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北方領土返還で考えるべきポイントとは?
- 北方領土問題の解決には、平和条約の締結が重要です。
- また、日本は中東以外の地に石油を確保する必要があります。
- さらに、反日諸国との関係において、軍事大国ロシアを味方に引き入れることの意義があります。
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いわゆる「2+2」ですよね。経済がよれよれになったエリツィン時代に合意寸前(というか、ロシア側から提案された)に至ったのですが、日本側が「もうひと押しで四島一括返還」と欲をかいて将来に禍根を残してしまいましたね。これなんかは日本人の外交下手の典型だと思います。 また当時はあの「ムネオ&佐藤優」組がロシアとの間に太いパイプを持っていましたが、今はもうロシアにパイプを持つ人がいないのではないでしょうかね。駐露大使がメドベージェフ氏が北方領土を訪れる直前に内閣に対して「ああ、それ(メドベージェフ氏の北方領土訪問)はないから大丈夫です」と報告してしまい、呼び出されたことがありましたよね。つくづく、外務省ってところは無能の集まりだなと思いますけれども。 1. おそらく戦後ロシア首脳の中で最も親日で日本文化に理解があるのが現プーチン閣下だと思います。しかし、プーチン閣下はヨーロッパやアメリカにとっては「恐るべき政治家」であり、日本が親露路線をとることは今度は西ヨーロッパやアメリカとの関係が微妙になることは避けられないと思います。日本と直接領土も何も接さないイギリスやフランスやイタリアやドイツとロシアのどっちが日本にとって重要か、というのはあると思いますが、多くの日本人はロシアよりイギリスやフランスに親近感を持っていると思います。また「遠交近攻」は外交の原則でもあります。 プーチン閣下は再三日本側に対して平和条約の締結を呼びかけていますね。ただ、その言葉を額面通りに受け取ってよいほどプーチン閣下も甘いお人ではございません。やるべきところではしっかり中国とも親密な関係を築いています。 2. これ、「ひょっとして日本政府は石油の確保を国家の方針として考えていないのではないか」と思うようになったのです。きっかけは、3.11でした。そう、福島原発事故です。あれほど大きな事故を起こしながら、原子力村の人たちとあとここにもなぜか大勢いる親原発派の人々を見ると「日本にとっては石油資源の確保より原発の維持のほうがはるかに重要なのだ」と思わざるをえないですね。石油資源の確保がされて安価で安定的に供給されたら、相対的に原発の重要度が下がります。それはムラ&親原発派にとって「あってはならないこと」なのです。 プーチン閣下は、ロシアマスコミを通じて「シベリアと北海道の間に天然ガスパイプラインを通そう」と提案しているのです。ロシアのマスコミにインタビューで「今後のシベリア開発はどのようにお考えですか」と質問させて、「日本との間にパイプラインが通せるといいね」と答えているのです。これは閣下の日本に対するメッセージだと受け取るべきでしょう。しかし、日本側はそれに対して事実上黙殺状態です。なぜだろうかと考えたのです。そう思うと「もし北海道にロシアから天然ガスパイプラインが通ると、原発よりあらゆる方面でコストが安い発電所が可能になるから」くらいしか考えられないのです。「もしそうなったら北海道のエネルギー供給がロシア依存型になり不利になる」という人がいて、おそらくプーチン閣下の狙いもそこだろうとは思いますが、しかし原発の原料であるウランだって国産じゃなくて輸入品ですからね。 世界規模でいえば、原油の利用量はどんどん減っています。ガソリンなんて特にそうです。ハイブリッドカーの普及と、そうじゃない車でも今やカタログ値ではリッター20キロなんてのがザラなので利用量が減っているのです。2年くらい前に業界の偉いおじさんから直接「今は重油なんて売れないから捨ててるんですよー」って聞きました。化学製品の発達でナフサみたいなのはむしろ需要過多で値段が高いそうですけれど。 3. 歴代ロシア首脳の中で親日度が高いプーチン閣下でも、自国の国益を損なっても日本の味方になってくれるほど甘くはないです。 「日本周辺の反日国家」というたところで、韓国と習近平さんくらいですよ、その反日国家とやらは。北朝鮮も反日国家といえばそうだけど、あそこはもう親北朝鮮国家ってのが世界中のどこにもないですからね。