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解剖学的に正しい姿勢の足の裏のポジションは?

解剖学的に正しい姿勢を取った場合の足の裏はどのようなポジションになりますか? 以前、ヨガで『足の裏は小指からかかとまで(足の外側部分)を左右並行にする。』 と言われて実践していたのですが、そうすると足全体が内旋して膝も内側に向きやすく、 O脚気味の私にはちょっと合わない気がしました。 実際の正しい、いわゆるニュートラルポジションになるための足の裏の位置というのは 軽く八の字でしょうか?それとも足の親指とかかとを一直線に左右並行にするポジション・・? 調べたのですが、中々答えが見つからないので解剖学に詳しい方教えてください。 よろしくお願いします。

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noname#223613
noname#223613
回答No.6

>解剖学的に正しい姿勢 それは、【解剖学的立位肢位かいぼうがくてきりついしい】と言います。 でも間違えないで下さい、決して理想的な正しい立ち姿(=姿勢)とゆう訳ではないのです。 ■解剖学的立位肢位:飽く迄も、解剖学上の基本となる(=とする)立ち姿の状態です。 謂わば、メートル(原器の働きの様なもので、ココから何センチ、ミリ外転、内旋、回内・・とかを決めてゆくのです。 骨盤の前後屈がなく、股関節伸展屈曲0°、膝関節伸展屈曲0°、足関節伸展屈曲0°で、立位姿勢で顔面は正面を向いて、両上肢は体幹に添って下垂させ手掌(しゅしょう)は前面向き、手背(しゅはい)は後面に向け、下肢は概ね肩幅位に拡げ、詰まり、両下肢の大腿骨(大腿骨頭*~膝関節中心)が平行と為る様に立ち、両足の第3趾を前面に向かせます、軽い逆ハの字でしょう。例えば左右其々れ45°位迄に逆ハの字広げると解剖学的立位の肢位ではなくなります。 解剖学的立位肢位を取ることで、体重や、更に重いモノを持つ等させても、それらの重さを骨に流すとゆうことがスムーズに可能と為ります。 解剖学的立位肢位から外れた肢位を取りますと、重さは第5趾の方へ流され足関節が確(しっか)りと嚙み合わなく為り、重さを脛骨ではなく腓骨で支える様なことにも為りかねません。更に、膝蓋骨が外向きに為ります。そして股関節は外旋方向に向き、大腿骨は開いてゆき、臀部の外側の筋に負担が掛かる様に為って来ます。この立ち方でしゃがんでゆくと足関節の内側から緩んで止まる所がないので、ストンと腰が落ちてゆくヒトも居ますね。 ■解剖学的座位肢位:股関節90°、膝関節90°、足関節90°其々屈曲、大腿骨は水平、両手掌は前面、上面に向け、足の第3趾は前面向き、膝蓋骨を通る直線が平行に為る様におく。両足底はほぼ平行状態でしょう。椅子等に腰掛けた状態での解剖学的肢位です。 ■基本的立位肢位(=自然肢位):上記の解剖学的立位肢位と似て居ますが、「両手掌」を体側に向けて、詰まり「軽い気を付けっ!」の状態にします。両下肢は解剖学的立位肢位に準じます。 だから、多分、アナタが通って居らっしゃる教室?では、恐らく此の基本的立位肢位(=自然肢位)の方を教えてると思われます。 *大腿骨頭で大事なのが、大腿骨の「頚体角けいたいかく」や前捻角と負荷線です。 大腿骨頭と大腿骨体が作る角度は頚体角と呼ばれ、此の角度は新生児で一番大きく年齢とともに減少します(クル病では更に大きく減少)。 又、下肢には理想的な「負荷線」とゆう概念が有り、健常な負荷線は大腿骨頭の中心から膝関節の中央(やや内側)を通り踵の骨(=踵骨)の中心を通ります。だから、解剖学的立位肢位&基本的立位肢位(=自然肢位)の正常足では左右の負荷線は平行なのです。 頚体角は下肢の負荷線に対する大腿骨幹の位置に影響を及ぼすもので、例えば負荷線が健常ならば大腿骨下端にある内側顆と外側顆を結ぶ面と直交(90°)し、膝関節は直膝(真っ直ぐな下肢)に為ります。 負荷線は下肢が正しい肢位を取るのに、とても大事な要素なんです。 最後ですが、もう一度言います、左右両負荷線は平行に、但し、両足底は軽い逆ハの字(第3趾を中心に前面向き)にして肩幅位に立つと良いでしょう。

yuirobo
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。丁寧に回答して下さりありがとうございました!よく理解できました。

その他の回答 (5)

  • tknkk7
  • ベストアンサー率11% (378/3310)
回答No.5

首後ろ向きヨガ

yuirobo
質問者

お礼

回答ありがとうございました!

回答No.4

#2ですが。 >>解剖学的に、正しい姿勢って存在してますよね? 再び申しますが存在しないと思います。 >>理学療法士さんやカイロプラクター、ピラティスの先生だと知ってるのでは。。。 一応専門です、国家資格持ちの医療従事者です。

yuirobo
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。なるほどです。ありがとうございました!

