- ベストアンサー
畑違いの多方面で才能を発揮された方
- 中曽根康弘さんは総理在任中に存在感を示した政治家でありながら、若い頃から何かと良からぬ噂が絶えなかった人物です。
- 伊藤忠商事元会長の故瀬島龍三氏は元々帝国陸軍のエリート官僚であり、敗戦後に商社で頭角を現し、政財界で重きを成しました。
- 畑違いの職種や部署で自身の能力を発揮することはできるが、能力よりも環境や総合力が重要であると考えています。
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こんにちはisoken さん 朝からの雨で退屈しておりましたがまことに好都合な質問 仰る瀬島龍三、 言われる途方もなくスケールの大きい人物であった その通りで私もごうも異論はありませんし Isoken さんが言われる事に付け加える事もない それ以上と言うことになれば山崎豊子さんの「不毛地帯」、 少し長いのですがこれを読むのが早いのでしょう 山崎さん主人公の壱岐正に特定のモデルはいないと言われたが 瀬島さんでしょうし疑いようもない 小説が面倒と言う方は仲代達矢で映画化されておりますし こちらでも十分でしょう 佐々敦之さんのスリーパー云々の証言は私は知りませんでしたが 佐々さんの事については最後に少しお話してみたいと思います 中曽根さんに瀬島さんと言う事でしたら 私は吉田茂に白洲次郎が直ぐ浮かぶのです 日本国憲法の現場に立ち会い常に世界と言うものに視点を置いた 天衣無縫、我が道をいくその気概、一人の人間としてまことに見事です 昭和史を駆け抜けた男 白洲次郎こそが私はふさわしいと思っております 次郎さんと正子さんには随分と面白い話しもありますが それはまた機会でもありましたら 最後に佐々敦之さんの事を少し 仰るように警察官僚を退官されて初代内閣安全保障室長の職に就かれた 出来る人は舞台を選ばない❗ 実にごもっともです 同じ事は後藤田正晴さんにも言えるのでしょう この二人の事は佐々さんの「我が上司後藤田正晴」に詳しいので もし未読でしたらisoken さんには面白い読み物でしょう
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- oya_zico
- ベストアンサー率19% (397/2006)
>畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。 『名選手、名伯楽にあらず』 同じ分野であっても、仕事内容が違うと成功出来ないことが多々あるのに、畑違いの多方面で成功。 それも、一流から一流。 う~ん、誰だろう? 暴走族の総長からサラリーマン社長になったサラリーマン金太郎こと矢島金太郎? 勉強とは縁もゆかりも無かったのに、単身アメリカに渡りMBAを取得したり、株の仕手戦で勝利したり、型破りな方法で成功を収めて行く。当然、女性にもモテない訳が無い。 おっと、これは漫画の世界でしたね。 では、つい最近テレビで見たのですが、 暴走族の総長から売れっ子絵本作家になった『のぶみ』さんはどうでしょう? 『ママがおばけになっちゃった!』は絵本としては異例の10万部超えだそうです。 彼が、絵本作家になった動機は、女の子が沢山居るという理由で入った保育専門学校で、 可愛い女の子の気を惹くために吐いた嘘「俺、絵本描いてるんだ!」を本当にするためだったらしい。 女にモテたいというパワーは、畑違いなんて何のその、苦労を感じさせないものなのでしょう。 ちなみに、その彼女、「受賞すれば、付き合ってもいいわよ!」と約束、 『のぶみ』さんは、その条件もクリアし、今ではその彼女と結婚し幸せな家庭を築いてらっしゃるそうです。
お礼
zico さん、こんばんは。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。 ところで例の 「 真田丸 」ですが、益々面白い展開になって来ました、我々が知らぬ信州・上州他地域限定細部の歴史に言及する点も非常に勉強になる、今後の成り行きが楽しみですね。 そんな中決して美人ではありませんが、田中裕子・伊藤蘭系のルックスを持つ黒木華嬢の、ほんわかした色香に魅かれつつある私です。 さて本題・・、 >暴走族の総長からサラリーマン社長になったサラリーマン金太郎こと矢島金太郎? 暴走族の総長に成り上がる方法論が、世俗社会に於いて出世の階段を駆け上がるのと別種の物であるとは、私には思えない。 多くの皆様が勘違いされているのは、やくざ・暴走族その他社会のアウト・サイダーは、所詮その程度の連中でしかないという認識でありまして、それは違うんじゃないかと・・。 雑魚はどこでも所詮雑魚に過ぎないのと同様、トップに成れる力量があれば、どの世界でも立派にやって行けるでしょう、つまり 「 サラリーマン金太郎 」 は、全く荒唐無稽な話ではないと私は思うのです。 >暴走族の総長から売れっ子絵本作家になった『のぶみ』さんはどうでしょう? 彼の存在を知りませんでしたら早速ググりましたが、何せコメント可能な情報が少ない、ただ先に述べた事が全てを物語っている気はします。 >女にモテたいというパワーは、畑違いなんて何のその、苦労を感じさせないものなのでしょう。 その点は肯定せざるを得ないでしょう、男として生まれたからには最大のモチベーションの一つが、恐らく女性の存在に他ならない。 例えばかつて冴えないルックスというイメージであったガリ勉東大生が、牛乳瓶の底型眼鏡から覗いた我が将来像・・その先に、立身出世欲の他にまだ見ぬ美女への期待が当然あったでしょうから・・。 回答ありがとうございました。
まだ開いているようなので、おじゃまします。lin(_ _)imo ご質問を拝見して、パッと思いついたのは、以前「生き様がカッコいいと感じる人物」として回答させていただいた、もとF1チャンピオンのニキ・ラウダです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%80 レーシング・ドライバー、ライダーの類が引退後、または現役中から後々のことを考えて、部品、用品のアフターマーケット用のショップ、取り扱い会社を開くことは、よくあることですが、航空会社を立ち上げたのは彼ぐらいでしょう。当時は、かなりセンセーショナルに取上げられました。 もっとも、滑り出しは順調だったものの、所持する機体のトラブルが引き金となって経営は行き詰まって結局身売り、莫大な負債を抱えてF1に復帰したら、またしてもチャンピオンシップをもぎ取っていった・・・ これで、傾いた会社の経営再建を成し遂げたとしたら、磯賢様の評価も上がっていたかも知れませんねぇ~・・・ いちモータースポーツファンとしてはカッコいいと感じるものの、たしかに実業家としてはイマイチだったし、もし、ご所望のご回答でなく、不愉快にお感じであれば、回答の削除をお願い致します。 そういえば、あの中曽根元首相と「ロン・ヤス」と呼び合ったレーガン元大統領も映画俳優だったそうですが、我が国にも芸能人上がりの政治家ってのも多いですね・・・ そんな中で橋下徹氏には、異色の政治家として賛辞を送りたく思います。 国会議員を目指さず、地元大阪府の財政再建を見事に成し遂げた功績は誠に大きい。 発信した政策が地域住民に受け入れられなかったこともあり、市長も退任されましたが、それでもなお、所属の地域政党には絶大な影響力を持ち続けている・・・ ?を感じる部分が無いわけではないが、既存の政治家とは違う部分に、これからも期待したい、と個人的に感じる政治家の一人でもあります。 既存の政治家には無い部分に期待する心理・・・ 例の、アメリカの次期大統領共和党候補になるであろうと目される御仁に注がれる熱い視線と期待・・・ 政治未経験の彼が政治家として成功することはないだろう、とは玄人筋の大方の見方でしょうが、化けて出てくる可能性も無きにしも非ず・・・ 相変わらずの支離滅裂の文章、ご無礼致しました。 できるヤツは何をやってもできる、できないヤツは何やってもできない・・・ いやはや、身につまされる言葉です。 そのむかし、「オンナひとりくどけねぇヤツに営業なんがなんかできねぇょ」ってダメだしされたことも併せて思い出しました。 ♪ひとのためによかれとおもい、西から東へ駆けずり回る・・・ やっとみつけたやさしさは、いともたやすくしなびた・・・ おじゃましました。lin(_ _)imo 2016/03/22(火)14:08
