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中華製DACやアンプは?
ESS社の最上位DACチップES9038PROを採用した、DAC付きヘッドホンアンプや単体DAC、アナログ、デジタルアンプ等、中華新興オーディオメーカーが、安価で高性能な半導体を搭載した商品を日本でも販売しております。日本メーカーには真似ができないぐらい安価でグレードの高いパーツを使用しております。アナログ回路の作りこみ等は日本の方が上です。これらマイナーな中華製のアンプやDAC等は音質が良いのでしょうか?耐久性や信頼性はどうなのでしょうか?博打のような感覚で信頼度は低いと思われますが、どうでしょうか?
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はい、正に博打です(笑)。 ESS 9018PRO は先月 1 Chip だけでは $90 ぐらいしましたが、100 Chip 仕入れれば 1 Chip 当たり $60 ぐらいになってますし、各 Maker でもっと大量に共同購入すればもっと安くなります。 ES9018 Series は S/PDIF と I2S と DSD 信号を自動判別するので DAI (Digital Audio Interface) Chip を要さず、LPF 内蔵の Analog 出力ですので、DAC 回路はこれ 1 Chip で済む Single Chip DAC となっており、電源と Clock 供給源、Analog 増幅の Ope'Amp' IC Chip さえあれば DAC Amp' 回路が出来上がります。 これを Plastics 筐体や PC 周辺機器 (HDD 等) 用 Case みたいなものに入れれば 1 万円もかけずに ESS 9018PRO 採用 DAC Amp' ができちゃう事になります。 日本の Audio Maker も DAC Chip を設計製造している Maker は皆無ですので DAC Chip 内部回路に関しては供給してくれる DAC Chip Maker の解説を鵜呑みにするしかなく、違いを出そうとすれば DAI と DAC の間で (DENON の AL24 とかのように) Digital 処理するか DAC 後の Analog 増幅部でそこいらの安価な Ope' Amp' IC Chip なんぞ用いずに (MARANTZ の HDAM とかのように) 独自の Discreet 回路を組むといった手法を採ります。 中華 DAC Amp' はそうした気の遠くなるような 試作試聴を繰り返す独自開発は行わず、殆ど机上計算による回路設計に基づき、安価な周辺素子 (Ope'Amp' IC Chip や Condenser、Resister 等) を使って製造されますし、Cost Down のためならば音に殆ど影響を及ぼさない周辺素子を発表後の製造販売途中で何の Announce もなく省いてしまうとか Grade Down の安価な素子に変えてしまうなんて平気で行いますので、User の Web Report も「その当時はそうだったのだろうけれど、今は違う」という事が多々あります(^^;)。 私も Tripath TA2024 (疾うの昔に倒産した Maker なので破棄された Brown 管式 TV の基板から剥がして再利用されてたりする) という IC Chip に惚れ込んで TA2024 を使った¥3,000 台の中華 Amp' を 3 台購入した経験があるのですが、1 台を壊してしまって同じ Amp' を再度購入したら周辺素子が省かれたり Russia 製の素子に変わっていて呆れた事があります(^^;)。……音は 3 台とも感心するほど良かったでしたが……。 現在 Super Woofer 用に使っている Class D の中華 Amp' は基板 Layout が美しく、採用されている素子も評判の良いものが並んでいるのですが、Full Range Speaker を駆動させたら酷い音だったので Super Woofer 駆動用にしています(^^;)。 でも、値段を考えれば電源は強力だし Power も出る超オトクな Amp' なんですよね。 問題は試聴を繰り返して熟成された回路ではなく、机上計算一発で製造 Line に乗せた製品でしょうから、何度も試作試聴しないと判らないような不具合が幾つも生じているであろう事です。 昔、感心したのは今でも売っている BEHRINGER 社の UCA222 U-CONTROL という USB Audio Interface で、TIBB (Texas Instruments Burr Brown) PCM2702 1 発で¥3000 という DAC 内蔵 Headphone Amp' なのですが、PCM2702 が Digitize も可能なので ADC としても利用でき、なかなか元気の良い楽しい音色なので残っていた Cassette Tape や Phono Disc、Video Tape 等の Music Source を PC に Digitize する傍ら、BGM がてらに音楽再生する際にちょいと繋いで楽しんでいました。……今も戸棚に転がっていますが、流石に最近は使わなくなりました(^^;)。 まぁ BEHRINGER 社は中国本土製造と言っても Swiss の音楽家でもあり Engineer でもある創設者の Uli Behringer 氏自身が香港に移り住んで中山市に工場を建て、現場指揮をしている Maker ですので、杜撰な手抜きなんかしない筈ですし、安価な割には耐久性も信頼性も他の中華製品とは一線を画すものですが……。 >これらマイナーな中華製のアンプやDAC等は音質が良いのでしょうか?耐久性や信頼性はどうなのでしょうか? 音質は上記のように試作試聴を繰り返して設計を熟成させる事なんかない机上計算だけの設計で製造するものですし、製造時期によって周辺素子がころころ変わりますので同じ Maker の製品でも出来不出来の差が大きく、耐久性や信頼性など期待できるものではありませんが「当たり」を引くと「何でこんなに安いのにここまで良いのっ?」と感心する製品があるのも確かですね。 中国の物造り環境は「QC (Quality Control:品質管理)」なんて概念がなく「安かろう悪かろうでもそれで客が満足するのであれば正しい良品である!」ですので過度な期待は禁物です。……おかげで我が家は中華ゴミで溢れてますし(爆)。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17774)
メーカー次第です。 以前、USB DDCを使っていましたがオリジナルのドライバーやリクロック回路を内蔵していたりと良くできた製品でした。 音質も良かったですよ。
お礼
どのメーカーなら信頼できるのですか?FiiOとかiBasso等ですか?
- surukire
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FX-502Aと言う奴を買ってみましたが、一度繋げただけです。 この値段でよくこんな物がと言う驚き価格ですが、音もやはりそれなりで。 DACに繋げても、プリアンプに繋げても、この音が値段なりだなという感想しかしません。 弄くるためのオモチャならいいかもしれませんが、これで満足したいという人にはお勧め出来ませんね。 販売元もオペアンプの換装をしやすくしているような設計ですし。 繋げたスピーカーは、DENON SC-E757。 DACはTEAC UD-503。 プリアンプはテクニクス SU-A4。 普段使っているパワーアンプは、エルサウンド EPWS-5S。
お礼
FX-AUDIOですか。安かろう悪かろうって音ですね。
- umimonogat
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中華侮るなかれ!いいですよ。下記機器にダリスピーカー繋いでいい音だしてまs。 Topping DAC+ヘッドホンアンプ D3 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00HY4PARS/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1 Lepy デジタルアンプ LP-2024A + Tripath TA2024 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00OK3BJNK/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o06_s00?ie=UTF8&psc=1
お礼
なるほどね。そういう事情があるのですね。 博打ですね。(笑い)