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モニタに色温度の概念がある理由
モニタやディスプレイに色温度の概念がある理由がよくわかりません。 完全な白以外は不正確な表示ではないのでしょうか? 完全な白ではない色温度に設定できる理由はあるんですか?
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私たちが一般的に使っているパソコンのディスプレイの色温度はだいたい9100Kに設定されているものが多いそうです。そうすると、白い背景の黒い文字が一番ストレスなく読めるそうです。 しかし、9100Kのままで写真を紙にプリントすると、青味がかってプリントされてしまいます。紙の白とディスプレイの白が違うからです。紙の白に合わせるなら、6500Kくらいの色温度にするとちょうどいいそうです。ですから、Photoshopなどで写真をデジタル暗室で調整して紙にプリントアウトする人や印刷媒体で使うプロは専用のディスプレイをそのくらいの色温度に設定します。 そういった需要に対応するためですので、廉価版のディスプレイは色温度の調整はできないのが一般的で、色温度の調整ができるのはある程度以上の「高級機」になるというわけです。そこまでの性能を求めるならプロやハイアマチュアなのでお金に糸目はつけない、というわけです。
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- Nebusoku3
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>モニタやディスプレイに色温度の概念がある理由がよくわかりません。 色に関することは実はかなり奥が深いので、概念的な内容になりますが、モニタやディスプレイを複数並べたときに、それぞれの色温度がまちまちだと美しくありません。 特にマルチディスプレイに単一画像を分割表示させるときには背景の白の部分の違いが目立ちますね。 又、CRTモニターの時代には輝度を変化させたとき、「明るくした時の白と暗くした時の白に微妙な変化が有る」 ので一定の直線性が出るような調整もありました。 その為に色温度を数値で表現し、ある一定の範囲におさめようとしたのが元だと思います。 >完全な白以外は不正確な表示ではないのでしょうか? 実は完全な白というのは人間が決めた概念に近い世界なので、色を使う業界でも異なったりします。 本当かどうかはわかりませんが、目の色が茶色の日本人は 6500K 程度を白とした方が気持ちが良く、逆に目の色に青系が多い欧米人には 7700K 程度が白として好まれると聞いたことがあります。 基準を決めておく事は大事なことです。(他の 技術基準といったものは全て人間が決めた事です。) >完全な白ではない色温度に設定できる理由はあるんですか? 物を作り上げる(製造する)には基準が必要です。 それを使用するお客様にも様々な好みがあり、これが白ですといった場合に反論された場合の為に別の色温度の白を用意しておけば割と簡単に説明がつきますね。 参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E6%B8%A9%E5%BA%A6
- shintaro-2
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>完全な白以外は不正確な表示ではないのでしょうか? 白の定義がいい加減だから、完全な白というものが存在しないと思うのですが? プロジェクターで白いスクリーンに投射して、黒い文字が読めるのは何故でしょう? >完全な白ではない色温度に設定できる理由はあるんですか? ユーザーの好みがあるからでしょう。 少なくとも私は、9300Kよりも6500Kの白の方が好みです。
- Everymyteacher
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あなたが今いるその部屋の蛍光灯、もしくは白熱灯、LEDなどの色が、 正確な白ではないからです。 白熱電球の下で見るのと蛍光灯の下で見るのとでは、 明らかに色が違って見えることは理解できるとおもいます。 正確な色を“見る”ためには太陽光の下で見なければなりません。 蛍光灯等は太陽光を“再現”しているに過ぎませんから、 必ずしも正確とは限りません。 なので、そのモニターを見る部屋の環境に合わせて モニターの色を補正させてあげる必要があるのです。
補足
700nm、546.1nm、435.8nmのレーザーを1点に集めたときに見える色が白ではないのですか?