お礼
linimo さん、こんにちは。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。 >レーシング・ドライバー、ライダーの類が引退後、または現役中から後々のことを考えて、部品、用品のアフターマーケット用のショップ、取り扱い会社を開くことは、よくあることですが、航空会社を立ち上げたのは彼ぐらいでしょう。当時は、かなりセンセーショナルに取上げられました。 以前にもそのお名前を回答頂きました、事情に疎い私はウィキと睨めっこしてお礼申し上げましたが、一時的に本職を投げ打って航空会社を立ち上げたのは知りませんでした。 力が衰えたプロの野球選手が、その引退後に指導者或いは解説者といった、野球の周辺居住者であり続けるのはごく常識的で別段驚く事じゃない・・、F1レーサーも全く同じですが、何ともスケールが大きい人物ですね。 >そんな中で橋下徹氏には、異色の政治家として賛辞を送りたく思います。 彼に関してはまあ色々とあります、ただ僅かな期間で大阪維新の会を立ち上げた事のみならず、それなりの議席を獲得した構想力と突破力はやはり只者じゃない、私個人としては今後も保守の論客としてその活躍を期待しております。 >既存の政治家には無い部分に期待する心理・・・ >例の、アメリカの次期大統領共和党候補になるであろうと目される御仁に注がれる熱い視線と期待・・・ あれだけの富を築いた人ですから当然でしょうが、トランプさんはやはり非常に頭がいいですねぇ。 立候補当初過激な発言でいきなり大きく右に振れて見せ、メディアの注目を一身に引き付けて、プア・ホワイトを中心に不満層を取り込んだ後徐々に軌道修正し、現在はごく常識的ではあるが現体制に若干の不満を持つ階層にまで、核心支持層を広げつつあります。 所詮政治家とは良くも悪くも人気商売ですから、タレントと同様注目されてなんぼ・・という摂理をよく御存じであったのでしょう。 さて大統領ダービーの顔ぶれが揃った当初から、私の予想はヒラリー・クリントンが、アメリカ初の女性大統領の栄誉を担うというものでした。 その予想は基本的に今も変わりませんが、仮に大統領選挙終盤の天王山に於いて、彼女の金銭スキャンダルという爆弾が炸裂すればどうでしょう、実はドナルド・トランプは、その動かぬ証拠を握っていると噂されております。 支持政党でも政策でもない、政治家のその種のスキャンダルの発覚はアメリカに限らず致命的でありまして、実は金銭問題は政治家に転身当時から囁き続かれているヒラリー最大の弱点ですね。 一方のトランプ・・少なくとも彼は政治で儲ける必要が無い点に於いてクリーンであるというのは、広く有権者に認識されるほどの大金持ちですからどうでしょう。 今後の成り行きが、非常に楽しみです。 回答ありがとうございました。
- 雷 むぐちょ(@raimugurin)
- ベストアンサー率11% (55/470)
こんばんは はずかしながら中曽根の、とぉーぃ親族でありんす 消費税なんてぇくだらないもんおっぱじめたんでしたっけ? なんでんかんでんいっしょくたんに 消費税 ぶんなぐってやりたい、 Q:畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。 A:いやぁそれほどでもぉ えっ? 有名じゃないとだめでっか? いいじゃないですかぁ 木を扱う家具家でっけど、畑違いの多方面で才能は才能は 才能だけは才能だけは才能だけは多方面発揮してるもんねー 欲が少ないから、趣味程度にこなしてるだけだもーん。 貧乏人だから自分でやるしかないってか? ・・ そ・ それをいっちゃぁーおしめーだよぉ 愛車のピストン交換の図
お礼
raimugurin さん、こんにちは。 お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 >はずかしながら中曽根の、とぉーぃ親族でありんす 凄いじゃないですか、大勲位と血続きだなんて・・。 さて中選挙区制に於ける旧群馬3区定数4・・、総選挙のたびに毎回話題となる日本最大の激戦区でした。 そりゃそうですね、昼寝してても当選しちゃう福田赳夫さん & 中曽根康弘なんていう超大物がおられた、その他1議席は社会党でほぼ鉄板。 つまり残り僅か1議席を巡って保守・革新が入り乱れ、佐藤派の新進気鋭であった小渕恵三さんすら、毎度な苦労をして来られた、まあ大変な選挙区でした。 >消費税なんてぇくだらないもんおっぱじめたんでしたっけ? 我が国の消費税論議に端緒を付けたのは大平正芳さんですね、その頃赤字国債の発行が常態化しまして、国家財政のバランス・シートが悪化の一途を辿っておりましたから・・。 その後消費税という語感を嫌った中曽根さんが、売上税と名称を変えて国会の俎上に上げようとしました、その実態はどう見ても消費税だったのですが・・。 ただ消費税に関する中曽根さんのスタンスは、まるで陸に上がった亀みたいでしたねぇ、頭を出したり引っ込めたり・・、依って消費税法案成立は竹下内閣まで待たねばならない・・、竹下登さんが総理大臣としてスキャンダル以外に唯一残した足跡でもあります。 >有名じゃないとだめでっか? >いいじゃないですかぁ >木を扱う家具家でっけど、畑違いの多方面で才能は才能は >才能だけは才能だけは才能だけは多方面発揮してるもんねー >欲が少ないから、趣味程度にこなしてるだけだもーん。 自画自賛大いに結構、でもその変な関西弁もどき・・止めましょうよ、上州弁で御願いします。 raimugurin さんは器用なんですね、写真はプロ・家具屋さんでその上車までイジっちゃうんですか、無条件で尊敬します、私は極端な不器用ですから・・。 >貧乏人だから自分でやるしかないってか? >・・そ・それをいっちゃぁーおしめーだよぉ 上げて落とす、お笑いのセオリーも心得てらっしゃる、見事です。 回答ありがとうございました。
- からあげ ミームン(@marc2bolanti)
- ベストアンサー率35% (160/445)
