こんにちは。
読ませていただきました。
生活リズムがおかしくなっているんですね。
私も不眠や生活バランスの崩れということに対して関心があり、以前からいろいろ調べてみたり実行してみたりしてみましたが、今まで一番効果的だったものを列記してみます。
まず、生活リズムがおかしくなるというのは、自分の意志力で行動を律することができなくなることによるのですが、これは栄養状態によるものだと考えるのが自然です。
神経系を含めた身体に余裕がないために、意志的な指示を実行することができなくなっていると考えれば、身体にとって必要な栄養を与えて、本来の機能を回復できるようサポートする必要があるためです。
例えば、水。
良質なミネラルを含むミネラルウォーター、特に炭酸ガスの入っているものを夜に飲むと、血中の炭酸ガス濃度が上がって眠り易くなりますし、カモミールやセント・ジューンズ・ワート、パッションフラワー、バレリアン等のハーブを濃い目に煮出して、この炭酸水で割って飲むと効果は高いです。
理由としては、神経内のミネラルである電解質バランスが悪化すると、神経内の電位変化を正常に保つことが出来にくくなり、神経系での情報伝達にアンバランスをきたすためです。
カルシウムが不足するとイライラして怒りっぽくなるといいますね。
これは一例で、カルシウム以外にマグネシウムやカリウムなどの電解質が不足したりバランスを崩したりすると、神経系の働きが悪化します。
さらに、ハーブは、神経系の代謝を高め、ホルモン様の物質で神経系の代謝を補ってくれます。
また、朝はヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べると、安眠するために必要なホルモンを生産するのに必要なアミノ酸を摂取することもでき、相乗効果を生みます。
メラトニンという物質が睡眠時に豊富にあると眠りにつきやすいですが、この材料となるトリプトファンというアミノ酸がないと、メラトニン自体も不足しがちになります。
この生産過程には、ビタミンB群が必要です。
このためには、ビタミン剤ではなく、ビール酵母が良いようです。
さらに、DHA・EPA、スピルリナを適量摂取することで、メラトニンの生産を円滑に行えますし、神経系の機能改善が望めますし、脳内環境を最適化することが出来ます。
但し、この過程で、炭水化物を大量にとる食事をすると、神経系に必要な栄養素の吸収を阻害したり、炭水化物の消化のために浪費されてしまい、なかなか効果を実感することが難しくなります。
また、午前中に充分な日光に当たることも大切ですが、ローズマリーなどの覚醒効果のあるハーブティーをたっぷりとることで、夜の休息が充実したものになります。
ローズマリーは、抗酸化性が高く、血行をよくしますので、神経系も含めて代謝を高める効果もあります。
生活習慣のアンバランスを生活上の習慣付けで対応しようとすると、かなりの意志力が必要ですが、そもそも身体が言うことを聴く気になっていないというのが問題ですし、そのためには身体が要求しているものをたっぷり与えて、言うことを聴く気にさせるということが大切です。
これらのレシピは、かなり多くの精神的な不調に有効ですし、気分・不安障害に対抗するためのベースとなるものです。
出来れば漢方医やメディカルハーブの専門家と一緒にやったほうが良いですが、ビール酵母とスピルリナだけでもかなり効果がありますので、大体3000円くらいで行うことが出来ます。
お試しになってみてください。
応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
吉田修(株式会社Dream・Giver)
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