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資本主義社会と社会主義社会

「資本主義社会は社会主義社会よりも長持ちするだけで、いずれ崩壊する」という話を聞いたことがあるのですが、それは本当ですか? だとしたら、どのように崩壊するのでしょうか?

みんなの回答

  • E-1078
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.7

資本主義を取り入れ崩壊した国や崩壊状態の国はいくつもあります。 共産主義を取り入れ崩壊した国や崩壊状態の国はいくつもあります。 ただ第二次大戦後の世界で、一方のリーダーは資本主義体制のアメリカ、一方のリーダーは共産主義体制のソ連 という対立において、辛くも勝利したのがアメリカでした。 ただそれだけです。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.6

 10年、100年と期限を切ることはできませんが、資本主義社会も、いずれ崩壊するとは思います。 > どのように崩壊するのでしょうか?  共産主義社会と同じく、いきつくところは「分配する物がなくなる」からです。  現在の資本主義は修正資本主義と呼ばれるもので、例えば働けない人の生活費を働く人からとった税金でまかなうという仕組みで成り立っています。  ところがこの「働けない人」の中に「働く気がないから働けない」という人がもともと相当数混じっていて、一般的な傾向として、後者がどんどん増えていると思われます。  肉体的にはなんの問題も無くて、病気を装ったり、「俺にはそんな仕事は向かない」とか「薄給すぎる」とかいろいろ「働けない」理屈をつけて保護を申請する。  難民にしてもそうです。その国の人でさえ仕事もナイ状態の国に押しかけてきたって、言葉さえ分からないのだから働く場なんてない。場がなくて働けないから、押しかけられた国の出す生活保護費で暮らす状態です。  つまり、保護対象の人数が途方もなくふくれあがっています。  加えて、例えば「パチンコ代金」も「文化的な生活を営む資金」に入り給付金に加えなければならないなど、保護すべき対象が広がっています。  そのうち、デリバリーヘルス嬢派遣費も出せとかいうことになるかもしれません。溜まった物は出したいのは生物の♂としての根源的本能ですから、健康的か文化的生活かなど論ずる以前の問題でしょ、「一人で処理しろ」なんぞ人間としての尊厳に反する要求であるのでとうてい受け入れがたい・・・ などと、理屈と膏薬はどこにでも付くので、どんどん増える。  つまり、保護すべき事項(結果として一人当たりの保護金額)も途方もなくふくれあがっています。  将来、各国政府はこの膨大な負担に耐えられなくなります。ところが、「人権侵害だ」とかなんだとか非難を受けて、止めるに止められない。  すると政府はどうするか、というと、高額所得者から所得のあらかたを、税金という名目で取り立てることにならざるをえません。  働かない人も500万円で生活を保護。年間数億円を稼ぐ野球選手からも500万円残してあとは全部盗っちゃう。そうしないと働けない人を助ける資金は出ないのですからしかたがない。  働いても、働かなくても金銭的には同じなので、誰も働かなくなります。  もちろん、趣味で歌を歌う人もいるし、絵を描く人もいるでしょうが、代金を受け取れば全部持って行かれるので、誰もお金を欲しがらない。好きな人が喜べばタダで聴かせる、くれてやる。  農家は健康のために自家用を栽培する程度。「できがいい」「うまそうだ」と褒めてくれた人にダケ無償でプレゼントする。  そうなると、資本主義・修正資本主義社会ではなく、「名誉主義社会」とでもいいますかね、賞賛されたか、どれほど大きな名誉が与えられるか、どれくらい良い気分になれるかが、無償で物を作る「動機」になる社会ですから。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.5

「資本主義社会は社会主義社会よりも長持ちするだけで、いずれ崩壊する」 という話を聞いたことがあるのですが、それは本当ですか?    ↑ どんなに理想的な社会でも、それが永遠に続く とは思えず、そういう意味でいずれ崩壊する でしょう。 だとしたら、どのように崩壊するのでしょうか?   ↑ マルクスは、格差が拡大し、それが支えきれなく なり、圧倒的多数の貧乏人が革命を起こして崩壊する と言っていました。 事実その可能性はあったのですが、資本主義は労働者 保護などの福祉に力を入れるようになり、 格差が縮まります。 これを修正資本主義といいます。 社会主義はこの修正資本主義に敗れたわけです。 ライバルが不在になった資本主義諸国では、再び 格差が拡大するようになりました。 このまま等閑視すれば、資本主義は崩壊するかも しれません。 そうはさせないと、世界では格差を縮小しようとする 動きが再び出ています。 今後、世界の流れが、欧州の一部の国のような社民に なるのか、注目されるところです。

