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なぜ溺れてる人を助けようとした人が溺れるのか?
海や川の水難事故のニュースの多くで、 「溺れてる人を助けに行った人が、溺れて亡くなった(しかし、溺れた人は助かる) 」 というのを頻繁に見ます。 今月だけでも3回くらいそういうニュースを見ました。 なぜそうなってしまうのでしょうか? それは防ぎ様がないでしょうか?
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その助けに行ってかえって亡くなる人の多くが、実はその父親です。子供は流されても身を任せてるつまり体に力を入れていないのでしばらく流されてもどこかで落ち着いて助かることがあります。本人がパニックにさえならなければいいのです。 ところが我が子が流されたのを目の当たりにして父親がパニックになりとかく「助けねば」と思い後先を考えずに飛び出すわけですが、「飛び出して気づいたが考えてみたら俺は泳げなかった」なんてことがあるわけです。こんなことをいうのは甚だ不謹慎なのですが、流されちゃうような子って、やっぱりそういう遺伝子を引き継いでいたりするのですよね。 ましてや普段から運動の習慣があればいいですが、すっかり腹が出っ張って駅のホームを階段で上がる程度で息切れする、なんて体力状態だとあっという間に自分が流されるのです。自然てそのあたり容赦ないですからね。文明社会に慣れ切ってしまってる我々は「自然は子供にも老人にも病人にも容赦せず平等に扱う」ということを忘れがちなんです。 それに加えて、そういうお父さんがのんびりビールを飲んでいた、なんてことだってあるわけですね。もうこうなったら助けにいってるのか溺れにいってるのかなんてわからないですよね。 準備も心構えもなく後先考えずに行動することに対して、自然は容赦しないんです。助けに行くなら、「どうやって助けるか」っていうのを頭のどこかで冷静に考えながら助けにいかないといけないんですよ。これ、私の一方的な思い込みなのですが、万が一子供が死んだときに奥さんに「あなたは助けようとしなかった!」ってネチネチいわれるのが怖くてつい飛び出してしまったなんてお父さんが案外多いような気がするのですよ。「俺が助けにいって溺れ死んだら、下の子の学費は誰が稼ぐんだよ。俺、生命保険に入ってないじゃないか」って言い訳は通用しそうにないじゃないですか。
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- pringlez
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原因は (1)おぼれている人がパニックになってしがみつかれた時の対処方法を知らない (2)人を引いて泳ぐ方法を知らない (3)おぼれている人のところに急いで泳いでいくだけで体力を使い果たした などだと思います。 つまりざっくりいって救助訓練を受けていないと。 おぼれている人がつかみかかってくるのはよくあることです。つかみかかられて逆に自分がパニックになってしまう人もいるかもしれません。つかみかかられたら、まずそれから離脱(ひきはなして)して体勢を立て直し連れて帰ることになります。もぐって離脱したり蹴り飛ばしたりしなければなりません。 おぼれた人を引き連れて泳ぐには両手もしくは片手でおぼれた人を引いて、顔を上げほぼ足だけで泳がなければなりません。この方法で泳げるかどうかと、顔を上げて足だけでしかも人を引いて泳ぐのは同じ距離を普通に泳ぐのの何倍もの体力を要します。 そのあたりの能力が弱い人が、逆におぼれてしまうのだと思います。
- Water_5
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助けることしか頭にないので 水に飛び込むが、意外と人間って水は苦手なのです。 (河童ではないので。) 着物着たまま飛び込むと、まづ、本人がおぼれます。 その上、水難者に抱き着かれる。 こうなると、もうダメ。 冬場の冷たい川水では本人が心臓麻痺おこす。 そんあこんあで、危険がいっぱい。
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- 居眠り一等空佐(@km0710)
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少し質問の主旨から反れるかも知れませんが。 「人は何故溺れるのか?」って考えた事有りますか? 深い海の真っ只中ならいざ知らず、雨によって増水し流れの早い河川ならいざ知らず。 そうでない状況で何故溺れる? まぁ、心不全等の致命的な病気が原因でなければ、全く泳げない「金槌」でさえ本当は溺れない筈なのです。 以下の事を理解して心掛けてさえいれば。 先ず何故溺れるのか?ですが「水面に浮こうとするからです」もしも溺れそうな状況に至った時には「いったん沈んじゃえ」です。 無理に水面で足掻いて慌てるから水を大量に飲み呼吸困難に陥る。 多少でも泳げる人ならいったん水の中に意識的に潜ってしまおう。案外水の中に潜れば水の中の状況が把握出来て冷静になれるものです。 また金槌な人でも「水の底」を這う事も出来るんです。 私、小学生の時に海で2回、清流と言われる川で1回、この方法で難無く命拾いしましたから。 川において溺れてる子どもに遭遇したら是非、上記の方法を思い出して下さい。 水面では暴れて救助者にしがみついて来る子どもも沈めてしまえばその手を離します。 救助者は沈みながら子どもを頭上に抱えあげ底を蹴って浅瀬に向かいましょう。
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溺れて居る人を助けに行くときは後ろから行かないと、溺れて居る人が助けに来た人に絡み付き助けに往った人も泳げなく身体の自由が奪われ共に溺れてしまいます。