せいぜいがイランでしょうか。そのイランはアメリカと対立する国である一方、中東では非常に親日度が高い国でもありますけどね。 その韓国だって日本語教育を受けて日本で政治亡命をしていた時期もあった金大中大統領のときは非常に日韓関係は良好だったのですからね。韓流ブームは金大統領と小渕首相との間で日韓共同宣言があったからってのがあるのですよ。 また日中関係も鄧小平時代は非常に良好でした。鄧小平さんは謝罪と賠償なんて一言もいわなかったですからね。また今は親日国といわれる台湾も、そのきっかけは日本育ちの李登輝さんが総統に就任してからです。もっとも李登輝さんは台湾人からも「あの人は親日じゃなくて、愛日」と呆れられるほどらしいですけれど。 結局、反日だ親日だなんていうのは、その国の首脳が頑張ればどうにでもなることなのですよ。もちろんそれはお互いがある話ですからどっちが一方だけ頑張ればいいってものではないですけどね。まあ、韓国の現大統領と前大統領の対日政策ははっきりいって大失敗だったと思います。とはいえ、そこで「日本という敵」を作らないと自分の政治生命が持たないというのがあったかもしれませんけどね。現大統領なんて、お姉さんが有名な親日家なんですからなんとでもなったと思うのですが。
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- princelilac
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>ウィンウィンでないと友好国は作れない まったくその通りだと思います。 ただ、根拠もないのに相手を信頼するのではなく、 取引として、双方が利益を得られるように外交を進めるのです。 鳩ポッポ的な意味での「友愛」国交である必要性はありません。 日本にとっては (1)元北方領土の住民が、ビザやパスポートなしで行き来でき、希望すれば永住できる。 (2)領海が広がり、安全に漁ができる。 (3)対中国、対朝鮮を想定した軍事的な連携ができる。 ロシアにとっては (1)石油の高額で安定に輸出できる相手を確保できる。 (2)太平洋への航路が確保できる。 (3)対米を意識した軍事的な連携ができる。
お礼
>取引として、双方が利益を得られるように外交を進めるのです。 これ、大事ですよね。日本人は四島四島と意地になっています。韓国の過去へのこだわりと同じです。日本は、感情より理性を優先させる民度の高い国民でありますから是非ロシアと平和条約を締結して欲しいと願います。 ご回答ありがとうございました。
あなたがロシア語を勉強するなり、 独自でパイプラインを持てばいいのです。 過去にどうとか、ロシア人はどうとか ウンチク言ってる人と話したところで 埒あかないでしょう。 こういうのをお人好しっていうんです。 友好といっても心から打ち解けるとは いってないですよね。 ムネオさんの評価は別として 1人エキスパートがいないといつまで 経っても解決しないでしょう。 それくらいしてもいいんじゃないですか。 どうせ国同士が仲良くなることは ないのですから。 韓国と喧嘩しろとは思いませんが、 あなたの考えはいいと思いましたよ。 指導者が親日たがらといって 国民の感情を結びつけることはできません。 外国人相手に論理は要りません。 ほんとみんな逃げるよね。
お礼
>ムネオさんの評価は別として1人エキスパートがいないといつまで経っても解決しないでしょう。 私はエキスパートはいると思っています。安倍さんです。私は応援したいと思っています。ただそのためには国民の支持がないといけません。四島に固執する日本人を現実路線に導きたいと願っております。 ご回答ありがとうございました。
- dragon-man
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ロシアは日本人がそういう風に諦めるのを待っているのです。あなたのような人が増えるのを虎視眈々と待っているのです。領土交渉が巧みなのです。日本はお人好しです。古来領土交渉が下手です。戦争で取ってもすぐ取り返されました。10年と持ちませんでした。ロシアのように粘りませんでした。尖閣も危ないですね。中国は日露領土交渉をじっと見ています。日本が択捉国後竹島を諦めるのを見ています。その風向きをみて、間もなく尖閣を獲りに来るでしょう。
お礼