回答No.4

はい。資本主義は、自由競争を促進する事で、安くて優良な商品やサービスを受ける事が出来、生活が豊かになるとするものです。競争政策と呼ばれています。勝者は、豊かになりますが、敗者は、貧乏になります。そのままでは、格差が拡大するので、敗者復活の方策も必要です。努力する者が豊かになるのを当然とする、当たり前の社会です。資本主義の崩壊は、敗者が復活出来ず、一部の勝者が富を独占する状態が続いた結果、敗者がテロ行為に走る様な歪みから発生します。しかしながら、社会主義では、努力が報われない、停滞した社会、即ち、全ての人が貧乏な面白くない社会になります。資本主義ではありますが、如何に努力する意志のある敗者を救えるかですね。努力しない敗者は、当然の報いなので、社会から退場をお願いします。資本主義を崩壊から救うのは、そうする亊でしょう。

noname#220336
noname#220336
回答No.3

経済は市場と政府でそれぞれなりたっているともいえると思います。 市場の失敗を政府が補うですね。 歴史上、資本主義?というのかお金が偏在するのは、何回かあるというような歴史パターンかと思います。 マルクスのように資本主義から社会主義などに移行するか別として、同じ制度を採用していても、社会主義的になるという循環はあるように思えます。

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.2

国際NGOオックスファムは、2016年1月に、世界の富豪62人の資産額の合計が、貧困国など下位の36億人分の資産額とほぼ同額であると報告しました。 また、目下接戦を繰り広げているアメリカ大統領選挙では、共和党の変なおじさんばかりが注目されますが、民主党のヒラリー女史に対して健闘するバーニー・サンダースとの対比が面白い。 サンダースは国民皆保健など、金持ちブルジョアに対抗する姿勢を明らかにしています。 貧乏人の味方が、善戦している状況は、病的なまで格差を拡大した現在の資本主義の在り方に対する挑戦とも言えなくもない。 また、タックスヘイブンを利用した大金持ち達がこぞって名を連ねている『パナマ文書』が話題になっているが、大金持ち資産家は、自らの資産を社会のために使うのではなく、ひたすら税を回避し、溜め込む習性があることが暴露された訳だ。 名簿の中には、世界の国王元首クラスが名を連ね、名だたる多くの日本企業も同様。 さて、現在の資本主義は、既に破綻の兆しが見えて来ているようにも思います。 政治、経済を問わず、一部の有力者、有力企業が既に富の独占に走っていたことが世界に発信されてしまった訳ですが、その一方では、貧困問題は加速度的に拡大を続けています。 何時なのかは分かりませんが、こうしたことに対する不満が爆発した時、資本主義は、本来のかたちに収まるのかも知れませんね。 現在の資本主義は、ただの成金主義です。 ちなみに、パナマ文書には、ヒラリー女史の名もあるとか? 要するに、金持ちは「社会の敵」ということでしょうか? 格差に対する疑問、金持ちに対する不信感は益々大きくなるでしょうね。

  • catpow
  • ベストアンサー率24% (620/2527)
回答No.1

資本主義の根本には、キリスト教、プロテスタントの精神があります。 「よい社会をつくるために、人々のために、私は金儲けをしているのである。 決して、他の大多数の民衆の貧困という犠牲を払って、自分たちだけが金持ちになろうとはしていない。」 という考え方ですね。 ですから、欧米のお金持ちたちは、大儲けしたお金を慈善団体に気前よく寄付したり、福祉財団を作ったり、巨大な公共施設を建設したりするのです。 こういう「社会のため、人々のため」という考え方を忘れて、「金儲け第一主義」だけの起業家、会社が増えたとき、資本主義社会は崩壊すると思えます。

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