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左翼思想の専門用語とは?
- 左翼思想の専門用語や専門知識が常識的かについて、「房総左翼」とか「階級的前衛性」といった言葉が使われている理由や意味を説明していただけますか?
- 左翼思想の専門用語や専門知識を持っている人は、それをひけらかすことで「無知だ」と他者を批判することがあります。しんぶん赤旗ではこれらの言葉がよく使われているのでしょうか?
- 左翼思想の専門用語や専門知識を持っていない人が、それらの言葉を理解するためにネットで調べても解説が出てこないことがあります。なぜなのでしょうか?
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私が学生時代の何十年も前にはまだキャンパスに革マル派や中核派、共産党傘下の組織がうようよ活動していたし、冷戦時代でもあったのでそれなりに共産主義、社会主義も興味を持って勉強しました。でも当時から赤旗は一般の人たちにもわかりやすく書いていて、「房総」だか「暴走」だかわかりませんが、「階級的。。。」なんて言うややこしい言葉は使いませんでしたよ。 もともと日本共産党はマルクス・エンゲルスが共産党宣言で書いた革命による特権階級の支配の転覆と圧倒的に数の多い無産階級(プロレタリアート)による独裁を目指していました。武力闘争で革命を起こそうとする危険な組織でした。でも時代がどんどん合わなくなり、そもそもプロレタリアートが少なくなって民主主義が浸透してくるたびに、綱領を書き直し、すごく大変そうでした。1970年の時点ですでに武力的な革命を起こすような話は綱領からなくなっていますが、噂では1980年代くらいまではまだ、革命を起こす組織を地下には持っていて、公安警察も内偵を続けていたと聞いていました。 今の日本共産党の綱領にはまだ革命と言う言葉が残っていて「民主主義革命」と言っていますが、どうやら意味は議会で多数派を握って改革を起こすことらしいです。 最近はめっきり興味がなくなって赤旗も読まないのですが、日本共産党はかつてのソ連や北朝鮮などと結びついて革命を目指すような団体では無いと言って良いと思います。一方で右翼の人たちはそんな面倒くさい変化を理解しようとも思わないので、共産党、赤、悪、スパイ、みたいなレッテルを張って自分たちの正当化に使う部分もあるでしょうね。 ブルジョワ新聞と言うのはちょっと時代錯語も甚だしいですね。なんか50年以上前にタイムワープした見たいでノスタルジーを感じます。 新聞社は客観的な情報を載せる義務がありますが、それでもそれぞれが主義主張を持って良いと思います。赤旗のような党の機関紙と一般紙を比べることはできないですが、産経、読売、朝日、毎日はそれぞれ主張が違います。それをひとまとめにブルジョワと切り捨てて、自分の主張を言うような人とは付き合わないほうが良いですよ。 学生のときにもたくさんいましたが、難しそうなことをたくさん言って、反論しようとすると、予め用意してある独自の理論で煙に巻いていつの間にか勧誘すると言うのが、過激思想団体の手口ですから。真面目で頭のいい人ほど引っかかりやすいので要注意。
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- meido2010
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旧ソ連や東欧諸国がなぜ壊滅したかを考えれば分かりますよ。 労働者は繰り返しの知識しかありません。つまり性能を向上させようとかは あまり考えずに今の仕事をこなせば事足れりと思うからです。 それが、自動車にしても航空機にしても時代遅れの部品を使って古いフォルム で作っていたのが分かりますね。 そんなことを信奉している者は、どこの国も相手にしません。それが共産主義 の破綻に繋がったのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。大変、分かりやすい解説でした。