>ロシアは日本人がそういう風に諦めるのを待っているのです。あなたのような人が増えるのを虎視眈々と待っているのです。領土交渉が巧みなのです。 そうかもしれません。でも昔とは事情がかなり違ってきました。 ・領土の広さはあまり意味がない。ロシアは世界一広い領土を持っているけどGDPは世界で8位くらいです。ダメじゃないですか。世界で一番一人当たりGDPの多いのはどこでしょう? ルクセンブルクです。ではアジアではどこでしょう? 淡路島の大きさしかないシンガポールです。 ・日本の人口が減りつつある上、都会志向が強くなって田舎にだれも住みたがらない。仮に北方領土が日本に帰って来てもだれも住みません。魚がとれるだけです。魚はロシアから買って石油で損を取り戻し、さらにその倍を儲けたらいいです。 >日本はお人好しです。古来領土交渉が下手です。戦争で取ってもすぐ取り返されました。10年と持ちませんでした。ロシアのように粘りませんでした。 確かに日本人はお人好しです。でもすぐれた技術をもっているし、働き者だし、創造力もあります。がめついだけのロシア人よりはるかに良いではありませんか。私はお人好しの日本人でありたいです。返ってこない北方領土でロシアといがみあっていても得がありません。お隣の基地外のコリアさんのように過去にしがみついていたらダメです。未来志向で行きましょう。 >尖閣も危ないですね。中国は日露領土交渉をじっと見ています。日本が択捉国後竹島を諦めるのを見ています。その風向きをみて、間もなく尖閣を獲りに来るでしょう。 中国もがめついです。ロシアといい勝負です。でも尖閣は日本が辛うじて実効支配しています。北方領土は占領されて71年経ってるんですよ。かなり事情が違います。まず北方領土を解決してロシアと手を握りましょう。 ご回答ありがとうございました。
- tigerhorse
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>大事なのは、 > 1.平和条約の締結 > 2.中東以外の地に日本の石油を確保する >3.反日諸国との関係において軍事大国ロシアを味方に引き入れることの意義 1.日露不可侵条約がどうなったか? 2.サハリン2がどうなったか? 3.日本が米国と同盟関係にあるのでロシアが味方につく事は有りません。
お礼
>1.日露不可侵条約がどうなったか? ヨーロッパ人から見たらロシア人は野蛮人とされています。それでも王室はヨーロッパの王室と親戚でした。ロシア人はヨーロッパ人のうちでしょう。日本の近隣諸国のなかでは信用ができるほうです。 日露中立条約を破ったことについては確かにひどい約束違反でしたが、 ・英米が参戦を促した。 ・日露戦争でとられた樺太南半分を取り戻すチャンスだった。 ・結果的に日本が終戦の決意をすることができ、本土決戦を免れ多くの日本人を救うことにつながった。本土決戦を米国とやっていれば米国人も多くの血を流し、占領後の政策は友好的なものではなくなっていたかもしれません。その場合、日本は現在の日本になれていたかどうか。 2.サハリン2がどうなったか? このあたりは野蛮国らしいとは思いますが、ロシアは破綻状態にあったときに苦しみ紛れで結んだ条約であったしその後経済が回復し、尚且つヨーロッパに高く石油を売りつけることができる立場になった。状況が大きく変化し、態度を変えたということでしょう。そういうことがないように釘を刺すべきと思います。そんな裏切りをしたせいかどうかは存じませんが、いままたロシア経済は低迷しています。 3.日本が米国と同盟関係にあるのでロシアが味方につく事は有りません。 いえいえ、日本はアメリカと同盟国でありながらロシアと友好国になることはできます。アメリカとロシアはもうライバルではありません。現在のアメリカのライバルは中国です。ロシアはもう世界で8番目くらいの経済力しかありません。 二度目のご回答ありがとうございました。
- 92128bwsd
