調停でも離婚裁判でも離婚はダメだった。と、いうことは離婚すれば配偶者が、精神疾患などで仕事に就けずにいるので生活が成り立たなくなるとか、子どもさんがきわめて困難な立場に立たされるとか、更に、離婚の理由そのものが我が儘勝手な理由だった。とかではないでしょうか。
裁判までされたのですからご存じだと思いますが、法律の定める離婚理由があっても、裁判官があなた方の家庭を総合的にみて判断した上で離婚を認めない事があります。アドバイスを差し上げるためには、離婚が認められなかった理由をお書き頂くとより的確にアドバイスが可能です。それと、離婚したくなった原因です。
原則の問題をいえば、夫婦の一方が離婚を希望すれば離婚は可能なのです。如何なる理由であったも可能なのです。しかし、それを実現させるためには、それなりの理由が必要です。それらの事柄に関してお書きになっていませんので、正しい方法でキチンと離婚する方法のアドバイスは不可能です。単に分かれる方法だけなら、家を出て行けば良いだけです。離婚したくても出来なかったあなたの方に、説得されて離婚の覚悟が薄らいでいった様に思います。