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茹でた卵より生卵の方が栄養は有りますか?
賞味期限が大丈夫なのであれば 茹でた卵より生卵の方が栄養は有りますか? 卵ならどちらも同じなのでしょうか?
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はじめまして♪ 賞味期限が過ぎても、腐敗していなければ、なんらモンダイは在りません。 さて、ほぼ完全栄養食とも言われる鶏卵ですが、茹でる事で極僅か、ほぼ誤差程度と考えて良い範囲で栄養は減少します。 しかし、「生卵」「半熟卵」「固ゆで卵」では、栄養素はほぼ同じでも、人が吸収する「消化」においては、差が出て来ます。 健康な人であれば、結果的に大きな違いは無いでしょうが、胃腸が弱い人、幼児や高齢者の一部や、風邪をひいて具合が良く無い時などは、消化吸収の方向で考えた方がベターでしょう。 一般的には、半熟茹卵、温泉卵などが、より消化吸収が速いと言われています。 一般的な「栄養成分」としては、ビタミンCが少ないだけで、あとはバランスよく栄養豊富な「卵(鶏卵)」と言われます。 近年は、化学物質の栄養素だけではなく、人が食べる「食事」という観点からの考え方も在って、「食物繊維も足りない」と考えます。 まぁ、卵と生野菜を組み合わせたら、文字通りの「完全栄養食」って言えるかも。 追伸:一部の「栄誉強化加工」した卵のばあいは、加熱によって「強化」した成分がウマく活きて来ない、という場合も在ります。最近の栄養強化卵では、こういう部分の研究も進んでいますから、過去の話。という程度です。 さらに余談ですが、卵の大きさ、S/M/L/LLは、主に「白身」の量が違う(水分量?)です。そして、白い殻と赤茶色の殻は、親鳥の羽の色の違いです。栄養素と言う場合、グラム当たり、という判断に成りますと小さく軽いSサイズのほうが高い評価数値に表されたりしますが、結局は「ほぼ同じ」ですし、殻の色に関しては完全な思い込み、デマと言わざるを得ません。(ただし、日本古来の「庭」に居た卵に対して、ほぼ工業的量産化したブロイラーの卵、餌も違えば運動量も違うので、一時期は生産性だけ考えられたブロイラーの白い卵が、美味しく無かった、という時代背景が、都市伝説的になったのでしょう。) 余談のついでに、過去(数年前?)までは、「卵はコレステロールが高いので、健康上でコレステロール値が高い人は食べない方が良い」と言われていました。 現在は、確かに「総コレステロール値」は高い食品ですが、良い働きをするコレステロールがとても多いので、健康上で得に医師が指導する程でもない、血中コレステロールが高めの人、特に悪い方のコレステロールが多めの人は、毎日1~2個なら「卵」を食べても良い、(むしろ、良い効果が有るかもしれない。)と言われます。 まぁ、何事も「食べ過ぎ」「偏り過ぎ」は健康に良いはずは無いので、栄養価が高く、ビタミンC と食物繊維だけが足りない、という、ほぼ完全栄養食の卵、毎日10個とかは、食べない方が良いと思いますよぉ~。 余談が多く成り過ぎました、ゴメンナサイ。
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- akiye2
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半熟状態が消化が良く身体に良い。
お礼
ありがとうございました。
- kagakusuki
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生卵に含まれている栄養素を100%とした場合、茹で卵に含まれている栄養素の中で減少しているものだけをピックアップしますと、卵の重さを1個60gとした場合においてその中に含まれている栄養素の量は ビタミンA : 90μg→84μg (93.33%) ビタミンK : 7.8μg→7.2μg (92.31%) ビタミンB2 : 0.26mg→0.24mg (92.31%) 葉酸 : 25.8μg→21μg (81.40%) パントテン酸 : 0.87mg→0.81mg (93.10%) 脂肪酸 飽和 : 1.7g→1.62g (95.29%) 脂肪酸 一価不飽和 : 2.21g→2.13g (96.38%) 脂肪酸 総量 : 4.91g→4.73g (96.33%) 18:1 オレイン酸 : 2100mg→2040mg (97.14%) 18:3 n-3 α-リノレン酸 : 25.8mg→25.2mg (97.67%) 20:4 n-6 アラキドン酸 : 90mg→84mg (93.33%) 22:4 n-6 ドコサテトラエン酸 : 5.4mg→4.8mg (88.89%) という具合に、葉酸が少々減っているのを除けば、大して減っている訳ではなく、大部分の栄養は残っています。 