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オーディオ用DAC製品
オーディオ用dac製品は数万のものから100万以上のものまでいろいろあります。私は使われているチップが何々製だ、電源強化云々などよくわからないことが多いのですが、デジタルアンプ(デジタル入力)を持っていて、PCのUSBからの出力を無線で無圧縮(44.1KHz)でとばして受信する、ラトックシステム製の無線機を使っていますが、アナログ出力と光デジタル出力では圧倒的に光出力のほうが音がよく、アナログ出力はぼやけて聞こえます。この機器をアナログアンプに接続して音をきくのであれば、相応のDAC機器が必要だということでしょうか? 中国メーカー製の製品は、スペック的には、遜色ないようにみえますし、アメリカなどではよく売れているようです。値段は格安です。ただ日本では改造して使われている方が多いようです。 安かろう悪かろうなのでしょうか?ちなみにMATRIXというブランドのものです。
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- HAL2(@HALTWO)
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>ラトックシステム製の無線機を・・・アナログ出力はぼやけて聞こえます。 アナログ出力部では DAC でアナログ変換された信号をオペアンプ IC チップで増幅していると思いますが、この部分はピュア・オーディオのアンプと同じく、しっかりした電源部や音の良いオペアンプを用いて吟味された回路構成になっていないと良い音は出ないものですので、無線送受信がメインであってオアナログ出力部はオマケみたいなものではたいした音は出ないだろうと思います。 MATRIX とは、また珍しいメーカーに御興味を持たれましたね。 確かに日本では珍しさに飛び付いて色々と改造している人達が見受けられますが、そもそもインターネット通販でしか手に入らず、国内輸入代理店のない直販制の DAC ですので、一般のオーディオ界には話題に上りにくい製品です。 日本のオーディオ製品に用いられる DAC チップは TIBB (Texas Instruments Burr Brown) 社製と日本マランツの製品に用いられている CLCS (Cirrus Logics Crystal Semiconductor) 社製のものがスタンダードとさえ言えるほど圧倒的なシェアを持っているのですが、MATRIX 社の製品は AD (Analog Devices) 社製 DAC チップ (AD1955) を用いている珍しさに加え、アナログ・アンプ部も音の良さに定評がある AD 社製 OP275 及び TIBB 社製 OPA2134 オペアンプ IC チップを用いてプロ用機器にも繋げられる CANON 出力端子による出力も持たせている点などにコアなマニア達が喰い付いているようですね。 ただし、オペアンプ IC チップは直付けで IC チップの抜き差しはできませんので、オペアンプ IC チップやコンデンサを交換したりするマニア達はハンダで付け直さねばならず、こうしたマニア達は少なくとも IC アンプの自作経験がある自作マニア達ですね。 >安かろう悪かろうなのでしょうか? MATRIX 社の製品に限って言えば、安かろう悪かろうではなさそうですね。 日本の販売代理店を通さずに、中国本土からドル建てのインターネット直販方式で販売することから $250~$330 という価格帯になっていますが、仮にアメリカのブランドが中国で生産したものを日本の輸入代理店を通して販売したらどのような値段になるか想像が付くでしょうか?・・・悪例として Mark Levinson ブランドの Red Rose Music などはマニア達からずいぶんと叩かれていたような記憶があります (汗)。 因みに私が愛機とした McIntosh C34V は日本での価格は 68 万円だったようですが、御当地 US での価格は $2,499・・・私が US で Philips DFA1000 (33 万円で発売された日本マランツ PM99SE のブラック・モデル) と真剣に悩んだ時の店頭価格はその 2 つ前のモデルである C32 ($1,649、日本では 81 万 6 千 9 百円!) と変わらぬ $1,700 でした。 (帰国後、中古で購入した C34V は 20 万円、オーバーホールに 3 万円・・・トホホ T_T) もしも MATRIX 社がインターネット直販を行わずに日本の輸入代理店を通して販売すれば 10 万円近い値段になるでしょうし、MATRIX 社が US (或いは UK) に企業登記して US (或いは UK) のメーカーを名乗れば 20 万円近い値段になるかもしれませんね(笑)。 MATRIX 社製 DAC (DAC 内蔵ヘッドフォン・アンプ) の作りはオーディオファイル用と言うよりも MIDI シンセサイザや PC ミキサーなどで音楽作りを行うデジタル・ミュージック・スタジオ向けプロ用機器の作りという感じで、McIntosh アンプなどに代表されるピュア・オーディオと呼ばれる機器類とはやや趣が異なるもののプロ用機器のような作りになっているように見えます。・・・音は聴いたことがないので想像も付きません(汗)。 しかし JBL TS6000 を繋いだ McIntosh MA6300LTD に出力する DAC としては随分と毛色の変わったものを思い立ったものだと思いますよ・・・良いか悪いかは音を出してみないことには判りませんが、普通は TIBB 社製 DAC チップ (例えば PCM1792A とか) を使用した DAC を選択しそうなものですが・・・。 オペアンプ IC チップを用いているからピュア・オーディオとは異なるという意味ではありません。 日本マランツ社などは早くからオペアンプ IC チップを高額アンプに導入していましたし、ADPM (AD Precision Monolithic) 社の OP275 などは多くのプロ用機器に用いられて、音の良さからプレミアム価格が付いたことがあったと記憶しています。 