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よき聞き手って本当に成功する条件でしょうか?
最近、聞く・聴くことが少し注目されたと思いますが、それでも実際は話し方のうまい人や、話の内容が充実している人の方が、目立ったり、チャンスをつかむ力を持っていると思います。それでも、よい聞き手になるメリットとは何でしょうか。自分自身が学べて、よい話し手になる土壌をつくれるとか、話を聞いてあげることで誰かの支えになれるということでしょうか。
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まず初めに、間違っていけないのは話の流れや構成は、聞き上手であれば上手くなければなりません。話し方の上手い人はやはり聞き上手だと思いますよ。 ただ単にうなずいて聞いてくれる人を聞き上手というのは間違いだと思います。 それは否定されないだけで話しやすかった。というだけで本来の聞き上手とは違います。 実際、悩みのときはいいけど、気持ちが落ち着いているときには、その相手を聞き上手だなって思わないでしょう?なんか黙っててつまらない。このひととは上手く会話ができない。と言われると思います。 それを踏まえた上で、聞き上手の一番のメリットは、自身が常に成長する可能性を維持でき、相手の力を利用しながらすすめることができるのだと思います。 平たく言えばネタが切れないからだとおもいます。 簡単には、明石家さんまさんを想像すると良いかもしれません。 は?あの人はおしゃべりで成り立ってる、あの人こそ典型的なしゃべりで目立ってチャンスを掴むタイプと、あなたは思われるでしょうか? 確かにトークとの能力としても一流だとおもいますが、 例えばさんま御殿など、ゲストのネタをいじりオチまで誘導する。 落とすときにオーバーアクションで笑いを増幅させているかも知れませんが、基本他人のネタです。つまり聞き上手。それぞれのネタのおそらく一部だけをみて、瞬時にだれとあわせて聞くのか、だれに被せればいいのか。前の爆笑ネタのオチのフレーズがうまくあわせられないか。という笑いの構成をつかんで、一言目の、それでxxxはどうやねん。から3往復ぐらいの展開を考えて話を聞き始めますよね? さんまさんが珍しく怒るときの多くは、この緻密な計算を話し手が意図を汲めずに自分でつまらなくしてしまったり、不自然にオチを作ろうとしたときですよね。これは聴き手からすれば、折角3手先を誘導しているのに2手目でぶちこわされたからです。 同じようなタイプであれば黒柳徹子さんや、タモリさん。 いずれもゲストのエピソードを上手く転がすことで何十年もトップに君臨していますよね。 彼らが話すエピソードも面白いですが、思い起こせばあまり彼ら自身の話ってそれほど記憶が無いでしょ? でも若手芸人たちは、一生懸命自分のネタ、ネタが飽きられてきたらエピソードをはなします。ゲッツから安心してください履いてますよまで。ヤリ倒して一年で使い捨てへ。 すこし聞きたいことと違うと思われるかも知れないですが、イメージとしてはそんな感じです。 話題が豊富といっても、講演できること、パーティーで話すことなどいつかはネタが切れます。講演などでは、講演者よりも経験豊富なひとの前で話すことは非常に難しいでしょう? でも、もし聞くことを許されるタイプの会であれば、自分の主張を参加者のエピソードに交えて誘導することも、まるで経験者が自分のロジックをサポートしてくれているようなかたちで持っていく事さえできます。 この司会役をこなせる人こそ聞き上手であり、気が付けば話題の中心なのでは無いでしょうか?
