の力を抜いて気楽に楽しみましょう。
お礼
>電子工学の学習と製作技術の学習 ありがとうございます。電子工学という学問上のカテゴリーが分かっただけでも大きな進歩です。入り口が分かったような気がします。 >あなたが理解したいというのは自作で楽しみたいのではなく、電子工学上の理屈を知りたいようにに感じました 仰るとおりだと思います。もちろん自作を楽しむのが最終目的ですが、その為にもある程度電子工学上の理屈を理解していないと事務的な組立作業になるのではないかと思い質問しました。 >部品単の働き、スペックやデータシートはほとんどダウンロード出来ます。 何かとても大切なことを教えていただいている気がするのですが今の私にはちょっと難しいです・・・。とりあえず「オペアンプ データシート」で検索してみたところ、なにやら見たこともない複雑な図と記号が・・・^^;とりあえず電子工学の入門書的な本を探して読んでみます。 いろいろとご丁寧にありがとうございました。
- e_Chikama
- ベストアンサー率29% (57/192)
自作オーディオは楽しいですね。 私も、自作オーディオにハマっている一人です、この趣味に入り込んで何十年も経ちますが、飽きもせずコツコツと頑張っています。 奥が深く何時まで経っても満足できません。 今では、普通の人が見ると変人と思われるぐらい、部屋の中はオーディオ機器で一杯になっています。 私は、MJ(無線と実験)(内容が極端と感じていますが?・・・)と、ラジオ技術(高年者向け?・・・)月刊誌を毎月購読しています。 また時々大きな書店の電気関係欄にあるオーディオ向けの専門書です。 さて、本題に入りますが、大きく分けるとスピーカーボックス(大工関係)の自作とアンプ(電気、電子関係)の自作に分けられます。 1. スピーカーボックスの自作 スピーカーユニットを手に入れ、自由なデザインや大きさを自分で考え製作します。 高度になりますと、箱の材質や寸法も重要な一因となりますが、まずは鳴らす事ですので簡単に出来ます。 のち、色々行う内に音の変化等が判りますので、その時造り変える等を考えれば良いと思います。 2. アンプ関係の自作 少々難しくなりますので、最初は組み立てキットから入ると良いです。 ただし、事前にテスター(電圧、電流、抵抗を測定する機器)と半田付け、回路記号位はマスターする必要があります。 あとは、やり遂げる根性でしょうか? 色々行う内に判ってきます、判って来ると益々楽しくなります。 また、不明な点や疑問の点が発生した時は、このカテゴリーへ質問すれば皆さん親切に教えてくれると思います。 頑張って下さい。
お礼
詳しい回答をいただきまことにありがとうございました。 またいつか質問させていただくかもしれません。その折はどうかよろしくお願いいたします。
補足
自作のスピーカーも楽しそうですね。すごく興味があります。今使っているはタンノイのマーキュリーというお手頃価格のスピーカーなのですが充分満足しています。でも自作のスピーカーでこれより良い音が出せたら嬉しいでしょうね。 >回路記号位はマスターする必要があります 回路記号と聞いて何となく小学生か中学生の頃に豆電球と電池をつなげて光らせたり、オームの法則がどうのこうのと覚えた気がするのですが、そのあたりが入り口とすると、小中学生向けの理科の本から勉強するのがいいいのでしょうか? とりあえずアマゾンで「回路記号」を検索してみたとろ、 「トコトンやさしい電気回路の本」 http://www.amazon.co.jp/トコトンやさしい電気回路の本-B-Tブックス―今日からモノ知りシリーズ-谷腰-欣司/dp/4526057754/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1268024505&sr=8-2 という本を見つけました。回路記号というのはこの電気回路に使われる記号のことだと思うのですが、このあたりの本から入っていくのが適当なのでしょうか?
必ずしも入門向けじゃないのですがデジタルまで入ってくるとコレくらいしか思いつきませんでした。 雑誌 無線と実験 http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=2597 中身に無線は殆ど出て来ないオーディオ誌です。自作記事が充実しています。 上記URLの左はじの「書籍」の「電気電子」のところから役に立ちそうな単行本も探せます。 ただ、私個人の考えだと自作オーデイオ入門はスピーカーシステムがオススメです。 ユーザーのリスニングルームに合わせてスピーカーシステムを調整するなんてのは自作スピーカーの特権かもしれません。
お礼
>「無線と実験」 とても面白そうな雑誌ですね。紹介していただきまことにありがとうございます。ぜひ読んでみたいです。しかしド素人の私にはチンプンカンプンかもしれませんね・・・^^; >私個人の考えだと自作オーデイオ入門はスピーカーシステムがオススメです もしよろしければその理由をお聞かせ下さい。私も自作スピーカーに興味がありますのでぜひうかがってみたいです。 >ユーザーのリスニングルームに合わせてスピーカーシステムを調整する 今の私には高度すぎますが興味津々です。とりあえず自分でスピーカースタンドを作って私なりにセッティングはしてみたのですが・・・。いずれ挑戦してみたいと思います。 このたびは有益な情報をいただきまことにありがとうございました。
- kata_san
- ベストアンサー率33% (423/1261)
かつては、「ラジオ技術」や「トランジスタ技術」などの特集で 回路の基本的な解説や「自作アンプ」などの特集がまとめられて 発行されていたことがありました。 今でも、以前ほどの需要は無いかもしれませんが、 そういった特集を探してみるというのも方法の一つにはなるのではないでしょうか? 現在発行されていれば、近所の本屋から取り寄せることも可能になるでしょう。 トランジスタなどの基本的なことを知りたいということであれば、 同様に、そういった特集記事を探すほうが見つかりやすいのではないでしょうか? トランジスタ技術 > ホーム http://toragi.cqpub.co.jp/
お礼
自作オーディオを始める上でまずトランジスタというものを理解しなければいけないということでしょうか。これからトランジスタについて勉強してみたいと思います。 有益な情報をいただきありがとうございました。
お礼
とても詳しい回答をいただきまことにありがとうございます。 おっしゃるとおりまずはキットから始めようかなと思います。理論と実践、よく言われることですが本当にその通りですね。私も頭でっかちにならないよう実制作を楽しみながら理論を勉強していきたいと思います。お薦めしていただいたエレキットから何か始めてみようと思っています。リンクマンという会社のホームページも覗いてみましたが100個とか200個単位でしか買えないようでした(たぶん・・・;)。 あとお薦めいただいた”情熱の真空管”ですが、すごかったです。見ているだけで楽しめました^^「私のアンプ設計マニュアル」というコーナーには電子回路の基礎的な説明もあってまさに私が求めていたものでした。本当にありがとうございます。 スピーカー工作は他の回答者の方に薦めていただき興味を持っていました。DACにアンプ、スピーカーと全て自作の物でお気に入りのCDが聴けたらまた格別でしょうね。 本当にありがとうございました。