今晩は。畑違い,と云うのではないでしょうが、ステージ舞台を選ばず”,と云う事で先づ推したいのが、私的には世界一の映画監督だと思ってる、 ◉マキノ雅広。日本映画の父; 牧野省三の子息で最初は俳優ですので、一応畑は移ったか、 早撮の名人、何処の会社に請われてもプログラムPicture名作遺してる。戦前には阪妻,千恵蔵,龍之介さん等と。 マキノプロを受継ぐも,父の負債も相続で閉鎖、その後は日活~嵐寛プロ~松竹太秦。東京映音社ではトーキー録音機開発でCM制作、溝口健二,伊藤大輔のトーキー指導も。先生じゃんか⁉︎,マキノはずっと過小評価されてきました。 今や名作と言われるオペレッタ『鴛鴦道中』では志村喬が唄ってます(^^;。 満州映画社を継いだ東横映画で、月形,山田五十鈴と「殺陣師段平」、続編「人生とんぼ返り(日活」を森繁と山田さんで、何れも名作でしょう。ポン中時代です(^^;。 東急乗り継いだ行先が、御存知!東映任侠ですね、藤純子さんを指導で御宅に住まわせたとか、、日活の梶芽衣子の名付け親だとか、。 ~最期が奮ってる!長年サッカーfanで、臨終の床にてW杯最終予選所謂ドーハの悲劇を観戦中、日本の勝利を確信して息を引き取られたそうで…何という栄光の,巡り合わせか⁉︎、ドーハの歓喜の中で逝かれるとは!~其れが人生の才能と云うもんです、Stage関係無い! 🏉 上田昭夫さん。ラグビー全日本キャップ。慶応一筋、母校の監督に就いて忽ち対抗戦制覇、”86年には選手権優勝で日本一、自身が所属されてたトヨタ自工を破っての事です。これには驚いた!~同志社,早明でも社会人には中々勝てなかったのを、大した選手も居なく弱い慶大が勝利した画期でした。 その監督としての力量には瞠目したヨ、兎にかく理知的で頭がスマート!写真で見る様に小柄ですがハンサムで爽やか。ラグビー界は根性論が幅を利かせており体育会系脳筋の典型で、しかも手抜きだったのは昨年のエディジョーンズの全日本のトレーニングの厳しさで明白となったな、甘やかされてたんだな。 上田さんの合理的な戦術は革命的でしたが一方で、燃え上がる魂を内に秘めてた、其れが強い!~再登板の”99年にも大学日本一だ、慶大は銅像建てろ!^^; さて其れがフジTVでニュースキャスター、此れも驚いた!見識は兎も角、アナウンス滑舌が熟れてた。矢張り頭が良いのでしょう。全くの畑違いです。 http://laughy.jp/1437719413558101221 御冥福を御祈りします 🗡◉竹中半兵衛。良くご存知しょうから多くは語りません 美濃斎藤、敵の信長の再三の仕官要請も固辞し、浅井の客人にて浪人生 秀吉軍師で黒田と両兵衛、信長命令で殺害される瀬戸際の,官兵衛嫡男;松寿丸を機転で匿い主君を欺き諫める度胸。 太閤記や岡山池田藩の紀談には「その容貌、婦人の如し」と在り惹かれますが、戦闘にも長けてたそうで、繊細優美な豪傑”と云うのも確かに存在すると想わせるのです、アッシも其のタイプかも知れませんよ(^^、オホホぉガハハぁ~、では。
お礼
marc さん、こんにちは。 お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 >私的には世界一の映画監督だと思ってる、 >◉マキノ雅広。日本映画の父; 牧野省三の子息で最初は俳優ですので、一応畑は移ったか、 まさに邦画界の華麗なる一族・・、釈迦に説法でしょうから敢えて触れませんが、キラ星の如くプロデューサー・監督・著名俳優が居並ぶその系譜は、まさに圧巻の一言です。 まあ私は無声トーキーの時代は全く分かりません、ただ嵐寛さんは後年東映のやくざ路線に度々脇で出ておられる、あういう方が片隅におられるだけで映画が締まりますねぇ。 >東急乗り継いだ行先が、御存知!東映任侠ですね、藤純子さんを指導で御宅に住まわせたとか、、日活の梶芽衣子の名付け親だとか、。 梶芽衣子さん、好きです。 お年を召され、「 鬼平犯科帳 」 で密偵のおまさを演じる姿も悪くありませんが、個人的な一番はやっぱり 「 仁義なき戦い 広島死闘編 」での彼女。 ちょっと蓮っ葉な感じがいい、やくざに惚れる親分の姪という役がぴったりでした。 >~最期が奮ってる!長年サッカーfanで、臨終の床にてW杯最終予選所謂ドーハの悲劇を観戦中、日本の勝利を確信して息を引き取られたそうで…何という栄光の,巡り合わせか⁉︎、ドーハの歓喜の中で逝かれるとは!~其れが人生の才能と云うもんです、Stage関係無い! さて所謂 「 ドーハの悲劇 」・・ いつだったかと調べたら、あれからもう23年にもなる、お互い歳を取るはずですねぇ。 因みにその4年後 W杯 出場を決めた ジョホールバル には、何度か行ってます、日本代表が宿泊したホテルも案内してもらいました。 >上田昭夫さん。ラグビー全日本キャップ。 お名前がピンと来ませんでしたが、なるほど一時キャスターをしておられたあの人でしたか。 それにしてもまだ60代前半でしかない、ただただ御冥福をお祈りするばかりです。 私は元来根拠不明な精神主義は好きじゃないのですが、ただ世界というステージに於ける愛すべき日本人アスリートの、精神面に由来するであろう勝負弱さは肯定せざるを得ない、そもそも1位と2位 金と銀では天と地ほどの違いがあるのですが・・。 今回の稀勢の里もそうでしょう、あそこまで行けばもう理屈じゃない、数少ないチャンスをものにするサムシングが彼には欠けていると言わざるを得ない、もっとも千秋楽が残ってはおりますが・・。 >🗡◉竹中半兵衛。良くご存知しょうから多くは語りません ・・と言いつつ、竹中半兵衛のほぼ全てを語って頂いて、ありがとうございます。 それ以外に付け加える事が見当たりません、ただ半兵衛亡き後の竹中家と黒田如水とは、関ヶ原に於いて尚若干の繋がりを見せております、それも何かの縁だったのでしょうか。 回答ありがとうございました。
- 戦艦みかさ(@mikasa1905)
- ベストアンサー率14% (675/4694)
イソケンさんこんにちわw 「不毛地帯」は最初の何話か観て、実在する人をモデルにしてるってのは知ってたんですが、中曽根さんのブレーンだったのですか。さらにはソ連のスリーパーという疑いもあると。 >つまり出来る人は舞台を選ばない 高橋是清さんが思い浮かびました。きっとイソケンさんの方がお詳しいと思いますが、この人は学歴などほとんどないのに、自らの経験を糧にどんなステージでも素晴らしい判断力、実務能力を発揮、こうゆう人はどこに居ようが周りが放っとかず、どんどんステージを上がって行って、蔵相を6度もやってるんですね。ぜんぜん印象に残ってないけど総理大臣も一度なってるんですね。 >では環境さえ違えば状況は激変するものなのか、私はそうは思わない。 おっしゃる通りで、自分に与えられた環境に対して精一杯頑張った人間が認められて出世していくもんだと思います。 ただその結果、ヒトラーのようにヒールとして後世の歴史に判定されてしまうかもしれない。ユダヤ人迫害は、時代環境の要請に応えた結果であって、ヒトラーに全部責任押し付けるのはおかしいと思うんですけどね。逆に日本はヒトラーほどインパクトのある悪役がいないからわかりやすい戦争の総括ができないのだけれど、それはそれでいいんじゃないかと思ったり。 話が逸れました。何にしても、歴史の混乱期には、有能な人材は自然とステージを上がっていくんでしょうね。逆に平時は無能な人間が上位を占め、有能な人材は埋もれてしまいがちな気がします。一体どっちがいいんだかw
お礼
