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オーディオインターフェース
PresonusのAudioBox iTwoとAudioBox 22VSLはどういった違いがあるのでしょうか。またDTMをするにあたってどちらが適しているなどあるのでしょうか
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iTwoは、ごく一般的な2入力/2出力のUSBオーディオI/Fです。PC/Macのほか、iPadでも使えます。 22VSLは、入出力の仕様はiTwoとほぼ変わりませんが、iPadでは使えいません。VSL (Virtual StudioLive) 機能に対応している点で i シリーズの上位に当たります。VSLはDSPミキサ、DSPエフェクトの一種ですが、多くのメーカーがハードウェアレベルで実装している(オーディオI/Fの中にDSPチップを搭載している)のに対して、OSのカーネルレベルでソフトウェア的に実装するという特殊な構成です。 22VSLの場合、入出力が2x2なのでDSPミキサのメリットはあまり多くありません。DSPエフェクトが便利なこともありますが、仕組みが仕組みなだけに将来的な不安もあります(OSのアップデート等にいつまで対応するのかなど)。 オーディオ性能的には、iTwoは下の中、22VSLは上の中くらいの差があります(iTwoはAD/DAのダイナミックレンジが105dB、22VSLは114dB)。ただ、iTwoでも素人が宅録で使う分には十分でしょう。iTwoのマイク入力は最大ゲインが+52dBなので、ダイナミックマイクだともう一声欲しい気はしますが、困るほどではないでしょう。ヘッドフォン出力はiTwoの方が高いです。 二者択一なら22VSLの方が高音質ですが、個人的にはVSL機能というのがどうも好きになれません。また、PreSonusの音のキャラクタもあまり好みに合わないので、自分で買うなら別のメーカーにします。ただ、最近では最も勢いのあるメーカーの1つで技術的にもしっかりしていると思うので、その辺に抵抗がなければ良いのではないでしょうか。