オペアンプ IC チップの物理計測性能はオーディオ・アンプノ常識的な数値とは桁違いの高性能なものなのですが、チップ乗せ換えマニアが多数存在するように、到底耳では判断できそうもない物理計測特性値を持つチップを交換するだけで大きく音色が変化すると言うのもオーディオの摩訶不思議なところですね。 私がデジタル・ミュージック・スタジオ向けプロ用機器の作りと言う部分は、重厚長大な大電力電源部や筐体といったピュア・オーディオ系の作りとは正反対の省電力小型軽量なボディながらも無理矢理詰め込んだというものではなくて、長時間の運用に耐えられる熱交換の余裕や誘導雑音を回避する対策がきちんとなされているという部分であり、MATRIX 社の DAC は定評あるニチコン社の MUSE FG/ES/FW/HD コンデンサや前述の ADPM 社製 OP275 や AD 社製 AD1955 といった素子メーカーにこだわった感のあるすっきりとした左右対称基盤からもかなり吟味されているような気がします。 MATRIX 社製 DAC の採用は、かなりマニアックな (?) 選択肢という気もしますが、 是非とも人柱に立っていただいて(笑) ホーム・ページに詳しい御感想を記していただきたいものですね(^_^)/。
- Yorkminster
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>> この機器をアナログアンプに接続して音をきくのであれば、相応のDAC機器が必要だということでしょうか? // 必ずしもそうとは言えないでしょう。 「デジタル入力付きのデジタルアンプ」と言っても様々で、大きく分ければ、 (1)デジタル入力→D/A変換(PCM)→A/D変換(PWM)→増幅→LPF→スピーカー (2)デジタル入力→D/D変換→増幅→LPF→スピーカー という2種類があります。(2)が、いわゆる「フルデジタルアンプ」です。 (1)の場合、アナログ入力についてはA/D変換以降が共通です。従って、接続する再生機器にデジタル出力とアナログ出力がある場合、それらの音質の差はD/A部分の差であると言っても良いでしょう。すなわち、別途「高音質な外付けDAC」を用意すれば、音質が向上する余地があると言えます。 対して、(2)の場合は、アナログ入力に対しては別途A/D変換が必要になります。従って、アナログ出力に対してはD/A部分のクオリティだけでなく、A/D部分のクオリティも問題になってくるので、単に「高音質な外付けDAC」を用意したからと言って、確実に高音質化を図れるとは限りません。 言い換えれば、「フルデジタルアンプのデジタル入力とアナログ入力の差」は、A/D変換の差が原因である可能性を否定できません。すなわち、「再生機器のD/A部分がしょぼい」と断定できる訳ではありません。従って、「相応のDAC機器が必要だ」とは言い切れません。 >> 安かろう悪かろうなのでしょうか? // MATRIXというブランドについては知りませんが、知人が購入した中国メーカーのプリアンプは、電源を入れただけで煙を噴きました。電源レギュレータが発振していたようですが、そんなトラブルはプロが設計した製品ではあり得ません(つまり素人の電子工作レベルということ)。MATRIXというブランドはきちんと設計されているのかも知れませんが、私なら怖くて、とてもMcIntoshには繋げられません。 スペックは、誤摩化せば何とでも良く書けます。下手をすると「ICのスペック」をそのまま書いているケースも見受けられますが、そりゃあ遜色なくて当然です。スペックが全てではありませんし、高いDACが良いDACだとも言いませんが、せめて、出所の明らかな製品を使ったほうが良い気がします。
お礼
ありがとうございました。
- ponpokona-
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マッキンと言われてやっと気がつきましたw http://kikitai.teacup.com/qa6869907.html 心配していたような展開ですね。 MA-6300LTDもJBLのTS6000も、もう買っちゃったんですか? 自宅試聴はできたんですか? KENWOODのデジアンの型番が不明だったと思いますが、プリアウトはないんですか? 質問者さんが恐れているようなことになる恐れは大だと思います。・・が、気になるんなら買ったらいかがですか? アンプとスピーカーの金額からみたら大したことないでしょ。 当たるも八卦、当たらぬも八卦、当たらなかったとしてもいい勉強です。 購入を勧めているわけではありませんが、このくらいの金額で恐々とするくらいなら、この価格帯のスピーカーやアンプを購入すべきではない(なかった?)、と思います。 趣味ですから好きなようにやればよいのですが、アンプなど細部にこだわりすぎて、全体を見失っていませんか? たぶん、急すぎるアップグレードのせいです。 しばらく頭を冷やしませんか?
お礼
ありがとうございました。 結局onkyo/dac1000をえらびました。 デジタル機器との相性もよく、心配していたスピーカー、アンプの相性もバッチリ。 毎日楽しく音楽を聞いています。 今回はいろいろと勉強になった買い物になりました。 結果オーライでよかったです。
- ponpokona-
- ベストアンサー率40% (313/780)
詳しくないので露払い程度ですw MATRIXのDACがお使いの機器に相応しいかどうかをお訊きになりたいのだと思いますが、肝心のお使いの機器がわからないので、答えようがないように思います。 また、デジタル入力を持つデジタルアンプがあるのに、わざわざこういうことをお考えなのはなぜでしょうか。
お礼
ありがとうございました。
補足
新たにアナログアンプマッキトッシュMA-6300LTDを導入したためです。デジタルアンプはサブにしようと考えております。
お礼
ありがとうございました。