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領土問題は平和的に解決した例は世界の事例でも限られていて、北方4島のように完全に実効支配されていると、無理と考えるのが普通のようです。 だからおっしゃるように一島でも戻ってきたらしめたものです。でもそれによって残り3島を要求する根拠を失ったらおそらく黙っていられない国民が多く、政府としても落とし所にはできないんじゃないでしょうか? 落とし所があるとしたら、 ・北方4島を主張し、最終的に歯舞、色丹の2島返還で合意。 日本は4島返還を主張していますが、サンフランシスコ平和条約時の連合国の認識は、日本は千島列島の領有を放棄することになっていて、択捉、国後は千島列島に入っていると解釈されています。そこに食い違いがあるのですが、政府が歯舞、色丹2島で譲歩すると国民の批判の声は大きいものの説明の仕方はあると思います。ただ、それすらもロシアが譲るとは思えません。譲らなければならない理由がないから。 ・領土問題を解決せずに、人と経済とお金の交流を拡げる。ロシア領のまま共同統治的な感じ。 と思います。 1.平和条約の締結 ⇒ 平和条約の締結は双方が守るべき領土、国境の合意が前提になります。北方4島の問題は大きく、条約締結が優先されるとしたら形式的なものに過ぎないのではないでしょうか? 2.中東以外の地に日本の石油を確保する ⇒ 今はアメリカからシェールオイルを手に入れられる事になっているので、急ぐ話ではありません。一方で行き場を失っているロシアの天然ガスをパイプラインを作って輸入すれば恩を売ることはできるだろうとは思います。ただ、ロシアからの天然ガスは環境問題や西欧での状況を考えても気もちの良い話ではないです。 3.反日諸国との関係において軍事大国ロシアを味方に引き入れることの意義 ⇒ アメリカとの同盟関係からして全面的に味方になることはできないでしょう。日本が考えなければ行けないのは、北朝鮮崩壊後の東アジア情勢。その時にロシアと仲良くなっておくのは重要なものの、アメリカとの同盟関係から限界があります。感情的に反対する人たちが多いでしょうが、ロシア以前に韓国と同盟関係を作って以前外務省のページに書かれていたように「価値観を共有する重要な隣国」になることが必須。その上でロシアを巻き込むと言うのはありと思います。 領土問題は難しいのですが、一番良い方法はあえて解決しないで継続した話し合いのネタにすると言うことかも知れません。例えば、韓国との竹島問題。韓国が返してくるとはとうてい思えず、漁業権海域は線引しないわけにはいかない。現実的には竹島がない前提で引かれていて、共通漁業水域も決められています。カリカリしている国民が多い中で、外交的には領土問題で戦っているのですが、実利的には違うところで双方の利害の話をしていると言う例だと思います。
お礼
>でもそれによって残り3島を要求する根拠を失ったらおそらく黙っていられない国民が多く、政府としても落とし所にはできないんじゃないでしょうか? 確かに。日本人はほとんど全員が元百姓ですから土地にこだわります。土地なんかもう要らないんですよ。現に今の日本では大都市に集中して地方は過疎化して空き家だらけです。本州の田舎にさえ住まない日本人が寒くて仕方がない北方領土なんて誰が住みたいでしょうか? 私は月給一千万円でもお断りします。 >落とし所があるとしたら、・北方4島を主張し、最終的に歯舞、色丹の2島返還で合意。 それだと今度はロシアが首を縦に振ってくれません。外交には相手がいますから。 >譲らなければならない理由がないから。 そうですね。 >・領土問題を解決せずに、人と経済とお金の交流を拡げる。ロシア領のまま共同統治的な感じ。 平和条約は必要です。そしてそのときに一島だけでもシンボル的な意味合いで返してもらうのは必要です。平和条約はインパクトがあります。ただなんとなく仲良くなるとはレベルが違います。周辺反日国にとって「ロシアが日本の味方に付いたぞ!」と強烈な衝撃を与えます。日本の外交が有利に展開します。国連でも常任理事国で反日は中国だけとなり、中国が孤立し、いつまでも拒否権を行使し続けなくなります。 >今はアメリカからシェールオイルを手に入れられる事になっているので、急ぐ話ではありません。 シェールオイルは将来の話ですからともかくとして現在日本は中東一か所に依存していてほとんどがホルムズ海峡を通ります。ホルムズ海峡は狭く水雷を撒かれたら通行不能になります。もう一か所に石油を確保すべきです。 >アメリカとの同盟関係からして全面的に味方になることはできないでしょう。 もちろんアメリカは日本の同盟国で一番大事な国です。しかしロシアと仲良くなることは可能です。 >感情的に反対する人たちが多いでしょうが、ロシア以前に韓国と同盟関係を作って以前外務省のページに書かれていたように「価値観を共有する重要な隣国」になることが必須。 こちらはやぶさかではありませんが、あそこは国そのものが反日で成り立っている国なので反日を捨てることができません。まあ日本としては適度に付き合うくらいしかできません。 >領土問題は難しいのですが、一番良い方法はあえて解決しないで継続した話し合いのネタにすると言うことかも知れません。 それでは喧嘩の火種を残しておくという意味になります。 詳しいご回答ありがとうございました。