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- tkmn_001
- ベストアンサー率16% (45/268)
目立つことに注目されているのでしたら、聞く・聴くことで相手の性質や話の本質を見極める力が付いていきますので、結果として話すのも上手くなります。(無駄な会話を学んでいるので、ポイントだけ掻い摘んで話せる) そもそも相手と話すわけですから、その場の空気や相手を知らないと上手いことも言えません。そういう意味でも、聞く・聴くことが重要です。
- kurokuro_siro
- ベストアンサー率12% (337/2674)
話をしてくれる人が「承認欲求」を求めているタイプだと、この「聞く」という方法がすごく有効ですね。
- o09080706o
- ベストアンサー率10% (279/2617)
昨今は世知辛いので、聞き過ぎ(ヒアリングと称して自分より偉い人に時間を大きく使わせてしまう)で嫌われるという人もいると思うので、トピックを絞って話をする機会とのさじ加減だと思います。
- bekky1
- ベストアンサー率31% (2252/7257)
【それでも、よい聞き手になるメリットとは何でしょうか。自分自身が学べて、よい話し手になる土壌をつくれるとか、話を聞いてあげることで誰かの支えになれるということでしょうか。】 ここが大事なのですが、自分の言いたいことはいつも同じです。 効率的に受け入れられるようにというスキルアップは自分ですればいい。 ただ、相手のニーズ(話の内容、真意)を正確には、相当の練達を必要とするのです。 当の本人がよくわからずにしゃべりっぱなしも多い。 後から確認しても、そういったけ?などもよくあること。 自己矛盾にだって気がつかない。 言った言わないの争いごともよくあることでしょう? ならば、自分がこうしたい、あーしたいとばかりの発言をする人はいないでしょう? アレはどうした?これはどうした? それから?と 疑問を投げかけることも半分以上だろうと思うのは当たり前。 人から聞き出す、あるいは、聞き出すことなく、相手がいうことに耳を傾け 何を言ってるかを判断するのが、コミュニケーションの最初一歩です。 相手のことを理解するに、話を聞く、何をいいたいかを判る。 それに賛同するか、どうかはまた別です。 まずは、聞く、だから、相手の支えになるとか、良い話し相手になるとかとはほとんど別。 相手のニーズを満たすために’聞き上手’になるわけではない。 渋谷のスクランブルを歩いたことはありますか? 相手の’都合だけ’考えていたら、あの時間内には渡れない。 自分の行きたい方向を見失わず、短時間で相手の行き先方向を読み、 衝突しないように、さらに同じ方向の人を見つけその後をついていくなどなど。 会話も同じことです。 相手を支える? それって美味しい?というほどに論点が違ってます。 介護における、話を聞くというのは、相手を対等の存在としてコミュニケーションをしているという’スタイル’を取るだけのこと。 何も、相手を承認する=賛成するとか、命令?に従うとかそういうことではないでしょう? まずは聞かなきゃ、中身がわからないからに過ぎないだけのこと。 成功の条件としては、占い師ならokでしょう。 相手は、いいことを言ってもらいたい、でも不安があるから占いに行く。 相手を読むことで生業として成立する。
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3622)
話の上手い人は人を引きつけることは出来ますが、話下手の方から話をうまく引き出せるかといえばそうではありません。 成功するためには、自分だけの視点、価値観、アイディアだけでは難しい場面も多いはずです。 よき聞き手であるということは、十分に必要な条件ではないでしょうか。 ※企業の「お客様アンケート」も、聞き出すことに力を入れているからでしょう。 うまく話せない人の中にも、すばらしいアイディアや意見を持っている方がいます。 こういう方は得てして、話の上手い人の前では萎縮してしまいますし、何か話してよといっても「何もありません」と言いかねません。 そういう他の人では決して聞き出すことが出来ない、埋もれそうなものをうまく引き出せることが、よき聞き手であると思います。 ですが、聞いて終わりではなにも始まりません。 その引き出せたものをどう生かすか、生かせるか。 これが重要になるのではないでしょうか。 よき聞き手であることは必要条件ですが、それだけではダメだろうと思います。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
相手の意見を否定しながら対応するよりは、相手に意見で納得できないところがあってもそ理由を聞きだすように促す相づちをするのが、一番効率的にいろんな意見を聞けて、相手の機嫌を損なわないで最大の情報量を引き出せるから、だと思います。