mikasa さん、おはようございます。 お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 >「不毛地帯」は最初の何話か観て、実在する人をモデルにしてるってのは知ってたんですが、中曽根さんのブレーンだったのですか。さらにはソ連のスリーパーという疑いもあると。 本ストーリーを語る大前提として、シベリア抑留の憂き目に遭った元帝国陸軍の高官は、長らく塗炭の苦しみを味わったのみならず、帰国してからも共産主義に洗脳された可能性がある分子として、公安他の監視の対象にあった事実を知るべきでしょう。 戦後に於ける価値観の大転換に依り、元職業軍人が世間一般から冷ややかな目で見られたのは事実・・公職にも就けなかった、特にシベリア帰りはそうだったようです。 敗戦時大本営参謀の任にあった瀬島氏とてその例外ではない、現在の日本社会に置き換えればどうでしょう、経営企画部長或いは次長程度の職位でしかなかった彼が、国家戦略の中枢を担う部署に身を置いていたが為、役員以上に相当する出先の大将・中将を差し置き重要視され、東京裁判で証言台に立たされました。 その一方で、不当な対日参戦を糊塗しようと意図するソ連側調書作成のキーマンとして、祖国の名誉と我が身の生死とがせめぎ合う厳しい喚問の日々をも味わった、ところが帰国すればしたで既述の環境に身を置かねばならず、諸行無常の日々を送られた事でしょう。 さはさりながら後年総合商社の経営陣として、或いは経済界の主席参謀としてその才能を大きく開花させる事となる、やはり非凡な人ではあった・・、率直な感想です。 尚山崎豊子氏の当著は、後年ロッキード事件と並び称され、政府高官を巻き込んだ戦後有数の大汚職ダグラス・グラマン事件へと繋がるプロローグが盛り込まれております事、御参照まで・・。 >高橋是清さんが思い浮かびました。 ケインズに先んじたケインジアン、我が国の積極財政に先鞭を付けた人物でしょう。 ところで或る種の聡明さと学歴には何の因果関係も存在しない・・、私自身実はそう考えるところでして、例えば過去東大を卒業し旧大蔵省入りした優秀な学生さんの殆どが、次第に省益というものに洗脳され毒されて、税収の保全を一義的とする単なる徴税人・消極財政論者になって行きます。 現財務省でもその傾向は変わらない、無論インフレ傾向にある時代はそれでいいのですが、長いデフレに苦しんでいる我が国の状況に対し柔軟性に欠けるその姿は役人でしかないんですね、とても頭がいい方々とは思えない。 つまり学歴とは暗記力に左右される分野にして、古代中華社会を決定的に硬直化させ、東洋的停滞へと導く役割を果たした 「 科挙 」 の位置付けでしかない・・、極論すればそういう事であろうと思います。 故に目端が利く連中は早々にスピンアウトし、或いは組織に拘らず起業して、その能力なりの富を得て行く事となる、当然の帰結ではないでしょうか。 その才覚が無い私は、組織にしがみ付いている他ありませんでしたが・・。 さて日露戦争そして政党政治、そしてそこに準拠する国家財政への関与他、高橋是清に関して語れば話は尽きないのですが、それよりも何よりも 二・二六事件 と是清さんを切り離し上げて申し上げられない・・、悲しい事でありまして・・。 あの当時娘を売らねばならぬほどに窮した特に農村に於ける荒廃、その一方で贅の限りを尽くす一部の政治家・軍高官・財閥との乖離、故に世を憂う青年将校達が死を賭して決起せねばならなかった・・、その方法論に誤りがないとは言えませんが、その気持ちが私には分かり過ぎるほど分かります。 時あたかも第一次世界大戦の戦時バブルが弾け、銀行が大量の不良債権を抱え金融システム不安に陥ったのが発端、そこに関東大震災という予測不能な大惨事が拍車を掛け、終息に向かいつつあった頃にアメリカ発の世界恐慌の余波が押し寄せる事となる。 まさに歴史は繰り返す、バブルの終焉と大量の不良債権、リーマンショックに東日本大震災、順不同ではありますが、現在の我が国の状況に酷似していると思いませんか? 言論に於いて政界に新風を吹き込む青年政治家の決起・・、そう願いたいところですが、年寄り以上に腐っているのが多いですから、無理でしょうねぇ。 >ヒトラーのようにヒールとして後世の歴史に判定されてしまうかもしれない。ユダヤ人迫害は、時代環境の要請に応えた結果であって、ヒトラーに全部責任押し付けるのはおかしいと思うんですけどね。逆に日本はヒトラーほどインパクトのある悪役がいないからわかりやすい戦争の総括ができないのだけれど、それはそれでいいんじゃないかと思ったり。 何かの記事でちらっと見たのですが、どこぞの電子頭脳がヒトラーの存在を肯定し、ユダヤ人を否定したとか・・。 それはそれとして、戦後ドイツと日本の相違がその点にこそあります。 先の大戦に於ける総括に於いて、良くも悪くもドイツは明確なダブル・スタンダード、私が受ける印象ですと多くのドイツ人は先の大戦を悪かったなどとはこれっぽっちも思っちゃいない・・、ただ政略・戦略に於ける方法論の拙さを肯定し、負けたのが全てだと割り切っておりますね。 故に筋の通った国家賠償には全て応じましたが、根拠不明な賠償要求は断固拒否、加えて国家の在り方に関して他国の容喙を許さず、堂々たる EU主要国の一翼を担っております。 ところが GHQ の洗脳に冒された我が日本は、腹芸というかこのダブル・スタンダードってのが苦手、その結果靖国問題他取るに足らない隣国の不当な内政干渉を許し、或いは発信元すら否定せざるを得なかった荒唐無稽な従軍慰安婦問題にいまだに振り回される始末でして、何とも情けない。 中には国会すら放り出し、元慰安婦を探し求めて アジア 3000里を走り回ったおばさん政治家もおりまして、涙が出るほどありがたいですねぇ。 そんな候補者を何度も当選させるのですから、この国の有権者ほどおめでたい ( 失礼! リベラルな ) 人々はいないでしょう、その原資は無論我々の血税から出てるのですが・・。 回答ありがとうございました。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3892/25656)
皆さん随分と学がおありで、私のようなボキャ貧が回答するのもおこがましいですが、私からはハイヒールモモコさんです 本当に元ヤンキーだったのですが、出産を機にキャラ変 子供たちが男・男・女なんですが、スーパーの特売はママ友さんに並んでもらったり、夕方遅くまで遊んでいる子供たちには「はよ帰らなあかんでー」と声かけもやっています 確か旦那の小林君はTVのお見合い企画で知り合ったんですが、「クリスマスまでエッチしない」と公言して、その通りになりました 忘れもしない北野ホテルです(笑)
お礼
michiyo さん、こんばんは。 >私からはハイヒールモモコさんです >本当に元ヤンキーだったのですが、出産を機にキャラ変 元ヤンだからこそ広い世界を見る事が出来た、そういう事だろうと思います。 逆に真面目人間が歳行ってグレたら、洒落にならない・・。 例えば中年になって女性に狂う人がおられる、若い頃よりの免疫が無いせいでしょうが、ブレーキの掛け方が分からずまるで斜眼帯を着けた競走馬・・、ほぼ間違いなく破滅へ一直線です。 >忘れもしない北野ホテルです(笑) すみません、勉強不足で当ホテルを知りませんでした、ネットで見る限り雰囲気のあるホテルですね、日光金谷ホテルみたいに・・。 回答ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
