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ゼラチンについて
ゼラチンは、豚とか牛とか魚とか色々なものを 原料にできるようですが、 原料の違いによって 成分は違うのでしょうか? よろしくお願いします。
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ゼラチンの原料は不水溶性の繊維質コラーゲンです。この原料は動物の皮膚や骨(骨髄や腱や軟骨)などで、動物の肉としては大量に消費されているのが、牛や豚肉です。この豚肉や牛肉をとった残りの部分の骨や皮がコラーゲンの製造原料として安定的に大量に得られるため、コラー年製造の主要な原料とされています。一次、狂牛病が流行った時期は牛骨由来のコラーゲンの製造は需要がなくなりましたが、現在は牛肉の消費の増加とともに牛骨もコラーゲンの製造原料も使われ、特に豚骨由来とか牛骨由来とか区別されないで混ざった状態で扱われています。このコラーゲンもゾル化・ゲル化処理されて、少し熱を加えれば溶け、冷えれば固まるゼラチンに加工され、お菓子やゼリーの原料として使われています。ゼラチンの80%弱は動物性タンパク質で残りは灰分でカロリーは非常に少ないですね。 家では、皮付き鶏肉、骨付き鶏肉やウロコ付き皮付き魚を煮詰めた汁が冷えると、とろとろのものができますが、あれがゼラチンですね。自宅で作れば、鶏由来ゼラチン、魚由来ゼラチンと言えますね。 牛由来ゼラチンと豚由来ゼラチンのタンパク質の成分はほとんど変わりません(牛豚は、人と同じ哺乳動物ですから、人のコラーゲンの成分とほとんど同じです)が、鶏由来のゼラチンは少しだけ牛豚由来のものとは成分が違うでしょうね。魚由来のゼラチンは、牛豚由来のゼラチンとはかなり成分が違うでしょうね。でも低カロリーで良質なタンパク質を多種類含んでいることにはかわりないので健康には良いと思います。 元々ゼラチンの原料のコラーゲンは骨や腱と筋肉を繋ぐ繊維状タンパク質だったり、皮膚の骨格とも言うべき繊維構造を作る物質で水分を蓄えるヒアルロン酸と一緒になって皮膚を形作っている材料だったりします。
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- Ichitsubo
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当然違います。 生物種が違いますから、アミノ酸の配列も当然異なります。 ですが、ゼラチンというのは、そのようなちょっとした違いはあまり気にしていません。 気にするときは「○○由来ゼラチン」と表現します。 ですが、栄養的にはそんなたいした差はないです。
お礼
Ichitsuboさん、お返事ありがとうございます。 お礼が遅れて申し訳ありません。 生物種が違えばとれるゼラチンも違って くるのですね。勉強になりました。 ありがとうございます。
- ayakoizumi0927
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参考になるかわかりませんが、コラーゲンとゼラチンの違いが乗ってたので貼っておきますね。 【参考URL】コラーゲンとゼラチンの違いって何? http://xn--t8j4aa4nwipf5isc7785c34rd.com/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3-3/
お礼
ayakoizumi0927さんお返事ありがとうございます。 お礼遅れてすみません。 参考URL拝見しました。色々勉強になりました。 ありがとうございます。 また何かありましたら 教えて下さい。
お礼
色々自分でも調べてみて、完全ではないですが かなり理解を進める事ができました。 これもinfo222さんの回答があったからです。 ありがとうございます。
補足
info222さんお返事ありがとうございます。 理解を深めるためにもう少し質問をさせていただきたいのですが、自分が描いているコラーゲン、ゼラチン像や、疑問を描いてみました。 間違いの指摘や回答いただければ幸いです (1) コラーゲンは原料となる生物種が違えば コラーゲンも違う。 (2) 生物種が同じでも部位が違えば取れるコラーゲンが違う。 (3) (1)や(2)が正しければコラーゲンとは、 1種類のタンパク質をさすのではなくある種の 特徴を示すタンパク質の総称である。 (4) (3)が正しければコラーゲンと称される タンパク質の定義は何でしょうか? (5) コラーゲンが違えば、それに由来する ゼラチンも違うものである。 (6)あるコラーゲンとそれに由来するゼラチンの タンパク質は同じものでしょうか? (7) (6)が正しければ何故コラーゲンとゼラチンは 違うものなのでしょうか? 何日間かお礼出来ないと思いますが、必ずお礼は しますのでよろしくお願いします。