- 締切済み
口腔粘膜吸収に詳しい方
舌下吸収についての知識を持ちたいです。グーグルで学術論文を探していますが見つかりません。栄養素ごとの、小腸吸収率との比較を知りたいです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- jing0708
- ベストアンサー率59% (485/810)
学術論文をお探しなら Pubmed か Web of science の方がよろしいかと思います。栄養素の小腸吸収率については確実に Pubmed が良いです 栄養素ごとというのが微妙ですが、トランスポーターが関与していることなので、おそらく一概には言えなくなると思いますのでご注意を
- unos1201ok
- ベストアンサー率61% (141/229)
>小腸吸収率との比較 ニトログリセリンなどの舌下の静脈経由の薬剤投与経路の吸収に関しては、いろいろな報告がありますが、基本的に口腔内には食物を長時間入れておきません。通過する場所ですので、食道で栄養素を吸収するかと似たレベルになります。 もっと具体的に記載すると、パッチテストのように皮膚でもグリセリンなどを貼付することで吸収はある、リンパ管や皮下の毛細血管経由で循環系に戻り、肝臓などで分解したり合成に使われる、追跡調査した報告が有るかも知れませんが、皮膚経由での毒性試験などの目的でのアイソトープ利用のトレーサーの移動確認、定量はしていないか、難しいと思います。 http://yakuzaishiharowa.com/medical_pharmacy/pharmacokinetics-absorption-others.html >消化管以外からの薬物吸収(口腔粘膜・直腸・膣・眼・鼻粘膜・皮膚・肺・注射) http://merckmanual.jp/mmpej/sec20/ch303/ch303b.html >口腔粘膜は吸収に好都合の薄い上皮と豊富な血管分布を有するが,十分な吸収を行うには接触時間が短すぎる。 >歯肉と頬の間(バッカル投与)や舌の下(舌下投与)に置かれた薬物は,長時間保持され吸収性が高まる。 http://yakushi.pharm.or.jp/FULL_TEXT/129_8/pdf/911.pdf >本総説では,薬物吸収制御因子. の解析と吸収改善に関する研究成果を,特に消化管. と口腔粘膜について概説したい http://www.nippon-shinyaku.co.jp/assets/files/pdfs/medicine/product/a/azunol/doc_azunol_st.pdf >動物での吸収・排泄2),3). 口腔内投与では、正常口腔粘膜から吸収されないが、実験的損傷粘膜. からわずかに吸収されることが認められている 医薬品の種類によっては最後のように正常な状態では吸収がほとんどない、損傷粘膜からは一部の吸収が確認できる、そういうものもあります。ブドウ糖や一部の分子の小さい親油性の高いものは口腔粘膜からの吸収もありそうですが、嚥下しないように工夫しないと通過だけになりそうです。 もっとも、植物人間などの状態で人工呼吸装置での呼吸、口腔内に液体が残留し、その状態での吸収などの限定条件ですと、多少の検出可能な口腔内粘膜からの栄養素の吸収もありそうですが、口腔内の微生物の方が先に利用し、分解して汚染の原因になる、意識のない嚥下のできない人でも定期的な洗浄をして除去しないと危険です。 上記の私の記述内容はそもそも検索で出てくるとしたら私のこの回答そのものかも知れない、似た内容は探せば出てくるかも知れません。 このままレポートに書くと、普通は単位を認めないなどの処置になるのでしょうが、そこまで確認する教師は少ないかも知れない、大学レベル以上ですと、必要に応じてチェックするものです。 グーグルで学術論文を探すならば、英語等の専門用語で検索、本文を学術雑誌の発行元の抄録などで閲覧し、必要ならばコピーを有料で取り寄せるのが手順になります。大学の付属図書館などに保管されているものは閲覧することも可能なこともある、時間があれば、出かけて調べるのが有効です。
- caf-caf
- ベストアンサー率64% (1414/2208)
>グーグルで学術論文を探していますが 学術論文は、CiNiiで探すほうが効率が良いですよ。 質問者様が学生なら、法人IDをお持ちの教授がいるでしょうからその方に協力を求めれば良いでしょう。 あくまでオープンアクセスの日本語の論文なら無料でグーグル検索からでも閲覧できるでしょうが、論文には著作権がありますし、各国どこでも多くが英語で有料のものが多いですね。 また、そもそも論になりますが、例えば脂肪分などリパーゼがなければヒトは吸収できないのはご存じのことと思います。 各薬(例えばよくあるニトロなど)の舌下吸収なら比較が重要なので論文があっても不思議ではないですが、栄養素の分解吸収を理解していればご質問のような疑問はあまり生じないのではないかとも思えますので、論文自体があるかどうかは不明です。 英語でも良いなら、世界中の論文が集まるndltdが最高に使い勝手が良いのでおすすめですが、ヨーロッパの数百の大学の研究論文ならdartが良いと思います。 ご参考 dart http://www.dart-europe.eu/basic-search.php