まず思い浮かんだのが、須藤元気さんです。ミドル級のK1ファイターとして世に出てきましたが、入場パフォーマンスで話題になりました。その戦い方もちょっとトリッキーで個性的でしたね。まだまだ余力があると思われていた矢先に、まるでK1の人気が落ち目になるのを見越していたかのように早々と引退宣言。スポーツ選手は引退の時期を誤るとかえって現役時代の名声に傷をつけてしまうのですが、そういうこともありませんでした。 引退してしばらくするとパフォーマーとしての才能を発揮。最近は「ワールドオーダー」というダンスパフォーマンスユニットを率いていて、ボーカル、作曲もやっています。歌はフツーに上手いです。作曲も、手慣れています。ワールドオーダーといわれてもピンとこなくても、「スーツ姿でロボットダンスをする日本人」というと「あー!」という人も多く。むしろ海外での評価のほうが高い人ですね。 実は才能があるのは音楽、ダンスパフォーマンスだけではなく、若い頃は手作りでミサンガを作ってクラブで売っていたりしたそうです。手先も器用なんですね。「材料費数百円のが作ると2000円くらいで売れたのでいい小遣い稼ぎになりました」とテレビ番組でいっていました。文才もあって、面白い文章を書く人ですよ。ただ時々どこまで本気なのかオカルチックなことを言い出すのが「天才ゆえ」なのか。 あとは、神田うのさんも多才ですね。奔放な天然ボケタレントとして世に出た彼女ですが、実はクラシックバレエ界では中学生くらいの頃から「日本のバレエ界を担う才能」と期待されていたそうです。ところがああいう性格ですから、どうにも本気にならない・笑。そうこうするうちにテレビタレントになって売れてしまい、本人はそれでよかったようですが、バレエ界はあんなに才能がある子だったのにとガッカリだったみたいです。 その後結婚して、どっちが先だったかは忘れましたが自分の名前のファッションブランドも立ち上げました。フツーこういうタレントのブランドなんてのは本人が名前を出しているだけか、よせばいいのに口を出して人気がなくなって潰れるかどちらかなのに、結構な人気ブランドだそうですよ。ウェディングドレスってレンタルでも40万円くらいするような結構なお値段で、つまりそれだけ高くても売れるというか人気だということですね。 どこぞの御曹司と結婚するという女性タレントの王道パターンでしたが、その御曹司の会社が潰れかかるというのもまたお約束。ところが彼女の人脈と助言で会社は回復、つまり潰れかけた会社を立て直しちゃった。その手腕を目の当たりにした創業者の義父は息子より嫁を全面的に信頼するようになったなんて話もありますね。「うの会」なる女性タレントの会もあるそうで、芸能界にもニラミをきかせているようで盤石の体制ですね・笑。
お礼
eroero さん、こんばんは。 >まず思い浮かんだのが、須藤元気さんです。 私も一時期 K1 に熱中したクチですが、何だろう・・急につまらなくなりましたね。 インタビューでの受け答えを聞いてると分かりますが、彼ってクレバーな青年ですから、その辺りを見越していたのかも知れない。 それにしても須藤選手の名前の由来 「 がんばれ元気 」 、あれは大学生の頃でしたかねぇ、私にとっても特別な漫画の一つでした、勿論今も我がコレクションの端に連なってます。 >引退してしばらくするとパフォーマーとしての才能を発揮。最近は「ワールドオーダー」というダンスパフォーマンスユニットを率いていて、ボーカル、作曲もやっています。歌はフツーに上手いです。 何度も観た訳じゃありませんが、スーツを着た集団がやるパフォーマンスですよね、確かに面白い。 >あとは、神田うのさんも多才ですね。 彼女ってね、そのお顔はともかく、育ちの良さがいい方に出た女性だと思います。 自然な権高さ・さほど嫌味がないタカビーな女性って、我が日本では希少生物でしょう、パチンコ屋の若旦那に嫁いだというのも面白いじゃないですか。 仮に世間体を気にするなら、先様が幾ら大金持ちでもパチンコ関係は二の足を踏むはずです。 さて調べましたら日拓ですか、その筋での別名が 「 ボッタク・・ 」 とか、それはさて置き我々世代には懐かしい名前でして、東映フライヤーズの後を受け、且つ現日本ハムの前身であった日拓ホームフライヤーズの経営母体だったらしいですねぇ、一つ勉強になりました。 回答ありがとうございます。
いつも書き終えてから回答が浮かぶ 悪い癖がでまして すみません。 もう一つ書いていいですか? >畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。 堤清二さん。西武流通グループ代表、セゾングループ代表などを歴任。 西武グループ創業者の父への反抗心から、東大入学直後に共産党に 入党したり、詩人としても室生犀星詩人賞を受賞したり、寡作ですが 小説家・辻井喬としても活躍しています。 世間は清二が跡を継ぐと思っていたら妾腹の長男ということで弟の 義明が後をつぎます。 清二は3流百貨店だった西武百貨店を、売上高日本一の百貨店に 成長させます。背景にはDCブランドの展開や、無印良品、ファミリーマート、 雑貨店のロフト、WAVE、大型書店のリブロなどの事業展開には清二の感性の 高さがあったればこそだと思います。 ブレーンとして田中一光、山本耀司らデザイナーとの交流の中から、無印良品の 企画が生まれ。糸井重里による「不思議、大好き。」「おいしい生活。」 などのキャッチコピーは西武百貨店を80年代文化のシンボルとして印象付け ました。 エルメス、ラルフ・ローレン、イブ・サンローラン、アルマーニ、ミッソーニ などを日本の百貨店で最初に導入しのも西武百貨店でした。 鉄道や地域開発という本家の王道のステージに拘らず、流通という セカンドステージで彼にしかできない、義明には真似のできない一時代を 築いたのはまさに堤清二という人の才能所以のことでしょう。 さらに、実業家と作家という二足の草鞋を履く。思えばすごい才人です。 1980年後半には当時百貨店売上高首位の三越を抜き、西武が日本一の百貨店 になりますが、ラルフローレンと提携した西武百貨店は、鎌倉ともう一店舗 路面店を設ける約束をしていました。 その時、原宿の旧電電公社総裁公邸跡を商業ビルにする計画があって よいタイミングで店舗が確保できたのだといいます。80年代後半はまさに 大きな時代の変革期だったのですね。
お礼
ex さん、こんばんは。 第2弾、ありがとうございます。 興味深い回答を賜った為、またもやお礼が長くなってしまいますが・・。 >堤清二さん。西武流通グループ代表、セゾングループ代表などを歴任。 紛う事無き才人でしょう、先進性そして経営的手腕も確かにありました、諸事地味な義明さんよりも、周囲に対するアピールの度合いは数段上との印象です。 ただどうなんでしょう、その一方で清二さんは才人にありがちな、己が才能を食い散らかしていたという印象がない訳ではない、経営にロマンを持ち込み過ぎたとの印象も拭えない、バブルが弾けて以降その点がマイナスに作用したんじゃないでしょうか。 無論長引くデフレ傾向に依り、小売業全般・・取り分けデパートに冬の時代が到来したという状況もありました、構造不況業種という御指摘もその通りで、以降西武流通グループは苦戦を強いられる事となる。 因みに破綻したヤオハン・インターナショナルとは多少の御縁がありまして、当時の印象を申し上げれば、バブルという蜜を舐めた小売業界・・特にヤオハン・グループ和田総帥は、当面日本経済は冬の時代に止まるという我々の認識及び時代に逆行した果てし無い膨張主義に走り、支援銀行団の制止を振り切って転換社債・ワラント債・・つまり直接金融に依る資金調達に奔走した挙句、以後破滅への道をひた走る事になります。 西武然りヤオハンもそうですが、まあその強気路線に根拠がない訳ではなかった、バブル崩壊後の数年で100兆円規模の資産が失われたとはいえ、それでも尚我が国の個人金融資産は突出した世界一という背景がありましたから。 但し一度急降下した消費マインドは、羹に懲りた分その後長く深く進行するデフレ傾向と深くシンクロし、低迷したまま今に至ります。 >世間は清二が跡を継ぐと思っていたら妾腹の長男ということで弟の 義明が後をつぎます。 堤家に於ける人間関係の錯綜振りと剥き出しの近親憎悪は、そこいらの小説を遥かに超え他に類を見ない、君島家然りでして、腹違いの兄弟の仲の悪さは理解出来ますが、あそこは血を分けた兄弟も憎み合っておられる。 堤康次郎氏の最初の正妻に男のお子さんはおられませんでしたが、確か廃嫡された長男がおりましたね、清に清二・・何とも紛らわしいのですが、義明氏の御生母は後妻にすらなれず、生涯日陰の身で通さねばならなかった境遇が、幼い義明氏のその後に何等かの影響を与えたんじゃないでしょうか。 >鉄道や地域開発という本家の王道のステージに拘らず、流通という セカンドステージで彼にしかできない、義明には真似のできない一時代を 築いたのはまさに堤清二という人の才能所以のことでしょう。 真っ当な経営者という事であれば、恐らく清二氏に軍配が上がった事でしょう、何せ義明氏に於ける税金逃れの手腕は、ダルビッシュのツー・シームにも匹敵する一級品、グループ企業の利益がかつての大魔神佐々木のフォーク並みに消えもした、御尊父康次郎氏が身罷った後の相続税も殆ど払っちゃおりません。 上場会社であった西武鉄道以外のブループ企業は、株の持ち合いと巧みな損益の操作で、法人税すらまともに払わない時代が長く続きました。 そんな西武鉄道グループを支配したのが、コクドという未上場の持ち株会社、そしてそのコクドに帝王として君臨したのが総帥堤義明・・という構図でありましたが、あの規模且つ著名企業グループの総帥でありながら、義明氏が長らく一流の経済人と認知されず、胡散臭さを身に纏っていた最大の理由は、その辺りにあるんじゃないかと思います。 >1980年後半には当時百貨店売上高首位の三越、を抜き、西武が日本一の百貨店になりますが、 百貨店業界は仁義なき引き抜き合戦の応酬との印象、言い方を変えればトップ人事の垣根が無い、例えば何かと悪名が高かった三越の岡田社長が粛清した坂倉芳明常務を、堤清二氏が拾い上げて西武百貨店の副社長そしてその後社長に据えた、その時期が池袋店売り上げ日本一の時期と重なります。 ところがその後清二氏と対立した坂倉氏は、紆余曲折を経て三越社長へと返り咲く、あの業界は似た様なトップ人事がそこいら中に転がってますね、決して珍しい事じゃありません。 西武 & 東急の渋谷戦争なんてのもありました、1号店2号店そしてパルコに象徴されるお洒落な西武 VS 垢抜けない東急・・という構図でした、確かに昔の東急本店や東横店なんて凡そ若者が足を向けるデパートじゃなく、客の年齢層も高かったですね。 ずっと渋谷で遊んでいた私は、その頃の状況をよく覚えておりますが、渋谷駅を降りハチ公前をかすめてスクランブル交差点を渡った若者の足は、スライス気味に西武百貨店から丸井方向そしてパルコの並び・・、つまり公園通りへ向かうというのが圧倒的。 そこから例えばスペイン坂辺りを経て、宇田川町・センター街へと回遊しておりまして、当時の道玄坂はラブホテル・ストリップそして飲み屋街という程度の印象でしかなく、若者の足が向く事は少なかったように思います。 そんな状況下で、金城湯池渋谷に於ける復権を狙い東急が放った渾身の一矢が 「 渋谷109 」 、あの店の存在が公園通りへと客足を誘因する西武優勢に待ったを掛け、以降特にギャル層を道玄坂方向へと誘う事になります。 >80年代後半はまさに大きな時代の変革期だったのですね。 仰る通りで、こと経済に限定すれば80年代後半から90年代初頭に至る時期は、日本経済の大きな端境期だと思います。 戦後綿々と続いたパラダイムの崩壊、・・と同時に新たな価値観の発生がまさにその時期でありまして、戦後日本経済をそれ以前それ以後とに隔てる大地溝帯が横たわっている、そんな感じでありましょうかねぇ。 回答ありがとうございました。
- ノーバン(@nobound)
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一行二行の質問より、こういうエピソード入りの方が面白いですし、中曽根さんの97才にも驚きますね。 回答しようと思ったのは、まさに職場の不満を上司に言ったら、「だったらやめれば。」と言われ、どうしようかと悩んでいたので、職場の不満のくだりは目からうろこでした。 社会に疎いので、ご質問の回答はよくわかりませんが、アリストテレス(旧いです) はそうとう多方面において、知を愛する哲学者だったと聞いています。現在の哲学者からもそうとう支持を受けているそうです。
お礼
nobound さん、おはようございます。 >回答しようと思ったのは、まさに職場の不満を上司に言ったら、「だったらやめれば。」と言われ、どうしようかと悩んでいたので、職場の不満のくだりは目からうろこでした。 長引く不況に依る需給の力関係の固定化と流動化した労働力、それ以上に企業側の利潤を求める意識の尖鋭化に依り、バブル以降の20年間が、企業と社員との関係に大きな化学変化を齎せました。 今はもうやんちゃや我儘が許される土壌が無い、「 辞める 」 ・・という一言を発したその瞬間から、事務的な手続きがただただ粛々と進められるだけでして、どんなに有能な人であろうと引き止められる事が基本的にはありません。 お悩みはお悩みとして、その辺りは意識の片隅に織り込んでおられたほうが宜しいでしょう、吐いた唾は飲めない・・覆水も盆に返りませんから・・。 それと大変僭越ながらアドバイスの真似事を少々・・、私は基本的に瞬間湯沸かし器です、直ぐにか~~~っとなる。 ですから喧嘩した方が得な場合は構わず喧嘩しちゃいますが、ここは一番・・我慢という時には一言の不満も洩らさず 「 忍の一字 」でぐっと堪えます。 嫌な仕事だって同じ、冷静に考えて逃れられないと判断したら、明るく二つ返事で引き受ける、引かれ者の小唄 や 負け犬の遠吠え ってのが、一番惨めですから・・。 誰しも理性で抑え切れない怒りや悲しみそして苦労、或いはそこに準拠する悩みが生じる事がある、生活との兼ね合いで我慢せねばならない局面も少なくない、そんな時どうするか・・、我が人生最大のどん底時代を思い浮かべるんです、あれに比べればどうって事ないと・・。 私はそうしておりますが不思議と心が沈静化します、そんなもの大した事ない・・と、時には高を括るのが大事な局面もあるんじゃないでしょうか。 >社会に疎いので、ご質問の回答はよくわかりませんが、アリストテレス(旧いです) はそうとう多方面において、知を愛する哲学者だったと聞いています。現在の哲学者からもそうとう支持を受けているそうです。 歴史上有名な哲学者にして政治学に自然科学他、あらゆる分野に造詣が深かった、まさに万能の才人といっていいお方でしょうねぇ。 回答ありがとうございました。
- sqqrcxvx
