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高気密高断熱工法 気密試験C値の件
高気密高断熱住宅の気密試験について、次の2点を教えてください。 (1) 気密試験の実施時期 施工のいつ頃、何回、気密試験を行うものなのですか。 例えば木工事が終了した時と引渡し時とかですか? 本当の住宅性能を測るのであれば、完成時に測定するのが適当かと考えてます。木工事終了時であれば、それ以降にまだ電話線の引き込み工事等で壁に穴をあける可能性もありますよね? (2) 検査結果の定量的【良】判定値(妥当値) 地域(1)(2)区分で2.0以下、(3)以上の地域で5.0以下と定められているかと思います。 0.9以下を基準値としている場合、本当に適切な数値ですか?高性能住宅の場合はどのくらいの数値なのでしょうか? よろしくお願いします。
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>断熱気密工事終了時と竣工引渡し前では、検査結果にいおて一般的に後者の方が >気密度合い劣位となりますでしょうか。 通常、竣工時、C値が落ちたとしてもごくわずかです。ほとんど変わりません。 ただ、余談ですが・・・外断熱工法のうち、断熱材が突きつけで、テープで気密を取るウェイトの高いものは、経年変化的に、また、大きな地震力を受けた後など、未知数の部分はあります。 >電話線の引き込み工事等で壁に穴をあける可能性もありますよね? こうゆうこともほとんどありません。 高断熱・高気密をコンスタントに施工しているビルダーさんは、元請は言うまでもなく、電気設備・給排水衛生設備業者も、勘所をよく理解していますから。 (その逆だと、ちょっと心配はありますが・・・)
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>R2000住宅は今ひとつメジャーになりきれていないと感じるのは私の気のせいでしょうか 日本が高気密高断熱に関する指標を作ったときに、業界間に駆け引きがあり、初めは先進国と同等レベルをという話が会ったのですが、C値で1.0を切ることの出来る高気密高断熱住宅が出来るのが北海道の地場工務店位しか無かったので、大手住宅メーカその他が一斉に圧力をかけて骨抜きの規格になってしまいました。 なので、R2000はいわば政治的に葬られたと言うところでしょう。 それでもナイスハーティという会社で続けられていますよ。まだ。 (NICEという大きな部材メーカ、マンションデベロッパの子会社です。)
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再度のご回答ありがとうございます。 >大手住宅メーカその他が一斉に圧力をかけて骨抜きの規格になってしまいました。 >なので、R2000はいわば政治的に葬られたと言うところでしょう。 なるほど!勉強になりました。 >ナイスハーティという会社で続けられていますよ。 こちらの会社、HP上で知っていました。 ご教授ありがとうございます。
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断熱気密施工後の気密試験を行いました。 5回データを取りその平均値は0.415でした。
(1) 検査値として使用するのは竣工前ですね。 ただ確認の為に断熱気密施工後に一度測定します。(これを検査値としてはいけません) 大抵検査値は確認のときよりも少し落ちます。 (2) 国の基準ではご質問の通り甘いのですが、甘すぎます。 参考になるのがカナダのR2000住宅(高気密高断熱の基準)でC値は0.9です。 これ以下であれば十分高気密高断熱でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >(1) >検査値として使用するのは竣工前ですね。 >ただ確認の為に断熱気密施工後に一度測定します。(これを検査値としてはいけません) >大抵検査値は確認のときよりも少し落ちます。 なるほど。 よくわかりました(^^) >(2) >国の基準ではご質問の通り甘いのですが、甘すぎます。 >参考になるのがカナダのR2000住宅(高気密高断熱の基準)でC値は0.9です。 >これ以下であれば十分高気密高断熱でしょう。 なるほど。R2000住宅からの数値ですか。 ところで、R2000住宅は今ひとつメジャーになりきれていないと感じるのは私の気のせいでしょうか。
- twotwosan
- ベストアンサー率59% (72/122)
(1)についてですが、 通常は、断熱気密工事を終えた時と、竣工引き渡し前です。(施工経験の豊富なビルダーさんなら、竣工時だけでも問題は少ないと思います) (2)について、 1.0を下回っていれば、問題ないと思います。 高断熱高気密をやっているビルダーさんなら、通常、0.3~0.7未満程度が多いと思います(ちなみに、私も、先日、ボード気密でやりましたが、それでも0.3台でした)。 それから、C値だけでなく、Q値計算、及び実際の換気量も測定して確認しておいてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 断熱気密工事終了時と竣工引渡し前では、検査結果にいおて一般的に後者の方が気密度合い劣位となりますでしょうか。 >それから、C値だけでなく、Q値計算、及び実際の換気量も測定して確認しておいてください。 アドバイスありがとうございます。
- greensnake
- ベストアンサー率48% (229/473)
当家は外断熱高気密高断熱の家を昨年建築しました。 (1)そのときの経験では、気密試験は、内装工事前と、引渡し前の2回行いました。 (2)公庫基準はその通りですが、高性能住宅を謳っている場合、c値は1以下が目安だろうと思います。引渡し時に0.9なら問題ないレベルだと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 >断熱材が突きつけで、テープで気密を取るウェイトの高いものは、経年変化的に、 >また、大きな地震力を受けた後など、未知数の部分はあります。 ご指摘の工法(SC)で施工中です。気密テープの経年変化・地震等によるテープの体力には少々心配してます・・・。当然施工業者は安心です。との説明なのですが、何をもって安心なのか??? >高断熱・高気密をコンスタントに施工しているビルダーさんは、元請は言うまでもなく、 >電気設備・給排水衛生設備業者も、勘所をよく理解していますから。 安心しました。
補足
断熱気密施工後の気密試験を行いました。 5回データを取りその平均値は0.415でした。