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岩盤浴で死人は出る?
- 岩盤浴は健康法として人気ですが、心配なのは事故や健康被害です。
- 岩盤浴では、高温の環境下で体を温めるため、熱中症や心臓疾患を持つ人にとってはリスクがあるかもしれません。
- しかし、適切な利用法や健康状態を確認することで安全に楽しむことができます。
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他の回答者さまも書いていますが、温泉や入浴施設での死亡事例は全国的にかなり多いです。 生活習慣病のリスクを持っている方が、入浴時の急激な血圧の上昇を直接原因とし死亡する事例がほとんどですが、同じようなケースは岩盤浴ではゼロではないものの温泉ほど多くはありません。熱中症のような状態になって病院に搬送されるといった人はいますが。 ただ、温度の高いサウナの場合、岩盤浴よりも心臓への負担が大きいので温泉同様の死亡事例は増えますし、岩盤浴やサウナ、そして温泉も同様に、低温からいきなり高温になれば血圧は上昇し、また水分補給をせずに長時間入っていたりすれば、熱中症や脱水症状を引き起こすので、利用する際はそのような注意事項(たとえば血圧が乱高下する飲酒時の利用の禁止や、心臓や血管系の持病を持っている人の利用の禁止、など)が必ず書かれていると思います。 それらの死亡事例や病院に搬送されたなどのケースの多くは、施設の側の過失による事故というよりも、利用する側の認識不足による事故である場合が多く、適度な利用は健康に良いかもしれませんが、誤った利用をすれば死に至るケースもある、ということのよくある例です。 これは薬とも同様、適切な用法や用量であれば治癒する効果があっても、過剰な量・回数・期間で用いればむしろ人体に害悪をもたらします。 さて、岩盤浴が苦しいと感じる方は、おそらく温度ではなく「湿度」が原因です。 同じ湿度100%でも、気温20℃と気温50℃、はたまた80℃では、息苦しさが異なります。 高湿度でも、気温20℃なら何ら気になりませんが、気温50℃になると相当息苦しいですし、気温80℃で湿度100%では肌も喉も焼けてしまうような苦しさで数分と入っていられないこともあります。 ですから、一般的に岩盤浴はサウナほど温度は高くありませんが、湿度はそこそこ高めになっていて、逆にサウナは湿度は低めで岩盤浴よりもずっと高温です。 個人によって耐性が違いますが、岩盤浴の場合は気温と湿度の関係で数十分の利用に耐えられる湿度と温度のレベルになっているものと思われ、サウナは数分~十数分程度という設定なのでしょう。ただし、岩盤浴でも無理だと感じる方ももちろん居て当然なのです。そういった方は岩盤浴と同じ温度でも低湿度の低温サウナなどを利用されれば、心地よく汗をかけるかもしれません。
お礼
ありがとうございました。