【参考URL】 カロリーSlism > 乳製品・卵 > 卵 http://calorie.slism.jp/112004/ カロリーSlism > 乳製品・卵 > ゆでたまご http://calorie.slism.jp/112005/ 只、栄養素ではないため上記の例に挙げなかったのですが、卵白等にも含まれていて、細菌を殺す働きのあるリゾチームという酵素は、加熱した際に変性して活性が失われますから、茹で卵には含まれなくなっています。(白身に含まれている蛋白質なので、白身の蛋白質が固まるほど加熱すれば、働く事が出来なくなります) 尤も、リゾチームは人体内でも合成されていますから、別に食品から摂取出来なくても困る事はありません。 【参考URL】 リゾチーム - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0 那須ファーム > もっと知りたいたまごの話 > 生卵と加熱した卵では栄養価はどのように変化するの? http://www.nasufarm.com/topic/000012.html 又、栄養素の種類によっては、茹で卵にした際に含有量は増えずとも、より多くの栄養を摂取出来る様になるものもあります。 例えば、卵には天敵に食べられ難くするために、蛋白質の消化吸収を妨げるオボムコイドなどの成分が含まれています。 このオボムコイドも蛋白質の一種で加熱によって活性が弱まるため、生卵のままよりも茹で卵にした方が蛋白質の消化吸収率が高まり、食べた際により多くのアミノ酸を体内に取り込む事が出来る様になります。 【参考URL】 プロテインマニア > 栄養学と資料編2 > 卵は加熱して肉・魚と一緒に http://www.p-mania.com/docs2/060_heategg.html その他にも卵の白身にはアビジンという糖蛋白質が含まれていて、このアビジンはビタミンB郡の一種であるビオチン(別名ビタミンH、ビタミンB7)と強く結合してビオチンの消化吸収を妨げるため、アンチビタミンHと呼ばれる事もあります。 このアビジンも加熱によって活性が弱まるため、生卵のままよりも茹で卵にした方がビオチンの消化吸収率が高まり、食べた際により多くのビオチンを体内に取り込む事が出来る様になります。 【参考URL】 ビオチン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%81%E3%83%B3 アビジン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%B3 ドクタービオチン > ビオチンとは? > ビオチンとアビジンの知られざる因果関係 http://ビオチン.net/about/avidin.html この様に、茹で卵にした際の栄養素の減少は大したものではなく、栄養の大半は残っている上、含有量だけに拘るのではなく消化吸収率まで考慮に入れますと茹で卵の方が栄養学的な価値が高いと言えます。 又、黄身まで完全に固まった茹で卵よりも、半熟卵の方が消化性が良く、栄養素の減少もより少ない様です。 更に言いますと、殻を介して加熱するため加熱時間が長くなる普通半熟卵よりも、殻を介さずに加熱するため加熱時間がごく短時間で済むポーチドエッグの方が、白身に含まれるアビジンを不活性化しながら、熱に弱い種類の栄養素の損失を最小限に抑える事が出来ると言われています。 【参考URL】 【デブ・ガリガリ・虚弱体質改善マニュアル】一ヶ月で効果を出す肉体改造プロジェクト!かっこいいカラダはこう作れ! > 筋トレコラム > 温泉卵で筋肉への吸収率アップ! http://nikutaikai.info/column/entry40.html ポーチドエッグ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%89%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B0
お礼
ありがとうございました。
- yuyuyunn
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こんばんは 参考までにです http://www.eiyoukeisan.com/calorie/gramphoto/niku/yudetamago.html http://www.eiyoukeisan.com/calorie/gramphoto/niku/tamago.html
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。