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isokenさんこんにちは。ご無沙汰しております。 前回お話ししたのは真冬でしたが現在は桜前線北上中、早いものですね。 >総理在任中に存在感を示した数少ない政治家の一人に、中曽根康弘さんという方がおられます、 この人の忘れられない俳句があります。既にKさんへの回答で述べたので二番煎じとはなりますが厚かましくも再掲します。 「暮れてなお命の限り蝉しぐれ」 忘れられません。中曽根さんにとって総理退任間近の欧州歴訪で、宿舎の部屋を訪れた随行員の東郷和彦にその場で仕上げて手渡したそうです。 中曽根さん自体を好きではないのです。尤も人間的に好きになれそうな政治家などいない訳で。八百屋へ出向いて魚を売ってくれ、の類になりましょうか。 政治家としても人間としても評価の対象ではなく、単に権力欲の権化と思ってますが。でも彼が旧制静岡中学時代に野球に熱中した逸話。これを聞いて少し中曽根嫌いも収まったかな?野球の好きな人は皆善人(笑)コジツケになりますね。 マッカーサーも陸士時代に野球部でした。 >そんな中曽根氏の有力なブレーンの一人が、世に高名な伊藤忠商事元会長の故瀬島龍三氏、但し御存じの通りこの方は元々商社マンじゃありません。 かつてよく思ったのですが・・。彼の容姿容貌は「島耕作」に出てくる大企業のエクゼクティブ。ピッタリじゃありませんか。スマートで太ってなくメタルのフレームが似合う。 >陸軍大学校を主席で卒業した秀才にして、満州国作戦参謀から大本営中佐参謀・・、辻政信とはまた違ったタイプの帝国陸軍の典型的なエリート官僚でしたが、敗戦が彼の運命を一変させる事となります。 ほとんど大本営から出た事がなかった彼が、よりによって終戦直前に満州軍転属に。この謎を何か文献で探りたい気持ちです。 俺、小・中で一番だったんだぁ程度の輩では陸士海兵には合格できません。その中の選良が陸大へ進み、その1番。どんだけぇ!ですね。 >11年間のシベリア抑留そして帰国・・、その辺りの顛末は山崎豊子氏著 「 不毛地帯 」 を参照頂ければと思いますが、糸ヘン商社からの脱皮を図っていた当時の伊藤忠商事に三顧の礼を以って迎えられ、全く畑違いの商社で頭角を現して以降とんとん拍子に出世・・、同社会長・経済団体の重職を歴任した他土光臨調で参謀役を果たすなど我が国の政財界で重きを成し、95歳で波乱に満ちたその生涯を閉じました。 入社後に「棚卸」と聞いて、棚から荷物を降ろすのか、と思ったと自伝にあります。ただ仰るが如く、糸へんからの脱皮を図っていた会社側の意向と彼の資質が合致したのでしょう。 そういえば伊藤忠と似ている丸紅の現社長は糸へん部門出身ですね。デザイナーズブランド なるものを考え出し、評価を受け、今日に至る・・ >他方瀬島氏が旧ソ連のスリーパーだったという説も根強い あり得ますね。そう言わざるを得ない。あの気象気候条件で11年間生き延びるのは実際問題難しいですから、普通では。 >その辺りを含めて瀬島氏の生涯は一片の小説ですね、それも途方も無くスケールが大きい・・。 彼の事を怜悧という人もいます。それは否定しません。一方で彼が知人友人の依頼を受けその家族・縁者の就職成就の為走り回っていたとの証言もあります。 また彼が11年の抑留後帰国し故郷富山へ戻った際には、小学校時代(もう少し上の学校だったか?)の旧友たちが宴席を設け歓談しました。その写真を見ましたがその数は写っているだけでも10数名から20名位。冷たい秀才だけの男ならこれ程は集まらない。 >さて今の職種・部署が合わない・・、故に自分本来の能力を発揮出来ないとお嘆きの諸兄が時々おられるようです、大なり小なり仕事に不満は付き物ですが、では環境さえ違えば状況は激変するものなのか、私はそうは思わない。 はい私の事です。よくぞ聞いて頂けました。仰る通り、ガラッと環境が違っていたらいか程の事が出来たのか、と言えば現状とさほど変わりなかったでしょう。 良い先輩同輩に巡り合うという事も人生では大切でしょう。 巨人に高卒で斎藤という投手が入って来た時に藤田は言いました。「君には横手投げの方が向いている」。 >以上前振りが長くなりましたが、畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。 これに関する真っ当な回答は他に多数出ると思いますので、逆説的にお答えします。 ショーンKことショーン・マクアードル川上、あるいは川上伸一郎さん。今週話題の人です。学歴・職歴欄で・・ *テンプル大卒 実際には新宿にあるテンプル大日本校に10か月位在籍。 *パリ第1大へ留学 実際にはパリ大が主催した公開講座を覗いた。 *ハーバード大MBA 実際には誰でも受講できる公開講座にお金を払い3日間聴講。 *米国でコンサル会社に勤務 日本からメディアが問い合わせたが確認できない。 *米国でコンサル会社設立(1995~) 同じく確認できない。 *都内にオフィスを構えている 取材によれば雑居ビルの一室で6畳程度の間取り。本人が出入りする様子はない。 よくもまあ言ってくれたな、やってくれたな(笑)です。実態はささやかな人生だったのですね。皮肉ではなく彼の事が好きになりました。久しぶりに明るい?話題です。彼は真のエンターテイナーなんですね。前から感じの良い人だなとは思ってましたが。 このまま「あの人は今」へ移行してほしくない。この国は極端に振れますから、一度あいつはダメだとなれば復活は難しい、残念です。 何とか芸能界に残れませんかね何らかの形で。善人だと皆が思っていたら実はとんでもない人だった、というキャラ専門で映画やTVドラマに。結構役そのもの需要はあると思いますが。脇役でたくさん出てほしいです。 >畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。 決して今回のこのテーマを皮肉るつもりなど毛頭ありません。お気に障ったらご容赦ください。ショーン川上の事が嫌いではないのです。 経営コンサルタントなる肩書は嘘でしたが、ハーフ(実はクォーター)・パリ・留学・ハーバード・MBAといったこの国の人々がヨワいワードを駆使する手法は或る意味コンサルでした。 彼とlong goodbye にはなりたくありません。
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sq さん、おはようございます、お久し振りでした。 それにしても桜・・もう直ぐですね、我が家は例年この季節には隅田川沿いに赴き、桜を愛でた後は蕎麦屋を覗いて一杯やるのが恒例。 最近のお気に入りは両国の 「 ほそ川 」 、ミシュラン掲載店でありまして確かに美味いが、庶民の食べ物のはずの蕎麦が最近では驚くほど高い、腹一杯食べようと思えば3000円程度は覚悟せねばならない、何だかなあです。 さて本題、 >中曽根さん自体を好きではないのです。尤も人間的に好きになれそうな政治家などいない訳で。八百屋へ出向いて魚を売ってくれ、の類になりましょうか。 政治家全般に関しては全く仰る通りです、ここ最近でも不倫に詐欺紛いそして買春・・、公募で当選して来た連中にも見事にろくなのがおりません、安易に公募に頼るのは如何なものかと思います。 但し個人的に最も嫌悪感を感じるのは、クリーンだけを売り物にした無能な連中、 「 君達を養うのに一体幾ら掛かると思ってるんだ、それに見合った仕事をしろ !」 ・・と。 その点中曽根さんは出来る人ではあった、首相在任中の功績は認めざるを得ないでしょう。 ただ私は10代の頃に中曽根さんを告発したルポを読みましてね、確か殖産住宅その他の疑惑に関して記されていたと記憶しておりますが、 「 ああ、こいつはワルだ 」 ・・と、彼に対する先入観が刷り込まれたのはその時です。 その一方でかつての民主党政権のような、クリーンな無能はそれ以上にもううんざり、最近も返済不要型奨学金を公約として掲げましたが、一体その金をどこから捻りだすのか。 