1・2・3私も全て反対です。太平洋戦争旗色を見て急遽日露平和条約を破棄連合軍に参戦一騎に戦局も変わり徹底交戦に拘る日本にアメリカが原爆を2ヶ所落としましたが、北方領土略奪の為に敗戦宣言後に略奪しました。何十年たとうが、日本の領土です。経済だけでは割り切れません。
お礼
>太平洋戦争旗色を見て急遽日露平和条約を破棄連合軍に参戦一騎に戦局も変わり徹底交戦に拘る日本にアメリカが原爆を2ヶ所落としましたが、北方領土略奪の為に敗戦宣言後に略奪しました。 確かにロシア人はずるいです。でもロシアが参戦したからこそ日本は終戦を決意できました。ロシアの参戦がなければ本土決戦となり、多くの日本人が死んでいました。ロシアの参戦は広い意味で考えると日本のダメージを少なくしたと言えます。 >何十年たとうが、日本の領土です。経済だけでは割り切れません。 それではとなりの反日病の韓国と同じではありませんか。韓国は日本と仲良くすれば大きなメリットがあるにもかかわらず、過去に植民地にされた屈辱から日本を恨み続けています。日本は未来志向で行くべきです。日本がアメリカを恨まなかったおかげでどれだけメリットを享受しましたか。 ご回答ありがとうございました。
- tigerhorse
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1~3全て、国益を考えたら何のプラスも無いと私は思います。 国連の決議を裏で破る条約は守らないのが伝統の国は信用しません。
お礼
>1~3全て、国益を考えたら何のプラスも無いと私は思います。 仲の良い国を増やすことは大事です。日本は周囲全部が敵です。 一方、遠く離れた国々と仲が良い。これは損です。日本はせめてロシアとだけは手を握るべきと思います。なぜか? それはロシアが親日国で、日本さえ北方領土を放棄すればいつでも仲良くできるからです。近隣諸国で唯一の親日国と手を握らないのはおかしいです。 >国連の決議を裏で破る条約は守らないのが伝統の国は信用しません。 ロシアは確かにいまいち信用できません。でもそれは欧米と比べればというレベルです。中国なんか、ハーグの裁判所の判決が気に入らないから無視しています。韓国だって日本との条約より国民感情を優先させる恐るべき後進国です。北朝鮮にいたっては人さらいをしておいてまだ返しません。日本の近隣には文明国はありません。ロシアがその中では一番マシなんですよ。 ご回答ありがとうございました。
お礼
>日本側が「もうひと押しで四島一括返還」と欲をかいて将来に禍根を残してしまいましたね。これなんかは日本人の外交下手の典型だと思います。 そうでしたね。あの頃ならまだ北方領土にただで広い農地がもらえるなら農業やってもいいという日本人がいたでしょうが、いまとなっては誰も行きたがりません。日本人がだれも住みたくない土地に固執するのは馬鹿みたいと思います。択捉島だけでも東京都よりも神奈川県よりも広いです。そんな広大な島を農地として利用するなんて一体どれだけの移住者が必要でしょうか。 >また当時はあの「ムネオ&佐藤優」組がロシアとの間に太いパイプを持っていましたが、今はもうロシアにパイプを持つ人がいないのではないでしょうかね。 鈴木宗男さんはいい仕事をしていました。彼のように政治家個人の名を売るのは非常に良いことなんです。日本人の援助には顔がない。だから感謝されないんです。宗男さんのように顔を売ると日本の援助であることがよくわかり援助が生きるんです。宗男さんの失脚は非常に残念でした。 >「ひょっとして日本政府は石油の確保を国家の方針として考えていないのではないか」と思うようになったのです。 難しい問題ですね。ぼくは原発支持派ですが、かといって地震国日本に原発が増えるのはどうだろうかと思うし・・・ いまある原発の中で比較的安全なものから随時稼働させるくらいが良いと思っております。 >「もし北海道にロシアから天然ガスパイプラインが通ると、原発よりあらゆる方面でコストが安い発電所が可能になるから」 魅力的な話です。パイプラインが北海道までくればホントに助かります。そもそも中東までタンカーで何度も往復するのはお金がかかって仕方がありません。その上、一か所だとホルムズ海峡の危険性があるし・・・ 詳しいご回答ありがとうございました。