  • eroero4649
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回答No.3

#1です。 足の骨にこだわるなら、「中足骨が体の前面と後面の方向に対して平行になっている状態」といってもいいと思いますよ。足の指の骨(指骨)は少し内側を向いていますから。 >よく姿勢に関して、耳、肩峰、大転子、ひざ、外果の前方が一直線になるのが理想とされるといわれますが いわゆる「軍人姿勢」ですね。でも、医学的には軍人姿勢は「正しい」とはいいません。一部の筋肉に緊張を強いる姿勢だからです。そもそもでいえば、耳の穴そのものが左右で高さが違うのが普通ですから、そこにこだわると「右側から見れば一直線だけど、左側から見るとズレる」という現象も置きます。元々人間の体は機械製品ではないので完全な左右対称ではないのです。 ですから「解剖学的に正しい姿勢」というのは、おそらくは「もっともその人にとって筋肉への負担が少ない姿勢」となると思います。つまり、腰が曲がったお婆ちゃんは、今現在はその姿勢が体に一番負担が少ない姿勢になるのでそれが「解剖学的に正しい姿勢」となります。 解剖学では、「人間の体はこうあるべきだ」ということは一切定義づけられていません。「こうあるべき」ではなく、「これが現実」というのを見るからです。そもそも科学には「正しい」はないのですよ。「事実」はあってもね。 ただ、体の話をしえているときに「どっちを向いている前提で話をするのか」というのがあるので決められた姿勢があります。 それでいうと、手のひらは前面を向いているのが解剖学では「通常」とされます。普通、気をつけをするかあるいは普通に立っているときは手のひらは内側を向いて、親指が体の前面を向いた状態にあるでしょうが、こうすると前面から前腕の橈骨と尺骨がちゃんと見えないので、手のひらを前面に向いた状態にするのです。 ですから、気をつけの姿勢をしたときは、「前腕を90度回内した状態」と呼びます。 ですから、もし質問者さんが信号待ちをしているときに解剖学的に正しい姿勢でいたいと思うなら、手のひらを前面に見せた状態で立つこととなります。もしそれに誰かが気づいたら、ちょっとヘンな人だなあと思われるでしょうけれど。 存在しないものを「教えてください」といっても、そりゃ無理な話です。

yuirobo
質問者

お礼

再度ご説明ありがとうございます。理解しました!

回答No.2

「解剖学的に正しい姿勢」は存在しないと思います。 「良肢位」という言葉がありますが、これは本人がリラックスした状態で楽な姿勢のことを言いますので、基本姿勢はあっても個々で形が異なります。 「基本肢位」という言葉もありますが、これも正しい姿勢ではありません。 http://kangolabo.com/141 あなたの体をリラックスさせて、軽くジャンプ、全身を屈伸、これを数回繰り返し直立した状態で足元を見た場合が、あなたの自然な足のポジションとなるはずです。 おそらくは軽くVの字に開いているはずだと思いますし、それが自然だと思います。 足が平行になる、揃えるということは意図的に行うものと思いますし、ヨガでは何かの理由があるのでしょう。 ただ、ある程度足が開けば平行かハの字になるとは思いますが、これも体の自然なポジションだと思います。

yuirobo
質問者

お礼

回答ありがとうございました!

yuirobo
質問者

補足

正しいとされる姿勢が知りたいのです。 というか、解剖学的に、正しい姿勢って存在してますよね? 例・耳の穴、肩峰、大転子、ひざ、外果2センチ前が一直線になるとまっすぐな姿勢。骨盤は上前腸骨棘と上後腸骨棘が10度前傾してる事等々。。。 もちろん、それが万人に当てはめていいかどうかは別です。あくまで目安として、ですよね。それはここでの話じゃないです。 自然なポジション、でいえば腰の曲がったおばあさんでも自然な足裏のポジションはあると思いますが、それって本人にとってベストなポジションじゃないですよね?そりゃあ若い頃のように背筋が伸びていて膝も伸びていて左右バランスがよくなっている位置がベストですよね。 今の自然なポジションを見つけることに、現状把握以上の意味がある気がしないです。 横からの骨の位置はなんとなくわかっているので、正面から見たときの解剖学的に言われる正しい姿勢のときの足の裏の位置が知りたいのです。 理学療法士さんやカイロプラクター、ピラティスの先生だと知ってるのでは。。。と期待して質問してみました。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.1

解剖学的には、つま先が正面を向いた形です。そうじゃないと「まっすぐ」の軸が合わなくなるからです。車を正面から見たら、ハンドルは真っ直ぐになっているのが「設計図上は正しい」でしょう? 実際には多少外側に向くのが安定するとは思います。人間はただ立っている時間はむしろ少なくて、歩き回っているほうが多いでしょう。「歩行のあおり運動」では、踵から地面に接し、土踏まずがありますから足の外側を通って最後は親指の付け根で蹴っていくのが教科書通りの歩き方です。 この歩き方だと、少し、つま先が外側を向いていたほうが歩きやすいはずです。 ただ、つま先の方向はその人の性格の影響も受けるんですよね。外向的な性格の人はつま先が外に向く、つまりがに股になり、内向的な性格の人はつま先が内側に向く、つまり内股になります。 解剖学的に正しいのが、ヨガとして正しいとは限りません。またスポーツ選手でも人によってフォームに多少の違いがあるように、教科書通りの姿勢がその人にとって最も合理的なフォームだとも限りません。

yuirobo
質問者

お礼

回答ありがとうございました!

yuirobo
質問者

補足

つま先が正面というのは、解剖学というよりアバウトなような。。。? つま先とはどの指のことでしょうか。また正面というのは何に対してでしょう。。。? 足の人差し指がほぼ左右平行にならんでいる、とかでしょうか? よく姿勢に関して、耳、肩峰、大転子、ひざ、外果の前方が一直線になるのが理想とされるといわれますが、合理性はもとより、理想とされるポジションが知りたいです。