結局絵に描いた餅であった 子ども手当・高速道路無料化・高校授業料無償化・農家への戸別所得補償も然りですが、彼等には財源という観念が大きく欠けている、加えて不況時に事業仕分けなんてのをアピールし、デフレに拍車を掛けた政治センスの無さにはただただ呆れるばかりでした。 何やかやと言われつつも、安倍政権が長期化し且つそれなりの支持率を保っているのも、悪夢の3年半があったればこそでしょう。 つまり今の我が国に無能でクリーンな松平定信は要らない、資本主義的重商主義政策を取った田沼意次のほうが余程まし・・、国民意識の最大公約数を勝手に推測すれば、そんなところに落ち着くんじゃないでしょうか。 >ほとんど大本営から出た事がなかった彼が、よりによって終戦直前に満州軍転属に。この謎を何か文献で探りたい気持ちです。 あれは転属じゃないと思います、一説に依れば、無条件降伏という天皇の聖断を承服し難いという空気が支配的であった関東軍に暴発の恐れを感じた参謀総長の命を受け、元満州国作戦参謀の彼が説得に出張ったが、即時の帰国命令を無視して現地に残っていたところをソ連兵に捕まったというのが真相らしいですね。 >俺、小・中で一番だったんだぁ程度の輩では陸士海兵には合格できません。その中の選良が陸大へ進み、その1番。どんだけぇ!ですね。 瀬島氏が書いた作戦命令書は一分の隙も無かったらしいですね、それこそ毎度完璧な出来栄えだったとの事・・。 >あり得ますね。そう言わざるを得ない。あの気象気候条件で11年間生き延びるのは実際問題難しいですから、普通では。 極寒のシベリア・・、ただ生きるだけでも大変な土地だったろうと思います、地獄の沙汰もソ連という閻魔様の匙加減一つだったという推測が、最も説得力を有しますね。 そもそも将校の強制労働自体が全くの国際法無視・・、ただその点に関しては我が国も口を閉じざるを得ない、 「 戦場にかける橋 」 というものが実際ありましたし・・。 あの橋が掛かっているタイ・カンチャナブリという場所に何度か行きましたが、周辺に連合国の共同墓地が何ヵ所かあるんです。 主としてオーストラリア兵が埋葬されているのですが、観光コースに組み込まれているようでして、そこに出向くと大概オージーのツアー客と出会っちゃう、そんな時に日本人として何となく後ろめたさを感じましてねぇ・・。 さてマルクス・エンゲルスが共産主義に込めた理念と理想は確かに素晴らしい、ただ神ならぬ人間が触れる事で、大きな化学変化を齎すというイマジネーションが足りなかったんだろうと思います。 >ショーンKことショーン・マクアードル川上、あるいは川上伸一郎さん。今週話題の人です。 学歴・経歴詐称に関してはこの際置くとして、彼って誰に対しても腰が低いとっても良い人らしいですね。 最近はイケメンという言葉の大安売りですが、久し振りに本当の男前を見たと思いました、そりゃもうカッコいい、整形疑惑もあるそうですがそれぐらいいじゃないかと・・、そもそもちょっとやそっといじったぐらいで普通あの顔にはなれませんよ。 但しテレビで経済関係のコメンテーターをするほどの人に関しては、我々も商売柄どこかで聞いた事がある人が殆どなんですが、ショーンさんに関しては見事に誰も知らなかった。 テレ朝もどこから探して来たものやら・・。 回答ありがとうございました。
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お礼
kamejrou さん、おはようございます。 >山崎さん主人公の壱岐正に特定のモデルはいないと言われたが 瀬島さんでしょうし疑いようもない 全く仰る通りであの小説を読む限り、瀬島さんの生涯がストーリーの骨子になっているのは恐らく間違いのないところ、依って質問文に余計な注釈は入れませんでした。 まあ渾身の大作です、読み切るのに少々骨が折れますが、後にダグラス・グラマン事件の主役となる旧日商岩井の海部八郎氏のモデルも登場させておりまして、読み応え十分ですね。 伊藤忠を始めとする大手商社もかつてはあんな細かい商売をしていた・・、戦後日本が辿る復興への軌跡を知る為に、若い方にも是非読んで頂きたい本の一つ。 ・・と同時に、深田祐介氏著 「 神鷲( ガルーダ )商人 」 もお勧めしたい一冊、かつてインドネシア駐在員のバイブルと呼ばれた当著は、生贄と称された根本七保子さん・現デヴィ夫人の前半生を軸に、戦時倍賞・・所謂紐付き円借款の利権を巡って蠢く、政治家・商社・右翼の在り様が克明に記されております。 当時インドネシアを巡る利権争いは 木下産商 ( 後に三井物産に吸収される ) VS 東日貿易・伊藤忠商事 JV という構図でありましたが、JV のバックには大野伴睦・河野一郎そしてフィクサー児玉誉志夫という名だたる大物が控えておりました。 興味深いのは、当時まだオランダ領であった西イリアンへの侵攻作戦を意図していたスカルノ大統領が、その立案を伊藤忠商事嘱託にして元帝国陸軍参謀の瀬島氏に委ねたい意図があったという伝聞でありまして、河野一郎と児玉誉志夫を介してその後の中曽根康弘と瀬島龍三がここで結び付く・・、つまり点と点とが繋がる訳です。 >中曽根さんに瀬島さんと言う事でしたら >私は吉田茂に白洲次郎が直ぐ浮かぶのです 国破れて山河あり・・、全てに自信を喪失していた敗戦直後の日本に於いて、背筋を伸ばし決して卑屈にならずに GHQ と渡り合った数少ないお人との印象があります、有能且つ男のダンディズムを貫き通したスーパーマンですね、昭和中期以降の一時期忘れ去られた感があるのが不思議なくらいです。 >同じ事は後藤田正晴さんにも言えるのでしょう >この二人の事は佐々さんの「我が上司後藤田正晴」に詳しいので >もし未読でしたらisoken さんには面白い読み物でしょう 不世出の官房長官といえば、後藤田正晴さんを置いて他にはおられないでしょう。 何せ中曽根内閣の鼎の軽重でした、旧内務省出身で警察庁のトップ・・言うなれば官僚機構のドンと言って差し支えなかったろうと思います。 故にあらゆる情報が彼に集まる事となる・・、恐らく彼の存在がなければ中曽根さんが長期政権を担う事もなかったろうと・・。 さて佐々淳行氏・・、このおじさんのコメントは恐ろしく歯切れがいい、個人的には好きな人物の一人です。 そんな佐々氏がかつてこんな事を申しておりました、 「 田中角栄さんですか・・、あの方ほど警察官に評判がいい政治家は他におりませんでした 」 ・・と。 「 どうだ、飯は食ったのか?」・・と、目白御殿で立哨の任に当たっていた警察官に、角さん自ら一々声を掛けていたらしいですね、何せ雲の上の人ですからねぇ、仮に私だって感激してファンになっちゃいます、さすがは今太閤にして稀代の人たらし、苦労人の角さんらしい逸話でしょう。 これは余談なのですが、もう8~9年前になりますかねぇ、私が千代田区の一番町だか二番町を歩いておりましたら、とあるマンションの前に佇んでいる立哨の警官を見掛けたんです。 要人の私邸前で警備に当たる光景はたまに目にしますが、マンションは珍しい・・という事で、興味を持った私が問いかけましたら、そのお巡りさんも暇だったんでしょう、小声で教えてくれました 「 元総理大臣 ! 」 ・・と。 なるほど、小泉さんはこんなところに住んでいるのかと・・。 最期になりますが、佐々氏の著書に於いて瀬島氏の一件を言及していないとすれば、草稿或いは編集の段階で削除したのだろうと思います。 ソ連関係の好ましからぬ人物と瀬島氏が接触している確証を掴んでいた佐々さんは、その社会的抹殺を後藤田氏に何度も進言したらしいですよ、反響を恐れた後藤田氏が一存で握り潰したんじゃないでしょうか。 回答ありがとうございました。