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自動車やバイクのエンジン排気量が少なめなのは?
250ccのエンジンが実際は248ccだったりしますが、 これは、もし、摩耗などで内容積が増えてしまったら税金がアップしてしまうことを恐れてですか?
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- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
何度もです。追記です。 熱膨張まで考え出すと、シリンダの材質(アルミ or 鉄)によって膨張率は大きく変わるし、管理する冷却水温度によっても変化分は変わってきます。また、そうすると、クランクシャフト・ピストンの膨張も考える必要があります。当然、ストロークや圧縮比が変わります。 あと、シリンダの温度が高いと、実際に吸入するエアの温度も上がりますので、空気密度が下がってきます。 ・・・・・・・ てなことで、温度によって 色んな影響が出ますので、ハッキリ言って、そこまで税制には織り込めません。 だから、冷間時の製作寸法で十分かと思います。
- chiha2525_
- ベストアンサー率13% (119/883)
まぁ相手は法律なので、250cc以下であれば248ccでも223ccでも150ccでも良いのですが、250.00001ccだとアウト=法律違反なので。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
何度もスミマセン。追記です。 整備解説書でちゃんと調べました。 エンジン:EJ20Gの場合ですが、標準エンジンで ボアサイズ記号:A 92.005~92.015 B 91.995~92.005 C 91.985~91.995 となっていますので、製作精度としては、92mmに対し±0.015mmで製造されています。 4気筒に換算すると 排気量は1993.574~1994.875ccになりますので、max-minの差は1.3ccです。それを考慮しても、例えばボアは92.0mm→92.1mm(たった0.1mmのプラスで加工精度0.015mmは十分確保できている)にすれば、より2,000ccに近づいて良いのですが・・・・・ 因みにですが、補修用ピストン(オーバーサイズ)は +0.25mm/+0.5mmですので、4気筒での排気量は、2005cc/2016ccとなり、2,000ccをオーバーします。が、最初に書きましたように摩耗でのオーバーホール(ボーリング)が考慮されているので、この数値になっていると思います。まあ、2000ccの16ccですから、1%も無いです。ゴミですね。 これが4気筒での実態ですので、単気筒であれば、自ずと分かると思います。
- casa1953
- ベストアンサー率17% (22/128)
自動車は分かりませんが、バイクでは確かに昔はオーバーサイズ ピストンの設定があり、シリンダの摩耗やトラブルに対応するため 販売されていましたが、現在は設定がありません 理由は、悪用されると排気量枠を超える改造が行われる可能性があ るため、該当する部品の販売が出来ない様になっていたと思います もっと言えば、オーバーサイズを用意するコストアップと、需要の 関係もありますね 同様に二次減速比に関するフロントスプロケット、リヤスプロケット も、昔は変更できる部品設定ありましたが、現在ありません 話を戻すと、38.00mm×43.5mmとする50ccの場合 排気量は49.308ccですが、0.25mmオーバーサイズがあった 場合49.959ccになり、国内規格は合法ですが、米国の計算は インチなので僅かですが排気量オーバーになり違法と見なされます なので、そのような部品供給はありません マスキー法の影響で、米国の学生に人気のあったヤマハのボビーは 標準サイズのピストンでも排気量がオーバーしていたため、排気ガス 規制を逃れるため、一年間販売を休止し、規制に該当しない排気量に ダウンした後に再販売した経緯があり、これは国内と部品統一の関係 から、それ以前のバイクと以後のバイクではボア×ストロークが微妙 に小さくなっています
- ts0472
- ベストアンサー率40% (4488/11077)
個人的な勝手な思い込みかも知れませんが 磨耗に加えて 製造段階での誤差も考慮されているかも知れません 排気量で税金の区分分けが行われていた時代の名残りのように思います http://www.jidoushazei.info/zeigaku.html 日本の独特の表記と思っています 四捨五入 オートバイの場合は免許制度 メーカーが好きに作れば175ccとか380ccなんてオートバイも作られていたんですけど 排気量から税金や免許が判断できる 海外ではオートバイの免許が不要だったり 排気量で税金が変わらなければ排気量の表示は気にする問題では無い そういう古い慣わしが残っているだけのように思います
お礼
>磨耗に加えて 製造段階での誤差も考慮されているかも知れません それですね。たぶんおっしゃる通りでしょうね。 車検でも排気量を測定するわけではありませんから、摩耗を考慮するのは意味がないことだと気づきました。設計時に想定される誤差を設計排気量から差し引くのが理に適ってますね。
- ooooku
- ベストアンサー率13% (121/905)
エンジンの焼き付きなどにより ボーリングとホーニングをした場合 オーバーサイズピストンを入れます すると微妙に排気量が大きくなるため その保険でしょうね
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
補足します。 今の時代ですから、機械加工精度は一昔前と比べると、格段に向上しています。 特にシリンダなんて、ボーリング加工すると、1/10mm精度までは十分でます。 よってメーカーが厳密に加工すれば、1cc以下の差にすることは出来る技術はあります。 が、如何せん、大量生産でエンジンも安くしないといけません。で、STiなどのチューニングメーカは、組み立て時にきっちり加工したシリンダで組みます。が、大量生産の汎用エンジンでは、製造方法=鋳造で作る場合もあります。ので、砂型での特性・製作精度によってきます。 そこで、目標径±○mmの社内基準を設け、製作時に検査を行い、実測径に基づいて、何種類かの径のピストンが用意してあるので、それを組み込みます。(SUBARU/EJ20Gだと、あわせ面にシリンダ径がA,B,Cと文字で刻印されている) だから、例えば 公称が 内径×行程:92.0mm×75.0mm ×4シリンダ =1,994ccであっても、実際は、1,995ccや1,992ccの場合もあります。 で、これらの製作精度の差も含めて、税制の排気量範囲に収める必要があります。 因みにですが、たしかSUBARUでは、補修用ピストンとして、標準径+0.25mm/+0.5mmがラインナップされています。 で、結論ですが、今の時代、径を0.1mm単位で製作して税制の排気量に極力あわせることはできますが、価格面の話や 今までの製作の歴史・流れを引きずっている のが、一番、大きな理由と思います。
- gsbaka650
- ベストアンサー率40% (45/111)
2サイクルのシリンダは安い事もありピストンと一緒に交換してしまうので一般的にボーリングはしませんが、それでも排気量が小さ目にするのは円周率は割り切れないのでシリンダ容積がきっちり〇〇ccという風にし難い為およその近似値で設定する為、設定するのであれば法的な条件をクリアするのが最低条件ですから税制や免許制度に合致する様小さ目にしています。そう言った条件が無ければ昔のCB4フォアの様に、400と言いながら実際は408ccとかでも何の問題もありません。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
惜しいですが、違います。 今は実際に行うことは少ないですが、長時間使用するとシリンダーが磨耗するので、そのときにはオーバーホールとしてシリンダーをボーリングします。そのときにピストン径が+0.数mm大きくなるので、そのときに税制の容量範囲に収めるためもあります。当方のですと、確か標準径 +0.25mm/+0.5mmがラインアップされています。 が、実態は、車検時に調べたりは出来ないので、税制区分をオーバーしても分かりません。 今の時代でも、補修用として、標準径+0.数mmのピストンは、メーカーから販売されています。
お礼
なるほど、誤差を計算するとそれくらいになるのですね。 ところで、ふと思ったのですが、シリンダー内の容積は、熱膨張で1%以上増えたりするのではないでしょうか。(ただ、そこまで考慮することが意味があるかどうかですね)。