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サブウーファーの選び方とは?
- サブウーファーの選び方について、密閉型と解放型の違いやスピード感、口径、アクティブ型とパッシブ型の違い、形状について解説します。
- 密閉型と解放型(バスレフ型)の違いについて考えると、密閉型の方がスピード感があり、反応が速いと言えます。口径に関しては、大口径よりもそこそこの口径で反応の早いユニットを複数搭載したものがジャズ向きと言えます。
- アクティブ型とパッシブ型について考えると、パッシブ型ではメインスピーカーとサブウーファーをパワーアンプでドライブするため、合成インピーダンスの低下が懸念されます。また、パッシブ型はサブウーファーのゲインコントロールやクロスオーバーの調節が難しく、アクティブ型の方が調整が容易です。
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サブウーファーは30~40Hz以下の重低音は音楽には少ない音で、スピーカーで再生できるものはHiFi用のものでも小数でしかありません。 重低音領域を専門に安価に再生する目的でサブウーハーが普及していますが、 本来の40Hz以下でなくて、AV用では80Hzや、安価なものは130Hzなどと、とんでもないものもあります。 純粋に最低域を拡張して臨場感を感じるために原音再生に大音量の重低音が出せるものは38cm以上などの巨大口径と巨大箱が必要です。 LRで2台の巨大箱を作ると場所を食うのですが、幸い重低音は音が出る方向感が分かりにくいという性質を利用して、LRの重低音部だけを1台のアンプとサブウーハーで代用すれば箱の材料費が安く出来ます。 添付図参照下さい。 映画は迫力を出すのにサブウーハーで低音域だけを再生します。 ホームシアター5.1などはそれをまねたものです。 HiFi用にはサラウンドは邪道であって、LRのみで臨場感再生を目的にしたものです。 ジャズはバスドラムが殆ど使われていない曲が多いと思います。 普通のスピーカーでも再生出来る80Hz以上のベース音が低音域を担当していると思います。 JBLなどのバスレフ大型スピーカーは重低音が出ないがジャズで人気あるのはそのためでないでしょうか? それでも重低音が出ると臨場感リアリティがでるはずです。 (1)密閉型と解放型(バスレフ型)がありますが、やはり、密閉型の方がスピード感反応が速く重低音も低下が少なく、歪が少ない傾向です。 理屈で言えばバスレフ型が、低音50~60Hzで空洞共鳴してあるのが多くて、 空洞共鳴部のみ歪が減るとされていますがそれ以外は歪が多くなります。 又、最低域の重低音は急激に低下しますので出ません。 PCで測定すれば直ぐ分かります。 サブウーハーには高級な密閉型を推奨します。 (2)大口径一発の方が音が出る所が1つなので良い特性にしやすいのです。 そこそこの口径の複数使いは音質が低下します。 (3)パッシブ型は専用のメインスピーカー1台にサブウーファー1台で使うのが多いですが、私はサブウーハーを2台使っています。 2台のスピーカーを1台のパワーアンプでドライブすると合成インピーダンスが低下します。 場合によっては、アンプに過大な電流が流れて危ないですがアンプがそのインピーダンス対応しているものはOKです。 パッシブ型は、アンプ入力にローパスフィルター(ハイカット)を挿入します。 アクティブ型と違って、単純に専用のパワーアンプでサブウーハーを駆動します。 サブウーファーのゲインコントロールを単独でも出来ますし、調節するのはメインアンプの方でするのが普通で、サブウーハー端子にはその信号が出ます。 パッシブ型も、アクティブ型もクロスオーバーの周波数も固定されているのは普及品か小型品であって、80Hz以下にしないと音質がわるくなります。 最低ユーザーが状況に合わせて、カットオフ周波数を連続可変で自由に決められるものを選ぶのが良いです。 アクティブ型でしたら、サブウーファー側でに単独アンプを内蔵していますので、クロスオーバーもゲインも単独で、しかも連続可変でチューニングできるのが多いですが、 40Hzが選べるものを推奨したいです。 オクターブあたりのスロープも可変可能なものは少ないと思います。12dB(1/4)/octか18dB1/8)/oct固定が多いのではないでしょうか? パッシブ型は映画館、SR用、PA用、マニアックHiFi用、カーオーディオ用に多いのでは?と思います。 家庭用にはサブウーハーアンプを別にすると高価になるし場所をとるので、AVアンプ内か、サブウーハー箱内に入れるものが主流と思います。 パッシブ型はとにかくメンテナンスが楽で、 性能が出しやすいので高性能に出来る利点が大きいですが高価になるのが欠点です。 (4)サブウーファーの形状は極めてオーソドックスなタイプ。とにかく、デカい箱に大口径のウーファーをフロントバッフルに取り付けただけのものが高性能に出来ます。 映画館用、PA用等でも主流です。 本体の底部にマウントされているタイプは床面に放射するので音質が悪いタイプです。 落としきれない高音が出にくくなる効果があるし、ユニットの保護も容易で、安価に出来るタイプです。 ユニットは横向きで、ポートは背面とか正面とか、ユニットが正面でも底面でもなく、左右側についていたりするのは安価に設計することと安価に高音が出にくいようになります。 これらは音質でなくて製品をいかに安く作るかに重点を置いている普及品です。 なお大音量が必要なくて60dBほど普通の迷惑に鳴らない音量では8cmスピーカでも少し重低音が再生できます。 グラフィックイコライザーで重低音をブーストして試してみて下さい。 重低音を長年追い続けてきた経験と私見ですので参考にして下さい。
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- nijjin
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ウーハーがパッシブ型の場合、ウーハー用にアンプが必要です。 メインスピーカーのアンプは3chや4chでなければ使えません。 また、ウーハー用にハイカットフィルターや周波数の調整をするプロセッサーが必要です。 大きな箱に入れるタイプは主に車が多いです。 家の中で使うタイプは各社の努力で小型でも低音が出るように工夫されています。 この工夫によりユニットそのものが見えないものもあります。 また、小型のスピーカーを数個使うものよりある程度の大きさのものを1個だけのほうが良いように思います。 オーディオで使うならオーディオ向けのウーハーを選ばないと満足できないかもしれません。