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- lions-123
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>なぜ溺れてる人を助けようとした人が溺れるのか? その場に居合わさず、不幸な出来事を論ずるのは憚れますが、敢えて推測すると<順不同> ◇緊急事態で衝動的に飛び込み川なら水流や深みの低水温、池や湖なら水草に絡まる、海なら離岸流や波という想定外のリスクが究ン案者の体力&泳力を超えたり消耗させる。 ◇訓練やプールと異なり、不慣れ焦りがあり、さらに予想外の波や低水温や距離や流れに慌てることから救難者自身が体力消耗と痙攣やコムラ返り心臓発作等を引き起こすこともある。 ◇さらに衣服を着たままのケースが大半だろうが、その場合は水が浸み込み身体が重くなり締め付けられる為に、日ごろの泳ぎが出来ないだけでなく、溺れている人の必死の抱き付き等もあって焦りも重なり、救難者も巻き添え的に溺れたりして水難事故に繋がるケースがある。 ◇他方、溺れた人は他の人や漁師やボートや監視員に、先に溺れていて発見され易く、子供さん(体重が軽く身長も低いことが多い)だったり仮死状態で暴れたり抱き付かず比較的救難しやすいことから救難が無事に行われ助けられることも多い。 ※関連記事 https://www.bing.com/search?q=%e6%ba%ba%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%82%8b%e4%ba%ba%e3%82%92%e5%8a%a9%e3%81%91%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95&form=EDGENT&qs=AS&cvid=a4ac5321eee444ef93ec91cdbd19e21d&pq=%E6%BA%BA%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%82%92
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ありがとうございます。 参考になりました。
- Dr_Hyper
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単純に言えば, あなたは30-40キロの重りを持ちながら泳いだことありますか?人の体は何キロであろうが静止してそれなりの姿勢を取ってくれれば浮きますが,おぼれている人は,むしろその重量のぶったいが浮かないように暴れているわけです。 それが不規則に腕に絡まり激しく動くことを想定してもらえれば,相当の能力が無ければその物体を岸に運ぶことは困難でしょ? これが助けに行く,それなりに泳げると思っている人がおぼれる主な原因だと思います。
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例えば貴方を溺れさそうと、 頭に覆いかぶさってきたり、 足や胴、腕をカニばさみしてきたり、 腕の下から手を通されて、片腕が真上に伸びきった状態に されたら溺れませんかね? 泳ぎが達者な人でも、パニックになった、火事場の馬鹿力で 泳ぐのを妨害されたらやはり危険です。 それでも助けられる事のほうが多いのでしょうが、 その場合ニュースになりませんので、 数少ない不幸な事例がニュースになります。
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ありがとうございます。 参考になりました。 そうですね、二次的な事故率が著しく高いというわけではなく、 特別な例だからニュースになっているというわけですね。なるほど。。
- pluto1991
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ほんとのレスキューの現場では、おぼれている人を水の中に押し込んで気を失わせるそうですよ。 泳ぎに慣れてるレスキューでさえ藁をもつかむって勢いでしがみつかれてると泳げなくなってしまい危険なんです。 岸まで運んでから人工呼吸で蘇生するんです。
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ありがとうございました。 参考になりました。
- 121CCagent
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普通は人は溺れる人を助けることに慣れてないってのがあるでしょう。 溺れている人は必至ですから助けに来た人にしがみついてしまうと助けに来た人が泳げなくなり一緒に溺れたりするでしょうから。 例えば空のペットボトルなど浮力を得られるものを溺れている相手まで投げるとかして自力で岸などにたどり着いてもらうのが良いかも。
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ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
ありがとうございます。 根本的に、救助しようとする者に「溺れている人を助けることは難しい。」 という認識がないところが問題点だという事ですね。 考えてみれば私も海水浴などはいくものの、そういう認識がありませんね。 専門職でもなければ練習したり体感したりする機会もないでしょうから、 防止策もなかなか難しいんでしょうね・・。
補足
みなさん似た様な回答をして頂いたのですが、 溺れてる人を助けるのは難しいという着目点が多い中で、 溺れる前の状況という着目点が私の興味を引きました。