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フロモキセフにはなぜ塩化ナトリウムが含まれるか

フロモキセフって高血圧の患者さんとかに投与できないじゃないですか。 どうして塩化ナトリウムが入ってるんですか?

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  • trytobe
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回答No.2

誤解があるようですが、フロモキセフという化合物は、カルボン酸末端があるためにそこを中和するためにナトリウム塩になっているのです。 医療用医薬品 : フルマリン (KEGG DRUG 情報) http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00047379&tab=kegg_drug これを直接アンプルから注射器に移して静脈注射するように調製済みだから、生理食塩水相当の濃度にするためにも、カルボン酸末端を酸性環境下において酸で過多になる水素イオン(H+)にさせないためにも、ナトリウムを過多にしてあるのかと思います。塩化ナトリウムで1回1gまで、というレベルでしか投与されないはずですから。 注射用フロモキセフナトリウム - 医薬品情報データベース http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00047379.pdf

Kiwi_the_bird
質問者

お礼

なるほど。ありがとうございます。 フロモキセフナトリウムであれば、水に混ぜても酸は発生せず、分離するのはNa+だけということであっていますでしょうか。 そこまで化学に詳しくないので、pH7.0の塩化ナトリウムで中和できるというのにピンときません 頂いた化学式ですと、ナトリウムが外れたらフロモキセフ本体の方はマイナスイオン化するのではないでしょうか? なのに添付文書での溶解は、確かに酸性pH気味ですね。 ナトリウムを過多にすることにより、フロモキセフ酸ではなくフロモキセフナトリウムの状態で注射する時に存在してくれるようにしている、ということは理解しました…

  • trytobe
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回答No.1

あらかじめ、人間の浸透圧に合わせた濃度で生理食塩水に抗生物質を溶解させてあるからでしょう。高血圧などではない人には、すぐに投与できるから、敗血症とかが進む前に処置できる。 高血圧の人は、別途、塩分濃度を変えた水溶液に抗生物質を溶解させて投与する、とか「頻度が少ないほうは、投与時に処方で対応」するほうが、最小限の種類の医薬品の備蓄で済んで、誤投与のリスクも減らせる。

Kiwi_the_bird
質問者

お礼

ありがとうございました。

Kiwi_the_bird
質問者

補足

フロモキセフナトリウムには、溶解する前のバイアルの状態でい、すでにナトリウムが含まれているにも関わらず添加物として塩化ナトリウムが含まれているのです。 わざわざ塩化ナトリウムを添加物とせず、溶解時に生理食塩液に溶解した方が幅広い人に使えるのでは、と思ってしまいました。

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